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1章 異世界から来る死体魔術師
我儘王子との対面
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カンカンカンッ!
「あの…」
「何だ?」
「これがシャルルク王子ですか…?」
手錠をされ足や手に壁から繋がる鎖がしっかりと繋がれた白髪の短髪に黒い瞳を持つ青年は何度も叫びながら錠を揺らしていた。
「何だお前!俺を誰だと思ってる?俺様はシャルディ国の第二王子であるぞ!」
あ、王子で間違いなかった…
「シャルルク様、この者は異世界から召喚されし異世界人でございます。先の戦にて勝利に貢献したドクロと申す者です」
「異世界人だと!?その事は父には伝わっているのか?」
「既に部下のものが伝えてるはずです」
「そうか…おい!そのドクロとやら」
「何ですか?」
「何の能力の持ち主だ?」
能力って事はチートの事だろうか?
「まだこの世界に来て間もないですし、自分の能力がどういうものか完全には分かりませんが死体を操る事が出来ます」
「死体を操る能力か…聞いたことも見たこともない能力だな。傀儡術師は見たことあるがそれとはまた違う能力なのだろう」
「自身の能力はあまりどうでもいいのですが、これからの待遇はどうなるのですか?」
「お前の能力を察するにこれから研究所にて研究者兼魔術師として身柄保護を続行する形になるだろう」
「研究所?」
「魔法や解剖など死体を扱う場所でもある」
「なるほど…あ、もう一つ質問いいですか?」
「何だ?いってみろ」
「どうしてシャルルク王子は敵国から狙われていたのですか?」
「それは俺が治癒力の持ち主だからだ」
「治癒力?それって珍しいの?」
それを答えたのは隣にいたアルディだった。
「珍しいに決まっているだろ!治癒力といえば傷や魔力を回復する力…それを持つのはほんの少数でしかないのだ」
「そんなに希なんだ…」
「おい!アルディ!既に戦が終わった今外に出る必要はなくなった。よって王宮から出る事はないから早く錠を外せ!」
「ははっ!」
アルディは言われた通りに錠を外す。
「はぁ…やっと自由だ。アルディ!後は任せたぞ」
「かしこまりました」
「あの…」
「何だ?」
「これがシャルルク王子ですか…?」
手錠をされ足や手に壁から繋がる鎖がしっかりと繋がれた白髪の短髪に黒い瞳を持つ青年は何度も叫びながら錠を揺らしていた。
「何だお前!俺を誰だと思ってる?俺様はシャルディ国の第二王子であるぞ!」
あ、王子で間違いなかった…
「シャルルク様、この者は異世界から召喚されし異世界人でございます。先の戦にて勝利に貢献したドクロと申す者です」
「異世界人だと!?その事は父には伝わっているのか?」
「既に部下のものが伝えてるはずです」
「そうか…おい!そのドクロとやら」
「何ですか?」
「何の能力の持ち主だ?」
能力って事はチートの事だろうか?
「まだこの世界に来て間もないですし、自分の能力がどういうものか完全には分かりませんが死体を操る事が出来ます」
「死体を操る能力か…聞いたことも見たこともない能力だな。傀儡術師は見たことあるがそれとはまた違う能力なのだろう」
「自身の能力はあまりどうでもいいのですが、これからの待遇はどうなるのですか?」
「お前の能力を察するにこれから研究所にて研究者兼魔術師として身柄保護を続行する形になるだろう」
「研究所?」
「魔法や解剖など死体を扱う場所でもある」
「なるほど…あ、もう一つ質問いいですか?」
「何だ?いってみろ」
「どうしてシャルルク王子は敵国から狙われていたのですか?」
「それは俺が治癒力の持ち主だからだ」
「治癒力?それって珍しいの?」
それを答えたのは隣にいたアルディだった。
「珍しいに決まっているだろ!治癒力といえば傷や魔力を回復する力…それを持つのはほんの少数でしかないのだ」
「そんなに希なんだ…」
「おい!アルディ!既に戦が終わった今外に出る必要はなくなった。よって王宮から出る事はないから早く錠を外せ!」
「ははっ!」
アルディは言われた通りに錠を外す。
「はぁ…やっと自由だ。アルディ!後は任せたぞ」
「かしこまりました」
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