16 / 20
患者さん?(間者さん?)
しおりを挟むジジちゃんババちゃん改めじ~じとば~ばが帰って来て
早速の親バカならぬジジバカ、バババカ全開になりつつある中
皆を呼べる様にと練習させられました。
ちょっと疲れて寝て起きても
じ~じとば~ばが側にいて
ずっと私の観察をしてたみたい。
じ~じとば~ばは
旅をしながら身体に良いと言われる温泉巡りをしてたんだって~!
別に体調が悪いとかではないんだよ?
よく腰が痛い人とか
怪我をした人とかが
湯治?として行くのとは違って
普段から温泉に入って健康に!
って感じなんだって。
いいな~!
私も温泉入りたいな~!
ポカポカ身体の中から温かくなって気持ちイイんだよね~!
今はまだ赤ちゃんだから入れないけど
大きくなったら
じ~じとば~ばと
それから皆とも温泉入りに行きたいな~。
家族旅行だよ!
早く大きくならないかな~!
そうだ!
暫く温泉入りにいけないなら
私のフミフミセラピーで
身体の中からポカポカにしてあげよう!
宰相さんが前に
「身体の中からポカポカした様なとても安心した気持ちになりました。」
って言ってたもん!
なのでば~ばに抱っこされたので早速フミフミセラピー開始です!
(温泉がわりに~、身体ポカポカ~)
「にゃうにゃうあぅやぅ~、
にやにゃうりぁなな~!」
ば~ばの胸元をフミフミしながら
回復魔法を発動。
温泉に入って健康に!
身体の中からポカポカと!
そんなイメージで魔法を発動すれば
わずかに出る光の色が何時もと少し違うかな?
何時もはほのかに光るだけなのに
今日はちょっと緑っぽい?
でもちゃんと魔法が発動したので大成功!
ば~ばも魔法を感じたのか大興奮!
「まぁまぁ、コレが画像にあった回復魔法ね?
私にも魔法をかけてくれるなんて、
なんて優しい良い子なの!
しかも温泉の変わりにと私の健康を気遣ってくれるなんて!」
どうやらば~ばは人の思っている事が分かるみたいです!
なら録画の仕方の説明も出来るの?
言葉を話せる前に説明出来る~!
と思ったけど違うって?
ば~ばは触れている人の気持ちが何となく大まかに分かる位で
事細かくとか
詳しくとかは無理なんだって。
残念…
でも私の気持ちをわかってくれて
とても喜んでくれるから
私も嬉しい!
今も頬ずりされながらフミフミしています。
「温泉に入ってる様に温かくしてくれるなんて、
もうアリちゃんなしでは生活出来ないわ!
コレからはアリちゃんに温めてもらうからコレから宜しくお願いしますね?」
ニコニコと笑うば~ばは毎日のフミフミをご希望です。
患者さん第二号?
いや、
毎日って、
家族だからイイけど
普通なら患者さんじゃなくてもう
信者さんとかのレベルじゃない?
人の気持ちが分かる信者さん。
間者さんとして優秀そう……
うん?
ば~ばの笑顔が一瞬ちょっと黒い笑顔になった気がするけど
えっ?
本当に間者さんだったとか?
83
お気に入りに追加
118
あなたにおすすめの小説

村から追い出された変わり者の僕は、なぜかみんなの人気者になりました~異種族わちゃわちゃ冒険ものがたり~
めーぷる
児童書・童話
グラム村で変わり者扱いされていた少年フィロは村長の家で小間使いとして、生まれてから10年間馬小屋で暮らしてきた。フィロには生き物たちの言葉が分かるという不思議な力があった。そのせいで同年代の子どもたちにも仲良くしてもらえず、友達は森で助けた赤い鳥のポイと馬小屋の馬と村で飼われている鶏くらいだ。
いつもと変わらない日々を送っていたフィロだったが、ある日村に黒くて大きなドラゴンがやってくる。ドラゴンは怒り村人たちでは歯が立たない。石を投げつけて何とか追い返そうとするが、必死に何かを訴えている.
気になったフィロが村長に申し出てドラゴンの話を聞くと、ドラゴンの巣を荒らした者が村にいることが分かる。ドラゴンは知らぬふりをする村人たちの態度に怒り、炎を噴いて暴れまわる。フィロの必死の説得に漸く耳を傾けて大人しくなるドラゴンだったが、フィロとドラゴンを見た村人たちは、フィロこそドラゴンを招き入れた張本人であり実は魔物の生まれ変わりだったのだと決めつけてフィロを村を追い出してしまう。
途方に暮れるフィロを見たドラゴンは、フィロに謝ってくるのだがその姿がみるみる美しい黒髪の女性へと変化して……。
「ドラゴンがお姉さんになった?」
「フィロ、これから私と一緒に旅をしよう」
変わり者の少年フィロと異種族の仲間たちが繰り広げる、自分探しと人助けの冒険ものがたり。
・毎日7時投稿予定です。間に合わない場合は別の時間や次の日になる場合もあります。

お姫様の願い事
月詠世理
児童書・童話
赤子が生まれた時に母親は亡くなってしまった。赤子は実の父親から嫌われてしまう。そのため、赤子は血の繋がらない女に育てられた。 決められた期限は十年。十歳になった女の子は母親代わりに連れられて城に行くことになった。女の子の実の父親のもとへ——。女の子はさいごに何を願うのだろうか。
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
かえらなかった妖精の卵
丸晴いむ
児童書・童話
むかし むかし、まだ世界ができた最初の頃の 女神と妖精の卵 のおはなし
…女神は嘆き悲しんで、太陽の子は満足げに笑っていましたとさ。
この作品は絵本の朗読動画としてこちら https://youtu.be/hSQrEYQpZMg にも掲載しています。
なろうにも掲載しています。

昨日の敵は今日のパパ!
波湖 真
児童書・童話
アンジュは、途方に暮れていた。
画家のママは行方不明で、慣れない街に一人になってしまったのだ。
迷子になって助けてくれたのは騎士団のおじさんだった。
親切なおじさんに面倒を見てもらっているうちに、何故かこの国の公爵様の娘にされてしまった。
私、そんなの困ります!!
アンジュの気持ちを取り残したまま、公爵家に引き取られ、そこで会ったのは超不機嫌で冷たく、意地悪な人だったのだ。
家にも帰れず、公爵様には嫌われて、泣きたいのをグッと我慢する。
そう、画家のママが戻って来るまでは、ここで頑張るしかない!
アンジュは、なんとか公爵家で生きていけるのか?
どうせなら楽しく過ごしたい!
そんな元気でちゃっかりした女の子の物語が始まります。
瑠璃の姫君と鉄黒の騎士
石河 翠
児童書・童話
可愛いフェリシアはひとりぼっち。部屋の中に閉じ込められ、放置されています。彼女の楽しみは、窓の隙間から空を眺めながら歌うことだけ。
そんなある日フェリシアは、貧しい身なりの男の子にさらわれてしまいました。彼は本来自分が受け取るべきだった幸せを、フェリシアが台無しにしたのだと責め立てます。
突然のことに困惑しつつも、男の子のためにできることはないかと悩んだあげく、彼女は一本の羽を渡すことに決めました。
大好きな友達に似た男の子に笑ってほしい、ただその一心で。けれどそれは、彼女の命を削る行為で……。
記憶を失くしたヒロインと、幸せになりたいヒーローの物語。ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:249286)をお借りしています。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。

【完結】イケメン旦那と可愛い義妹をゲットして、幸せスローライフを掴むまで
トト
児童書・童話
「私も異世界転生して、私を愛してくれる家族が欲しい」
一冊の本との出会いが、平凡女子をミラクルシンデレラに変える
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる