上 下
103 / 103

102

しおりを挟む

週一度はなんとか投稿していますが
来週位から年明けの来月半ば位までは投稿が出来ない可能性が高い為お休みさせて頂きます。
もし投稿出来る事があればするつもりですが全くの未定なので
折角呼んで下さる皆様にご報告させて貰いました。
今後も気長にお付き合いして頂けると嬉しいです。
では、
宜しくお願いします。

……………………………………………………………








男共のダンジョンアタック?の日取りは決まったみたいです。

私達女性陣?

ソレはほらっ、
私と和美は何時でも来れるので予定は未定です。

萌ちゃんもダンジョン自体に興味がある訳ではなく、
キャンプやらドロップ品を使った料理やら
催し物?の方が気になるみたいなのです。

「次の遠征に出発する前に一度はキャンプしに来ようかね?」

私の提案に嬉しそうに頷く萌ちゃん。

素直なイイ子や~。

流石聖女に選ばれるだけはアル。


…そんな素直で可愛い萌ちゃんも
立派に聖女として成長しつつあり、
来月には次の遠征に出発する事が
決まっている。

今回の遠征はひと月位で終る予定で
その後は…
嫌なお披露目が待っている。

皆の謝罪を受け入れたので
あまり文句は言わない様にしているけど、
衣装だけは絶対に譲らないと
コチラから注文を出しました。

絶対にドレスはNGで
セイさんや聖女様が着る様な
聖職者の正装着で、
その中でも地味目でシンプルなものをとお願いしまいた。

お披露目はまず最初に国民に向けて城のバルコニーに出て
集まった国民に手を振り、
その後にホールに集まった貴族達の前に出て紹介されるとの事。

その後晩餐会があるので
ココでドレスに着替えて軽くダンスを披露、

…との流れと聞いて即お断り。

ダンスなんて踊れる訳がない!

和美的には簡単なステップを教えれば出来ると思ってたらしいのです。

「だって、中学の時の体育祭のダンスを考えて皆の前で踊って指導する役をしてたじゃん?」

イヤイヤイヤ、
確かにしましたよ?
でもアレは各クラスの代表者が集まって、
皆で決めて、
ソレをお披露目しながら教えていくってやつで
本格的なステップのダンスとかじゃないよね?
ソレと自分もその代表者だったよね?

「え~、大して変わらないわよ?
真由美なら簡単に出来るわよ?」

なんて戯言を阻止して(温泉禁止?と囁くと素直に聞いてくれました)

ダンスも無しならドレスも着たくないと主張させて貰いました!

勝手に決めた事で
最大限考慮するとの言質を持っている私の言葉は受け入れられて

ドレスの変わりに聖職者用の豪華版にお着替えする事で合意しました。


そんな事もサクサクと決めてしまったので後は出発前に食事の準備をするだけです。

前回と違い今回は和美の手料理も入れるので
私の召喚する量も減るので直ぐに終わります。

レピ君も収納の力が使えるので
見られてはいけない物を収納して
貰い
皆の前で出してもイイ物はマジックバックに収納していきます。

両方とも時間経過がないのですがレピ君用の分はサクッと収納してもらったので
後はマジックに入れる物だけです。

コレは和美がどれだけ作るのかと
何を作るのかで入れる物が決まるのでギリギリで入れる事にしました。

今回レピ君に収納して貰ったのは

カップラーメン類
カップアイス類
スナック菓子類
エナジードリンク類
ペットボトル飲料
携帯食(スナックバー類)
薬(風邪薬、鎮痛剤等)


まだまだコチラの世界に無い物です。

カップラーメン
エナジードリンク

この2つは提案すれば直ぐにソコソコの物は作れると思っているので商業ギルドのギルマスに相談して近々世に広める事になってます。


カップ麺はうどんも作りたいので麺繋がりで私が担当。


エナジードリンク類は元騎士様のレオナルドさん担当です。


萌ちゃんには
ハンバーガー等をまずは広めてもらう事になったので
まずはこのくらいから始動します。


あまり一気に出すとギルドも大変そうなのでまずは
萌ちゃんのハンバーガーと
私のカップ麺からです。


レオナルドさんのエナジードリンクは少し時間がかかりそうだし
直ぐには出来ないかもしれないので少し落ち着いてからかな?


そうして決め事が決定してから
2日目にダンジョンキャンプです!


今回は初めてだし、
和美もまだ安定期に入ってない事、
萌ちゃんの遠征準備もある為
2泊の予定です。

体調を見て早めに切り上げるかもしれないけど様子見だからノンビリ過ごす予定です。

…まぁ、加護があるから安定期とか関係ないみたいだけど気持ち的にね?
安全第一ってね?


2日前に決めて、
あーでもない、こーでもないと
一階層にするか2階層にするか、

どの辺りでキャンプをしようか、
キャピングカーにするか
テントを張るか
等等を和美や萌ちゃん、カミオールさんとワキャワキャと話し合っていたんです。

結果的にキャピングカーを出して
色々走り
その時の気分で場所を決める。
その場所の気温や状況に応じて
テントを張って
テントでもキャピングカーでもどちらでも寝れる様にしようと決めました。

決めたんです。

女性陣4人で。

皆でワキャワキャしていてチビ王ちゃん達も一緒に決定したつもりでいただけで、

実際はチビ王ちゃん達はチビ王ちゃん達でワキャワキャお話してた様なんです。

そしてチビ王ちゃん達の方では
どうせならとキャンプ用のエリアを2日で創る事で決定していた様で

奇しくも決定した瞬間が同時だったので皆同じ決定事だと思っていた様なんです。

当日車に乗って出発すると
チビ王ちゃん達のカーナビに従いアレよアレよと2階層まで到着し、

更に進むと2階層から
3階層に降りる坂が出現しました。

驚く女性陣4人に
チビちゃん達皆が不思議顔。

聞いて無いよ!
と言えば決定したじゃんか!
となりお互いに決定事項が違う事が発覚!

そりゃ、お互いに聞いてなかったら驚くわな~!

でもまずは3階層に降りる前に説明プリーズ!

そして懐かしいフレーズ。
「聞いてないよ~~!」











しおりを挟む
感想 29

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(29件)

アップルtea
2024.04.11 アップルtea

和美さんだけじゃなく、カミオールさんもムギちゃんミルちゃんタマリちゃんを見たり、声が聞こえていたってことですか?

解除
KAI/カイ
2024.01.26 KAI/カイ

ダンジョンドロップが知識にあるものか。
うどん屋に持ち込んでないが知ってる物が出るとはな。
コンビニで見かけただけのやつもいけるのかね。

解除
∵🌊しお🌊∵

連日更新ありがとうございます。💕

もしかして、色家は色気の間違いかな…と思いつつ…。ワンコ系男子の奮闘にほんわかしております。ありがとうワンコ…🐶✨( *´艸`)

解除

あなたにおすすめの小説

当然だったのかもしれない~問わず語り~

章槻雅希
ファンタジー
 学院でダニエーレ第一王子は平民の下働きの少女アンジェリカと運命の出会いをし、恋に落ちた。真実の愛を主張し、二人は結ばれた。そして、数年後、二人は毒をあおり心中した。  そんな二人を見てきた第二王子妃ベアトリーチェの回想録というか、問わず語り。ほぼ地の文で細かなエピソード描写などはなし。ベアトリーチェはあくまで語り部で、かといってアンジェリカやダニエーレが主人公というほど描写されてるわけでもないので、群像劇? 『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『Pixiv』・自サイトに重複投稿。

異世界転移の……説明なし!

サイカ
ファンタジー
 神木冬華(かみきとうか)28才OL。動物大好き、ネコ大好き。 仕事帰りいつもの道を歩いているといつの間にか周りが真っ暗闇。 しばらくすると突然視界が開け辺りを見渡すとそこはお城の屋根の上!? 無慈悲にも頭からまっ逆さまに落ちていく。 落ちていく途中で王子っぽいイケメンと目が合ったけれど落ちていく。そして………… 聞いたことのない国の名前に見たこともない草花。そして魔獣化してしまう動物達。 ここは異世界かな? 異世界だと思うけれど……どうやってここにきたのかわからない。 召喚されたわけでもないみたいだし、神様にも会っていない。元の世界で私がどうなっているのかもわからない。 私も異世界モノは好きでいろいろ読んできたから多少の知識はあると思い目立たないように慎重に行動していたつもりなのに……王族やら騎士団長やら関わらない方がよさそうな人達とばかりそうとは知らずに知り合ってしまう。 ピンチになったら大剣の勇者が現れ…………ない! 教会に行って祈ると神様と話せたり…………しない! 森で一緒になった相棒の三毛猫さんと共に、何の説明もなく異世界での生活を始めることになったお話。 ※小説家になろうでも投稿しています。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。

大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった! でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、 他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう! 主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!? はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!? いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。 色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。 *** 作品について *** この作品は、真面目なチート物ではありません。 コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております 重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、 この作品をスルーして下さい。 *カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。

異世界転生は、0歳からがいいよね

八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。 神様からのギフト(チート能力)で無双します。 初めてなので誤字があったらすいません。 自由気ままに投稿していきます。

婚約破棄されたので森の奥でカフェを開いてスローライフ

あげは
ファンタジー
「私は、ユミエラとの婚約を破棄する!」 学院卒業記念パーティーで、婚約者である王太子アルフリードに突然婚約破棄された、ユミエラ・フォン・アマリリス公爵令嬢。 家族にも愛されていなかったユミエラは、王太子に婚約破棄されたことで利用価値がなくなったとされ家を勘当されてしまう。 しかし、ユミエラに特に気にした様子はなく、むしろ喜んでいた。 これまでの生活に嫌気が差していたユミエラは、元孤児で転生者の侍女ミシェルだけを連れ、その日のうちに家を出て人のいない森の奥に向かい、森の中でカフェを開くらしい。 「さあ、ミシェル! 念願のスローライフよ! 張り切っていきましょう!」 王都を出るとなぜか国を守護している神獣が待ち構えていた。 どうやら国を捨てユミエラについてくるらしい。 こうしてユミエラは、転生者と神獣という何とも不思議なお供を連れ、優雅なスローライフを楽しむのであった。 一方、ユミエラを追放し、神獣にも見捨てられた王国は、愚かな王太子のせいで混乱に陥るのだった――。 なろう・カクヨムにも投稿

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

私、実は若返り王妃ですの。シミュレーション能力で第二の人生を切り開いておりますので、邪魔はしないでくださいませ

もぐすけ
ファンタジー
 シーファは王妃だが、王が新しい妃に夢中になり始めてからは、王宮内でぞんざいに扱われるようになり、遂には廃屋で暮らすよう言い渡される。  あまりの扱いにシーファは侍女のテレサと王宮を抜け出すことを決意するが、王の寵愛をかさに横暴を極めるユリカ姫は、シーファを見張っており、逃亡の準備をしていたテレサを手討ちにしてしまう。  テレサを娘のように思っていたシーファは絶望するが、テレサは天に召される前に、シーファに二つのギフトを手渡した。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。