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短編小説

BMI:14.8

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夫婦茶碗もその前の文章も私の中では「恋愛」である。

別にいまさらランキングを気にするならば、書いた文章を削除はしない。

後世に恥じない文章とは、なんであろうか。

残しておきたいならば、削除はしないだろう。

私はこの時点で作家になりたいのではないことは明らかとなる。

「美しいものを見たよ!」これでもない。

脈絡もなく書き始めて、なんとなく人生を生きている。

多少お金に困っても、「いつかはなんとかなる」とふんぞりかえる。

犯罪をおかしてまで、お金を入手したいとは思えない。

それならば、餓死を選ぶだろう。

窮屈とは、無力を生む。これは、金銭もそうだが、無気力さとは、

怠惰を生むのであろう。その曖昧な汁を啜る。

人間とは、労働しなくてもよいのに、働くように出来ている。

そして、「恋愛」に戻るのだが、私には向いていないらしい。

結婚もしたことがなく、そうした夜の営みもしたことがない人間。

非常に体験はとぼしく、地の文章を好む人間である。

興味がないといえば、嘘になるのだろう。

お金儲けに走る中で、結婚や恋愛を犠牲にしてきた。

私が反対の立場ならば、私とは付き合わないだろう。

お互いに嫌な思いをするのならば、最初から失わずにすむ。

お付き合いもしなければ、そこに人間関係は生まれない。

散歩をしていて、「桜がとても綺麗だった」。

ソメイヨシノがぴんっと伸ばしていた。

いくほんもの腕から美しい花びらを誇らせる。

私は自然が好きだ。人間はあまり好きではない。

BMI:14.98 (BMI:26.27)

体重は毎日、0.1kgずつ減っている。リバウンドはあまりない。

一度食べ過ぎてしまい、元の体重へと戻ったくらいであろうか。

不思議なことに、0.1kgずつしか減らなかったものが、

突然に20kg減になっていた。毎日0.1kg×31日で=3.1kgのはずである。

肉体の構造とは面白くて、食べ物を三食きちんと摂取する。

一日に10kmは散歩をする。足りない時は、少し遠くまで遠征する。

毎日睡眠を7時間以上はとる。これまでの逆をしているだけである。

それだけで、一ヵ月後には、20kgの減量ができた。

ほとんどは、エンシュアHとラコールNFで増加した体重。

それが元に戻っただけである。人間とは欲深い生き物だ。

ここまで減量できると、もっと減らせるのではないかと思うようになる。

最近は過度な減量から「ふらつき」「めまい」「転倒」などが頻繁に起きている。

人間の身体とは、本当に不思議である。何もしていなくても、警告を与える。

鉄分が足りないよ。失ったミネラルをきちんと採取しましょう。

気を失い、転倒した時も、急な運動不足が、仇となった。

実は最近は、三寒四温の季節で、雨が長く続いた。

そのために散歩をさぼっていた。だから体重もなかなか減らない。

新陳代謝が良いのか、汗を一杯かくために、リバウンドを避けられていた。

その代わり、本来ならば、30kgは減量できていたはずなのに、達成できていない。

続けるとは難しい。昨日からまた10kmずつ歩き始めた。

訪問看護師さんは、そんなことは無駄だからやめなさい。

会うたびに、「頬がこけたね・・・・・・」。

どうして、人が、努力し始めると、励ましたり、努力を認めないのでしょうか。

「あなたには、それは出来ないよ」だったり、「その夢叶うのかね?」

この言葉しか聴いたことがありません。私はそのたびに思います。

口だけは達者でやらない集合体なんだなって。

それに影響を受けてやめてしまったらいままでの努力が水の泡です。

これが日本社会の現状だとは理解しています。

私がこれまでも数十年間、努力し始めるたびに、「そんなことは出来ないよ!」。

でも、そういう人に限って、同じ日々の繰り返し。何の努力もしていません。

私は思いました。こんな人間と同じでいいのだろうかと。

嫌だと思いました。本気で変わりたかったからです。

夢や出来ない!と言う人のほとんどが「のほほん」と生きている輩ばかりだった。

努力などもせずに、会社のために犠牲を払っている振りをしている大人。

そんな人間と同じにはなりたくはない。

医師までが最近は毎回口にする。

「水風呂は入っていないだろうね?」

「いえ、はいっています。」

「もう!死んじゃうよー!?」

人間は簡単には死なないですって・・・・・・。

私は、現状に甘んじずこれからも馬鹿にされ続けたいと思います。
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