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第三章

指導依頼1

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<後輩の指導依頼1>
 
 ボッシュさんに防具の改良をお願いしてから三日たったので、訪問する。その間は防具なしなので空の容器に回復薬を作ってギルドに販売するという形でお金を稼いでいた。商業の都市らしくあまり高くは売れなかったが、ちょっとした稼ぎにはなったし、何より鑑定してもらった武器や防具を使いこなす訓練に当て込むなどで時間を費やしていた。 
「利久君、どんな感じになってるか楽しみだね。」 
「そうだな、エリオットさんが作ったものだって言ったときに、ボッシュさんの目の色が変わったからな~。予想がつかないさ。」そんな会話をしつつ歩いていく。 
 
 「こんにちは、先日伺った者ですけど、居られますか?」そう言いつつ店の扉を開け入っていくと、 
「いっらしゃいませ」この間の女の子が返事をしてくる、そして、思い出しのたのかちょっと待ってて下さいと言って、この間と同じように奥の部屋に入っていく。 
その間、今回購入しようと思っている物を選んでると、 
「おう、待たせたようだな。」 
「あ、いえいえ、大丈夫ですよ。前回見ていた中で今回購入しようと思っていたの選んでましたから。」 
「そうか、お眼鏡にかなうのがあったかい?」 
「はい、いくつか今回買わせてもらいます。それで、この間お願いしていたのはどうなったでしょうか?」 
「修理は勿論のこと改良もしてある、とりあえず装備してくれ、もうちょっと微調整しないといけないかもしれんからな。」そう言って、この間預けた防具をそれぞれに返してもらい見につけていく。 
「どうだ、きつい所とか動かしにくいってところはないか?」そう言われたので、体を動かしてみるが、お互い何も違和感がなかったので、 
「大丈夫のようです。前とほとんど変わらないし動かしやすいですよ。」 
「そうか、そりゃよかった。前のはおそらく体の成長には多少対応してあったようだが、予想以上に代わったから窮屈になっていたようだからその辺をいじったのとちょっとばかり防御力を上げておいたからその辺のいる雑魚のモンスターじゃ傷一つつかないようにしといたぞ。」さりげなく、かなりの付加価値をつけているようだ。 
「大変だったんじゃないですか?」 
「いや、そんなこたーない、その辺りも見越してあいつが造ってたようだから、そんなに手を入れてはないし、なにより久々にあいつを感じられたからうれしかったってのもあるな。」とてもうれしそうに返事が返ってきたので、それ以上の事は言わなかったが、後は金額面かなと思い、 
「それで、いくらお支払いすればいいですか?」 
「そうだな~、二人分で金貨一〇枚かな。あとは、お前さん達が今買おうとしているのも込みでだ。」 
「いいんですか?あと金貨三枚分ぐらいありますよ。」 
「構わねえ、あいつの作ったのを見れたってだけでも俺はうれしくて仕方ないからな。あとは、ウエストフォール家の紹介ってのもあるのさ。お世話になってるしな。」ここでも兄さんの勤めているお店のおかげのようだ。 
それから、お金を支払い店を出ようとしたした時にふと目に入って来たの物があるので、 
「あ、この守りの腕輪ってどんなのなんですか?あと金額も教えて貰えます?」と聞くと、 
「ん?それか、攻撃を防ぐ膜みたいなのが出来るそうなんだが、あんまり役に立たなかったって言って返品くらったやつなんだよ。ただ、ダンジョンから出た物らしいんだが、微妙すぎて売れない物だよ。魔力を込めれるらしいんだが、あいにくと俺はそんなにないから分からんのだ。もし、いるなら、ただでいいぞ」 
「え、いや、ただってわけにはいかないでしょうから、銀貨四枚で買わせてもらいます。」そう言って銀貨四枚を出し渡すと、すまんなと言って受け取ってもらう。そして、又何かあったら、よろしくなと言われ俺達は店を出てギルドに向かうのだった。変える間に守りの腕輪に魔力を込めてみるのだった。なお、俺達の国では術力と言ってたが、世間一般では魔力と言う事なので、俺達もそれに合わせることにしているのだった。 
  
 指定された日にギルドに行くと、サブギルドマスターのトッポさんが俺たちを見ると手招きをするので、その場所へ移動する。 
「時間よりちょっと早いようだが、おはよう二人とも。」 
「おはようございます、トッポさん」「おはようございます」返事を返す。朝の九時にギルドにといわれていたのだが、時間前一〇分にギルドにきたのだ。 
「いえ、指定依頼なのでちょっと早めに来たんですよ。」 
「そうか、その考えは依頼した側への信頼度アップにつながることだ。」 
「そうですかね?」と俺は亮の方を見ると、亮はさぁといった感じになっているが、 
「いや、時間にルーズな奴は何事においても守らないということにとられるから次の依頼とかが回ってこなくなるのさ。つまりは、この時点で俺のお前さん達の信頼度はアップしたってことさ。」 
「そうなんですね、ありがとうございます。それで、今回の依頼の教える人達はどこにいるのですか?」 
「ああ、そいつらは訓練場で装備の再チェックをさせている。ので、移動しようか。」 
「「はい」」俺たちはトッポさんのあとをついて移動するのだった。 
 
 訓練場につくと、男女合わせて四人が話しながら装備点検をしている様子が見える。その様子を見てそんなに経ってないのだが懐かしく感じてしまう、自分たちも最初はあんな感じだったなと、、、 
トッポさんが近づいていき声をかける。 
「装備の点検は終わったか?」 
誰か来たのか分かったのが慌てながら、戦士の格好した男の子が返事をする。 
「は、はい。点検、お、終わりました。」緊張して感じで答える。 
「わかった、が、まだ今から始まるんだから、今から緊張してどうする。」と、緊張を解きほぐすような顔で対応するが、やはり、四人とも緊張した感じが抜けないようだ。だが少し落ち着いたのか、俺達がいるのに気が付き 
「トッポさん、後ろにいる方は?」 
「ああ、お前さん達の指導をしてもらうようにお願いした二人だ。」そう言うと、四人は顔を見合わせ微妙な顔になり返事をする。 
「指導という事ですが、僕たちとそんなに変わらない年のようですが、、、?」 
「ああ、あんまりお前さん達と変わらんよ、というか、この二人は未だ一四才でお前さんより一つ上でしかない。が、経験に関してはかなり上の部類になる。」 
「一つ上でそんなに経験しているんですか?信じられない。」と疑問に思ったのだろう顔に出ている。 
「そうだ、まぁ、今は言葉だけだから信じられんだろうが、実際に目でるしかないだろうな。いわゆる、百聞は一見に如かずってことだ。」と、ぴしゃっと言い切ってしまったので、男の子は黙ってしまう。 
「とりあえず、暫くは一緒にやってもらうから自己紹介からして貰おう。まずは、二人からな。」俺達の方を見て行ってくるので、 
「はい、了解です。自己紹介とのことなんで、名前は利久です。職業は剣士になるかな、一応魔法は使えます。武器は刀と槍がメインかな。」とあいまいな感じで自己紹介をする。 
「じゃあ、次は僕だね。名前は亮と言います。職業はシーフになります。魔法は闇、使う武器は短剣です。後、利久君は言わなかったけど、僕達は九州国出身だよ。」と、俺達の名前と出身の国を言うと、なんとなく分かったのか、疑心の顔が少し無くなる感じを受けた。 
「利久さんと亮さんですね。僕の名前はショウといいます。職業は戦士です。魔法は少し強化が使えるぐらいですが、武器は一通り使えます。でも、主に使うのは片手剣と盾を使用した戦いになります。」そう自己紹介をしてきたのは、質問してきた男子で髪は少し赤身がかかっており身長も俺より少し小さいぐらいだが、おそらくは、この四人の中ではリーダーなのだろうと思えた。 
「じゃあ、次は僕だね。僕の名前はユウと言います。職業は魔法使いです。使える魔法は、火・土・闇の三種類です。」次に自己紹介してくれたのはいかにも魔法使いと言った服装をした男子だ。 
「次は私ですわね。私の名はユリナと申しますわ。職業は弓使いになりますわ。使える魔法は風のみですわ。」語尾にわをつけて話すのと服装もちょっとばかり高級な感じだ。なので、それなりの家柄なのかなと思ってしまった。 
「最後は私だな。私の名は杏夏きょうか。職業は魔法使いよ。ただし、使えるのは水と光のみ。だから主に回復役を担っているというか、そればかりを中心に学んできたから、戦闘はあてにならないよ。」と、髪を短く切り上げ外見は男の子っぽいが女子だ。 
お互い自己紹介が終わったので、トッポさんが 
「さて自己紹介も終わったようだし、暫くはこの六人で各種依頼をこなしていってくれ、それからショウ達に言っておくことがある、俺が良いと言うまでは利久と亮以外のものと組むのは禁止だいいな。」かなり強い口調で釘を刺す言葉で言うと、 
「は、はい、分かりました。」とびっくりしながら返答をしている。 
「よし、なら、早速今から依頼を受けて頑張って来い。」そう言うと訓練場からトッポさんは俺達に頼んだぞと言いながら去っていくのだった。 
「じゃあ、早速依頼板を見て今日やれそうなのを見に行こうか。」そう言うと、ショウ達は頷いてくれたので、移動する。 
 依頼板の前に来てみてみると、やはり簡単なのしかなかった、仕方ないのでその安価で基本的な依頼の薬草探しを選択し、 
「さて、今日の依頼だけどはっきり言って基本中の物しかなかったので今日はそれを選んで終わらせようと思う。」 
そう言って、依頼の内容を説明する。 
「うわ、無茶苦茶簡単な依頼ですね。それを今日するんですか?」と言った返事が返ってくる。 
「そうだね、基本中基本の依頼だけど、ランクを上げたりするにはこういった地味なものでもこなしていくしかない。それに、この依頼をこなすものがいるから傷薬や回復薬が出来て自分たちの命の危険を守ってくれるんだから、文句は言えないさ。それに、生きていくにはこういったことも大事な事さ。」 
「分かりました。」と納得はしてくれたようなので、依頼書をもって受付に行き必要数を確認して薬草の生えている場所に向かうのだった。 
 
 薬草の生えている場所に着くが、ショウ達四人は肩で息をしている。 
「おいおい、大丈夫か、たしかに初日だけど緊張しすぎだぞ。」 
「そうそう、これからずっとこんな感じでの生活をしていかなくちゃならないんだから、もうちょっとリラックスしていこうよ。」亮が笑顔で言う。俺と違ってこんな時は亮は人懐っこい顔になるから気を落ちつかせれるのだ。 
「え、いや、モンスターが出てきたら戦わなくちゃいけないから、、、」他の三人も同じ考えだったのか頷いている。 
「そりゃあ、敵が出てきたなら戦わなくちゃいけないけど、そんなんじゃ戦う前に疲れてしまうよ。だから、最低限の警戒をしつついつでも戦えるようにしないとね。まぁ、これから徐々に慣れていくといいさ。」 
「そ、そんなもんですかね?」そんなもんさと言い返す。 
「さて、休憩をはさんで薬草探しをしよう。」 
そう言って、収納袋からコップを人数出して水を注ぐ、そして 
「ほい、とりあえずこの水を飲んで一息入れてくれ」と渡す。勿論、回復薬入りの水だ。そのことをしらないまま飲んだ四人は、すっと体が軽くなるのが分かったのか、 
「さっきまでの疲れが」「なんか体が軽い。」といった感想を口々に言っている。亮は分かったのか俺の方を見て、ニヤっとしてくるのだった。 
それからは緊張がほぐれたのか、薬草を予定数より集めることが出来た。その帰り道に気持ち大きめのワイルドボアを見つけたので、そいつを狩って帰ることにした、四人は無理だとなんだといったのが聞こえたのか、俺達を見つけ突進してくるのが見えた。四人はひぃぃと言った感じになってしまったので、俺と亮は武器を構え 
「とりあえず、武器を構えろ、そして、防御態勢を取るんだ。」と言って慌てて構えさせた。 
そして少し離れてからこちらに気を向かせるために、石を投げ当てると、向きをこちらに変え突進してくる。 
「亮あれを頼むぜ。」「了解」そういつと亮は闇刃シャドーカッターを発動し足を止めさせる、その間に身体強化をして石突をすると、脳震盪を起こしたようにふらふらとなったので、そのまま突き殺す。 
「終わったな。」「そうだね。」一応死んだのを確認すると、防御態勢を取っている四人に 
「終わったから防御態勢をとしていいぞ。」そう言うと、態勢を解き近づいてくる。 
「すごいですね。本当に二人で倒しているし」「亮さんは魔法を唱えてないですよね?」戦いを見ていたのか疑問を口にしてくる。 
「魔法はずっと唱えていると無詠唱で出来るようになるよ。何事も経験の積み重ねだよ。」唱えていないことに対し亮が説明をする。 
「そうそう、経験経験、今後やっていく中で出会うと思うから、焦らずにしっかりとやっていくしかないさ。さて、持って帰るか。」 
「でも、どうやって持って帰りますの?」 
「ああ、持って帰るのは大変だけど、俺の場合はこうやって持って帰るのさ。」そう言って収納袋を少し開け、ワイルドボアの後ろの両足をもって袋に前足を入れるとスポンと入って消えてしまう。 
「え、それって収納袋だよね。そんなのも持っているんだ。すげぇ」と杏夏が言ってくる。 
「ん、まぁ、貰い物だけどね。さ、帰ろう、このボアを売って金に換金しよう。」四人は俺達の動きを見て経験者は違うというのがちょっとだけ分かってくれたようだった。それから一週間は薬草探しなどの簡単な依頼をこなさせたのだった。 
俺達の稼ぎはぐっと減ったがその分をギルドが補填をしてくれたので、そこまではないのが救いだった。そして俺達は、そろそろモンスター退治もさせてもいいのかなとトッポさん、亮と打ち合わせをするのだった。 
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