10 / 10
10話 一緒に。
しおりを挟む
空太には再びバンドを始めるということは言っていたけどまさかこいつもやるとは
ましては俺の家に一緒に住むなんて意味がわからない。なんで親は同居なんか許可したんだよ。笑 どうせ父さんが決めたんだろけど。笑
「え? まぁバンドやり直すのはわかるとしてもなんで同居すんだよ。」
「蒼介の父さんに蒼介と一緒にもう一回バンドをやりたいので同居させてくださいって言ったらオッケーもらっちゃった。」
「まじかよ。そんなにあっさりオッケーだしたの。」
父さんと空太は俺の家で遊ぶときによく話していたりしてなんだかんだ昔?から仲が良いからすんなりオッケーを出したんだと思う。昔からかぁ。そんなに記憶ないな。
時々思う。昔の記憶的なのがどうも思い出せないことを。バンドをしていたことだけ覚えている。なんだろうなぁこの感じ。ここ数日間辰巳夢愛という名前を聞いてから
もやもやとした感情が頭の片隅を駆け回る。そろそろこのもやもやに終止符を打ちたいがまだ思いだせそうにもない。でも事故ってなんだろう。考えても無駄か。
「で!!蒼介一緒に住ませて!!!お願いします家賃半分払うから」
「いやそれは当たり前だけど。えぇどうしよう。てか高校とかはどうしたの?」
「あぁやめたよ!そんぐらい蒼介とバンドしたいしまじでやりたいから」
こいつまじか。とは少し思ったが顔がガチだから断るにも断れない。
「まぁ本気なら別にいいよ。」
「まじで!ありがとう! 蒼介はどっかのメンバーに入ってるの?俺この間面接いって受かったばっかだよ」
「俺は入ってるけど...ちょっと待って。入ってるの?もう?」
「うん入ってるよ」
普通に考えればこのあとの展開は予想できるはずだがこのときは気づかず
スルーしてしまった。
そこから色々話して状況は大体理解してきた。整理すると俺がまたバンドを始めたことを聞いて空太もまたやりたくなったらしい。それで俺の父さんに頼み込んで一緒に住むことの許しを得たそうだ。俺は俺の状況適応能力にびっくりしている。
それと忘れていた明日はバンドに来てほしいと瑠衣から連絡が来ていた。
前回あんな感じの別れ方をしたから次行くのは少し気まずい。
まぁ俺があの時何も言わなかったからっていうのもあるんだけど。
__________________________________________________________________
「ねぇ瑠衣明日蒼介くると思う?」
「え?こないの?なんでなんかあったっけ?」
「あぁいや。なんもないや...気にしないで。」
「そー?ならいいけどなんかあるなら言ってねー?」
そっかこの前の蒼介とのことは瑠衣には言っていないから私達が若干気まずいこと
知らないのか。なんか悪いこと聞いちゃったな瑠衣が気にしたらどうしよう。どうしようかな私からも連絡した方がいいかな?瑠衣がしたって言ってたし大丈夫かな。
あーもうどうしよう!考えるほどわかんないし会ったときに接しづらくなっちゃうよ
結局私は蒼介に連絡はしなかった。とういうよりできるない。する勇気がない。
_________________________________________________________________
「おいもう寝てくれ。俺明日バンドの集まり行くから。」
「えぇもう寝ちゃうのー?歓迎パーティーは?」
「もう充分すぎるぐらいしただろ。じゃおやすみ。」
今の時間はもう2時。4時間ぐらい空太の歓迎パーティーとかなんやら意味のわからないことに付き合わされた。とりあえず明日は、いやもう今日か。はバンドに行く事は決めていた。とりあえず疲れたので寝ることにした。
「おっっっっっっっっっっはよー!!!!」
「いっでぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
最悪の朝。これから毎日寝てるとき上に乗られると考えると本当に最悪の朝だ。
今の時間は9時あと2時間後には行かないと行かない。
「あ、俺も今日こっちのバンド行かないといけないから2時間後家出る」
この時点でいくら鈍感でも流石に気づくけど俺らはなぜか気づかない。
「おぉ一緒なんだ」
「じゃあ途中まで一緒に行くかー」
そして2時間があっという間にたち俺らは一緒に家を出た。
ましては俺の家に一緒に住むなんて意味がわからない。なんで親は同居なんか許可したんだよ。笑 どうせ父さんが決めたんだろけど。笑
「え? まぁバンドやり直すのはわかるとしてもなんで同居すんだよ。」
「蒼介の父さんに蒼介と一緒にもう一回バンドをやりたいので同居させてくださいって言ったらオッケーもらっちゃった。」
「まじかよ。そんなにあっさりオッケーだしたの。」
父さんと空太は俺の家で遊ぶときによく話していたりしてなんだかんだ昔?から仲が良いからすんなりオッケーを出したんだと思う。昔からかぁ。そんなに記憶ないな。
時々思う。昔の記憶的なのがどうも思い出せないことを。バンドをしていたことだけ覚えている。なんだろうなぁこの感じ。ここ数日間辰巳夢愛という名前を聞いてから
もやもやとした感情が頭の片隅を駆け回る。そろそろこのもやもやに終止符を打ちたいがまだ思いだせそうにもない。でも事故ってなんだろう。考えても無駄か。
「で!!蒼介一緒に住ませて!!!お願いします家賃半分払うから」
「いやそれは当たり前だけど。えぇどうしよう。てか高校とかはどうしたの?」
「あぁやめたよ!そんぐらい蒼介とバンドしたいしまじでやりたいから」
こいつまじか。とは少し思ったが顔がガチだから断るにも断れない。
「まぁ本気なら別にいいよ。」
「まじで!ありがとう! 蒼介はどっかのメンバーに入ってるの?俺この間面接いって受かったばっかだよ」
「俺は入ってるけど...ちょっと待って。入ってるの?もう?」
「うん入ってるよ」
普通に考えればこのあとの展開は予想できるはずだがこのときは気づかず
スルーしてしまった。
そこから色々話して状況は大体理解してきた。整理すると俺がまたバンドを始めたことを聞いて空太もまたやりたくなったらしい。それで俺の父さんに頼み込んで一緒に住むことの許しを得たそうだ。俺は俺の状況適応能力にびっくりしている。
それと忘れていた明日はバンドに来てほしいと瑠衣から連絡が来ていた。
前回あんな感じの別れ方をしたから次行くのは少し気まずい。
まぁ俺があの時何も言わなかったからっていうのもあるんだけど。
__________________________________________________________________
「ねぇ瑠衣明日蒼介くると思う?」
「え?こないの?なんでなんかあったっけ?」
「あぁいや。なんもないや...気にしないで。」
「そー?ならいいけどなんかあるなら言ってねー?」
そっかこの前の蒼介とのことは瑠衣には言っていないから私達が若干気まずいこと
知らないのか。なんか悪いこと聞いちゃったな瑠衣が気にしたらどうしよう。どうしようかな私からも連絡した方がいいかな?瑠衣がしたって言ってたし大丈夫かな。
あーもうどうしよう!考えるほどわかんないし会ったときに接しづらくなっちゃうよ
結局私は蒼介に連絡はしなかった。とういうよりできるない。する勇気がない。
_________________________________________________________________
「おいもう寝てくれ。俺明日バンドの集まり行くから。」
「えぇもう寝ちゃうのー?歓迎パーティーは?」
「もう充分すぎるぐらいしただろ。じゃおやすみ。」
今の時間はもう2時。4時間ぐらい空太の歓迎パーティーとかなんやら意味のわからないことに付き合わされた。とりあえず明日は、いやもう今日か。はバンドに行く事は決めていた。とりあえず疲れたので寝ることにした。
「おっっっっっっっっっっはよー!!!!」
「いっでぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
最悪の朝。これから毎日寝てるとき上に乗られると考えると本当に最悪の朝だ。
今の時間は9時あと2時間後には行かないと行かない。
「あ、俺も今日こっちのバンド行かないといけないから2時間後家出る」
この時点でいくら鈍感でも流石に気づくけど俺らはなぜか気づかない。
「おぉ一緒なんだ」
「じゃあ途中まで一緒に行くかー」
そして2時間があっという間にたち俺らは一緒に家を出た。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
好きな人がいるならちゃんと言ってよ
しがと
恋愛
高校1年生から好きだった彼に毎日のようにアピールして、2年の夏にようやく交際を始めることができた。それなのに、彼は私ではない女性が好きみたいで……。 彼目線と彼女目線の両方で話が進みます。*全4話
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
白衣の下 拝啓、先生お元気ですか?その後いかがお過ごしでしょうか?
アーキテクト
恋愛
その後の先生 相変わらずの破茶滅茶ぶり、そんな先生を慕う人々、先生を愛してやまない人々とのホッコリしたエピソードの数々‥‥‥ 先生無茶振りやめてください‼️
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完】愛人に王妃の座を奪い取られました。
112
恋愛
クインツ国の王妃アンは、王レイナルドの命を受け廃妃となった。
愛人であったリディア嬢が新しい王妃となり、アンはその日のうちに王宮を出ていく。
実家の伯爵家の屋敷へ帰るが、継母のダーナによって身を寄せることも敵わない。
アンは動じることなく、継母に一つの提案をする。
「私に娼館を紹介してください」
娼婦になると思った継母は喜んでアンを娼館へと送り出して──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる