71 / 105
70
しおりを挟むマイカーのキャンピングカー大改造も無事?終了して
無討伐のままお家に帰宅。
夕飯はダンジョン産の魚介料理だと期待していたレオナルドさんとオンハルトさんに経緯を説明したら
2人共呆れながらも見てみたいと言ったので
夕飯後に地下に行ってお披露目しました。
お披露目した時の2人の顔が
引き攣ってるし
羨ましそうだしで
大変面白かったです。
大体この地下施設を作れる位なんだから
魔導車の改造なんて簡単過ぎる事なのでは?
と後から気付いたオバチャンです。
因みに夕飯は何故か和美のリクエストで
麻婆豆腐に餃子にチャーハンでした。
基本洋食なこの国では中華系も少ない様で
帰宅前の
ムギちゃんミルちゃんが寝落ちして
2人をタオルで挟んで持ち上げた姿を見て
(餃子が食べたい!)
からの
(餃子と言えばチャーハン!)
で、
ラーメンも食べたかったけど
炭水化物+炭水化物だからと
我慢して
ならと
麻婆豆腐になったそうです。
魚介な口になっていたレオナルドさんとオンハルトさんには
追加でイカと海老とアスパラガスの中華炒めを作ってあげたら
嬉しそうにしてました。
王妃様は城のご飯があるだろうって?
そうなんだけど中華が食べたいからと
城の食事はタッパに移してマジックバックに入れて私にくれるそうです。
「偶には他の人が作った料理も食べたいでしょ?」
と、
まぁ、いいけどね?
一度だけしか食べてないけど
お城の料理も美味しかったし、
確かに偶にはプロの作った洋食は嬉しいかも?
お互いに時たま料理を交換するのもイイね~
なんて事になったりで
無事に一日終了。
就寝前に入浴しに来た和美と一緒に
温泉とマッサージ機を気にいった国王様が今日もついて来たけど
無事終了。
妻の親友なのだからと国王様呼びではなく名前呼びをとお願いされたが
ソコは譲らず、
様付け無しの国王呼びにする事になりました。
国王にも魔導車のお披露目をして
羨ましがられ
夫婦だけの視察の時に使用する事が決まり
ニコニコと帰って行きました。
………追放という形をとっていたはずなのに…
……王妃様の時だけでなく
夫婦の時の視察にまで…
……何故関係の無い私が同行するのだろう…
あの改造車は元々私のマイカーなので
私だけにしか使用出来ない仕様になっているので
魔導車だけの貸出しが出来ない。
よって、
視察に使用するには私の同行が必須な為
国王にもキラキラお目々でお願いされ
ついつい承諾してしまったけど
大丈夫だよね?
そんなにしょっちゅうじゃぁないよね?
ま、まぁ、
この世界を見て回る旅も良いかもと考えた事もあるし
友達夫婦と旅行に行くとでも思っておこう?
皆で改造した魔導車がコレから大活躍する事になるのは嬉しいしね!
まずは泉の前でキャンプ泊して
ダンジョンでもキャンプ泊をする予定だったけど
もはやキャンプ泊に使用するには豪華過ぎるのでは?
ふとそんな事を思ってしまった私は止められません。
思いたってしまったら実行するのみ!
部屋の中に出すのもアレなので
地下に行って魔導車を出し
ちょこちょこいじり
改造追加。
なんだかんだと自分も十分にハイテンションで楽しんでいるんです。
中に入って直ぐの場所の座席部分を改造していきます。
少しだけ広くして
座席と座席の間に折りたたみテーブルを設置出来る様にして…
座席も背もたれを倒せる様にして
いきます。
スペースを広くしたからテーブルをしまって背もたれを倒せば
簡易ベッドが2つ隙間を開けて並びます。
2人以上になったらと…
座席の上にロフトタイプの床板を作れる様に壁板を引ける様に改造して、
ココにはエアーマットと毛布を使用する様にマットと毛布類を収納する棚も増設。
簡単改造だけどキャンプの時は部屋には行かずこの座席スペースを使えばいいんじゃない?
入口の付近にタープを出してキャンプ用の机と椅子を出して…
流石にトイレとお風呂は奥の部屋を使用するけどソレ以外はこの座席スペースを使えばいい感じ。
視察の時も非常事態で奥の部屋を使用出来ない事も出て来るかもしれないからこのスペースは必要になるかもしれないし、
…そう思ってしまったら
座席スペースにトイレだけ追加する事にしました。
非常事態に奥の部屋に行けないならトイレの使用も出来ないもんね?
コレ位ならちょっと過剰設備?
位で留まるでしょう?
和美に聞くのはあれだから
明日にでもレオナルドさんとオンハルトさんに確認してみよう!
そう思ってたら2人が夜中になっても戻って来ない私を心配して地下まで来てくれました。
「寝れなくて温泉にでも入りに行ったと思ったのですが
余りにお戻りが遅かったので心配してしまいました。」
オンハルトさんに軽くお叱りを受けた後
改造した座席部分を見てもらい
コレ位なら質は違うが大金を払って作らせる金持ちもいるので王族の視察御行仕様ならまず大丈夫だろうと
オッケーをもらいました。
勿論使用感の確認の為にと
3人でキャンプ泊をする事を約束させられましたが
2人も家族同然なのでキャンプ泊は決定です。
ただ先に2人とキャンプ泊をすると拗ねる人が居るので
どちらを先程にしたものか…
視察になると同行出来ない2人を優先するべきかな?
明日和美にお披露目して相談してみよう。
和美のお泊まり日程が早目に出来るならイイけど
調節が難しそうなら2人に初めてを譲ってもらえる横にしないとね?
302
お気に入りに追加
1,224
あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

婚約破棄されたので森の奥でカフェを開いてスローライフ
あげは
ファンタジー
「私は、ユミエラとの婚約を破棄する!」
学院卒業記念パーティーで、婚約者である王太子アルフリードに突然婚約破棄された、ユミエラ・フォン・アマリリス公爵令嬢。
家族にも愛されていなかったユミエラは、王太子に婚約破棄されたことで利用価値がなくなったとされ家を勘当されてしまう。
しかし、ユミエラに特に気にした様子はなく、むしろ喜んでいた。
これまでの生活に嫌気が差していたユミエラは、元孤児で転生者の侍女ミシェルだけを連れ、その日のうちに家を出て人のいない森の奥に向かい、森の中でカフェを開くらしい。
「さあ、ミシェル! 念願のスローライフよ! 張り切っていきましょう!」
王都を出るとなぜか国を守護している神獣が待ち構えていた。
どうやら国を捨てユミエラについてくるらしい。
こうしてユミエラは、転生者と神獣という何とも不思議なお供を連れ、優雅なスローライフを楽しむのであった。
一方、ユミエラを追放し、神獣にも見捨てられた王国は、愚かな王太子のせいで混乱に陥るのだった――。
なろう・カクヨムにも投稿

異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる