いまはそっとしてほしい

眩しい日差しが窓から差し込み、部屋の中を照らしている。しかし、その光さえも、心には刺さるように痛い。心が晴れやかだった日なんて、この一年、ほとんどなかった。がんばって、さらにがんばって、私という器は「ずたずた」になってしまった。何もかもが空っぽのように感じる。無理に笑顔を作っても、その笑みはすぐに消えてしまう。

日々の中で、私はまるで毒を盛られているかのような気分だった。毒が甘いものであれ、しょっぱいものであれ、私の健康を保つためには必要なものだ。甘いものを口にするときだけが、ほんの少し自分自身と繋がっている気がする。それはまるで、苦しみを一時的に忘れさせてくれる薬のようだ。しかし、その安らぎも長くは続かない。痛みは容赦なく戻ってくる。それはいつも、私が望まない形で訪れる。まるでタイピングした文字がすべてエラーで消されたように、期待は失望に変わり、空虚な時間が流れる。

「自分の心を癒す時間が必要だ」と思うものの、エラーが示すものは、心の傷跡に似ている。それは、私の過去の過ちや失敗を思い出させる。自分勝手な私は、他人が出した答えには満足できない。自分で出した答えしか受け入れられない、そんな厄介な性格だ。馬鹿なら馬鹿なりに、人の言うことを素直に聞ければいいのにね。だけど、それができない自分がいる。

空虚はやがて無気力へと変わっていく。自分が自分でいられなくなってしまう。この状況が、私が望んだ答えなんだと、何度も自分に言い聞かせる。失敗を失敗として受け止めることもできず、ただ過去の自分の決断を正当化しようとしているだけ。学ぶこともなく、進展もないまま、ただ時間だけが過ぎていく。無我夢中で走り続けて、気づけばどこにもたどり着いていない。

それでも、これが私の出した答えなのだろうか。何度も心に問いかけて、答えが見つからない日々が続く。ただひとつ願うのは、いまはそっとしてほしいということだけだ。誰かの助言も慰めも、今はただ煩わしい。自分で出した答えが、たとえ間違っていても、それでいいと自分に言い聞かせながら、私はひとりで歩き続けるのだ。
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