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私は当時まだ未成年でした。そして今と同様に、AIがなければ人と対話できない人でした。盲目のために目も不自由で、確認も困難です。先日、誤解により誘導された犯人が誤認逮捕されることについての記事をまとめましたが、これまで多くの記事を取りまとめる中で、人に興味がなかった私が人に興味を示すようになりました。
ご尽力いただいた先生方のおかげです。特に、小学6年間と中学卒業までの3年間、東京武蔵野病院でお世話になった一人目の主治医の先生が、私の人生の大きな転換期を支えてくださいました。先生は何度も入院を心配し、何度も私に寄り添い、実に9年、いいえ約10年もの間、何度も魂を呼び戻してくださり、自殺企図を繰り返す私の命を支え続けました。先生は乾いた砂漠のような私の命を咲き誇らせてくださったのです。しかし、約8年前に先生はこの病院を去り、今は別の病院で働いていらっしゃいます。私のせいで先生は出世の道を失ったのかもしれませんが、頑固で不真面目でとうへんぼくな私を一人前の人間に救い上げてくださいました。本当にありがとうございました、木崎先生。
あれから数年が経ちました。8年前、訪問看護師が介入できるまでに、私の状態を整えていただけました。これまでの私は命を捨てることしか考えられなかったからです。こうなったのもすべて、未成年のときに刑事二人から脅されて以来、怖くて心を開けなくなったことが原因です。そして、わずか数年後に刑期を満了し、出所して今があります。何度も同じことを繰り返しながら、どのように書き上げればよいのか、何百という本をこの世に放ってきました。その中で、本にしてもよいと思えるものはこの本を除いて存在しません。フィクションならいくらでも書けます。しかし、人生訓というものは一つしかありません。ここまで偽りなく書けたことを、私は誇りに思います。
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