タイトル『夜』 昨日のバイク事故ご報告2024年10月16日（水曜日）犯人逮捕

ループ

　戻らないで…。そう心が問いかける。

　日中の日差しは強く、ギラギラしている。

　夜と違う点は、しーんと静まり返った雑多があるかないかだ。

　町並みが静まりきり深々と夜が更けてゆくのと引き換えに、

　昼間とは太陽が支配する帝国といえようか…。

　人の往来も甚だしい。ギラツク太陽が胡散臭い。

　人々は涼を求めて彷徨う旅人のようである。

　戻らないで…。そう問いかける心がある。

　日中とは必ず一日の間に訪れて去って行く。

　その旅人とは、いかんせん、なまじ息遣いが荒い。

　呼吸が速くなる。人々の往来が激しいとは呼吸困難になりそうだ。

　町の往来を避けながら進むのだが、都会とは喧騒である。

　もの悲しく、しぶとい・・・。喧騒であり、深々へと続く道である。

　昼間を通らなければ、深夜とは訪れないのですから…。

　ずっと寝ていられれば楽なのだが、人間とは楽して生きられない生き物である。

　深々と帽子を被り、人の往来を直進する。まるで勇者のようである。

　しかし、人間とは、欲深く、こんな往来の仲にも生きがいを求める。

　何かの意味を見出そうとするのである。そしてループする毎日に嫌気が差す。

　早く夜になればいいのに・・・。人疲れした背中と腰が訴えている。

　何もなければないで、鬱蒼と茂ったジャングルに嫌気が差す。

　人間模様とはいつの世も変わらない。千変万化のようでいて飽きが来る。

　そんななかでも今日一日を生きている自分という存在がいる。

　感謝という言葉が不意に出てくるのも、こんなジャングルがあるからだろう。

　缶コーヒーを購入して電子決済で携帯で支払う。ポイ活のおかげだろうか。

　広告とゲームの繰り返し・・・。久しぶりに外に出ればそこには荒野が広がっている。

　モンスターでも出ないだろうか。外に出るたびに思うのだが出た試しはない。

　前例がない理に身を馳せたがるのも、人間だからだろうか。

　同じく来た道を繰り返す。今日何度目だろうか…。

　繰り返す日常。繰り返す日々。私は深夜の訪れを楽しみに待っているのだ。

　誤字脱字が多い記事を修正できる時間。頭の中で繰り返し記録した模様。

　パステルカラーはメモ帳のように広がっている。

　喫煙所がまだ都心にて残っているのは感謝だろう。

　黙（モク/煙草）のにおいがまったくしない。

　バリアフリーの場所が増加した都心の一等地にて、煙草を燻らせた。

　今日という日に感謝をして、やり過ごす日々へと思いを馳せる。

　ブラックコーヒーは間違えて購入した甘ったるいミルクの味がする。

　もう一間、歩こうか……。ループは続く……。

　深夜までは日が長い。