若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました

mabu

文字の大きさ
上 下
32 / 105

31

しおりを挟む

 
結局昨日はレオナルドさんは戻って来なかったです。


 一応置き手紙も置いて出掛け

 念のため早目に帰宅したのに…

 それならもう1日泉でゆっくり過ごせたのに…


 結果論だけど

 どうしても のに… のに…
 と思うのは

 それだけあの泉の場所が心地よい場所だからなんだけど。



「次は何時行こうかな?」

 と、思う位にはお気に入りになってます。

 ムギちゃんミルちゃんも
 今度は何時?

 と、聞いてくる位お気に召した様子です。

 ただし2人の場合はお手伝いの方がメインになってますがネ。

 私もまた今すぐにいきますか?

 と聞かれれば

 行く!

 と、答えれるけど、

 レオナルドさんが何時戻るのか分からない状態で

 置き手紙を用意しておいたとしても

 家を留守にするのはちょっと気が引けるというか、

 又 心配して飛んで来そうで
 悪いかな?

 と思う訳ですよ。

 おバカさん達の一掃をしてくれている事ですし?

(私が頼んだ訳では無いけど)

 来週にはお店の開業もあるので

 それを終わらせてから又行こうかな?



 そういえば

 営業を週何回するのか決めて無かった!



 お昼時の営業のみでいくのは今のところ決定。

 後はどーしよー…

 

この世界も週は7日で

 光、火、水、地、風、闇、聖、の順番で日本の月火水木…になるのだけど、

 最初から多く営業すると

 後から減らすのは駄目な気がするし、

 土日だけ?

 1日おき?


 …気ままにって決めたんだから営業も気ままにでいこう!

 取り敢えず初日は自然の恵みに感謝して

 …という事で自然に関係する地の日に開業して。

 身体に良い和食で身体も心も清くなろう

 …という事で清くに関係する聖の日も営業日にします!

 物凄く、無理矢理こぎつけた感が半端ないけど

 暫くは週2回のみの営業で

 様子をみて追加するか考えます。

 えっ?

 舐めてる? 

 2回ならしない方がいい?


 …いいんです。

 舐めてても。

 スローライフの道楽自営業なんですから。

 スローライフ、スローライフって言ってても

 今まで仕事しかして来なかったから急に仕事無しになると不安になるんです。

 ダラダラするのもゴロゴロするのも週一だから楽しみなのであって、

 毎日になると楽しみではなくなるんです。

 今はまだ検証する事とか

 森の散策とか

 する事とかやりたい事が沢山あるけど、

 落ち着いたらする事がなくなるでしょ?

 あ~、仕事するのダルイけど

 これが終わったら明日はアレしよう!

 とか、


 一応でも働いてないと、

 メリハリが無くなり過ぎて

 折角のスローライフの良さが味わえないのです。

 あくまで私の個人的考えですが…


 それにお店をしていれば

 全く人と関わる事が無い生活を避けられるでしょ?

 人と関わらないならこの敷地じゃなくて良かったのだし、

 折角の店舗なので利用したいじゃないですか。


 ぶっちゃけ、

 何となく道楽営業って

 格好イイからやってみたいだけなんだけど…



 家もあって

 森もあって

 生活費の支給まであって

 生活するには十分過ぎる環境があって。


 でも、それ全てがなくても


 魔導車があって、

 食べる物も、

 生活必要品も

 最低限以上の物が召喚出来る
 スキルがある!


 そんな最強な環境に居るのに

 元の世界と同じ様に朝から晩まで毎日仕事に追われて終わるなんて真っ平ごめんです。


 この世界では好きに生きると決めたから、

 仕事は道楽で!

 をモットーに!

 例えば今後、冒険者になる事が出来たとしても

 冒険者の仕事も気ままにするつもりです。



 もし召喚スキルが無かったら
 ……

 本当に神様有り難う!\(^o^)/




 週2回の営業以外は先にする事をする。

 まずは魔法!

 光の魔法は偶然出来たけど

 あれ以来使っていない。

 その他に火や水、地がレベルMAXだった気がするので

 光の魔法より色々出来るだろうから楽しみだ。

 確か光はレベルが低かったのにすんなり使えたからね?

 精霊魔術という位だから精霊さん達が関係してるかもだし、

 検証は泉でしようかな?



 その後か合間に森の散策。


 まだ果樹園への道のりと泉までの付近、

 帰ってくる時の道のりしか知らないので

全体の半分も見てい無い。

泉の奥の森の終わりか敷地を囲う壁までか

この敷地内の全容を把握しておきたい。


勿論一度に終わらせるのではなくてのんびり出来ればイイなぁとは思っています。

営業して、休んで、営業して

ダラダラゴロゴロしたら

検証、散策、又検証、

こんな感じかな?


…気ままにって言いながら予定を決めてるけど

コレはある程度決めておかないと落ち着かないからです。

今まで仕事人間だったのを考えれば十分過ぎる位でしょう。

だって、検証とか散策とか言ってるけど両方共、

遊びの様なものですよね~

ワクワクドキドキだし。

魔法を使って森の中を探検なんてちょっとした

プチ冒険者って感じがしません?

いきなり本物の冒険者になって魔物と戦うなんて怖くて出来ないので

プチで冒険者の気分を味わえれば十分です。


……冒険者で思い出したけど、

テイムをしたなら冒険者登録をして従魔登録をしないといけないのでは?

この世界ではどうなのだろう?

レオナルドさんが戻ったらミルちゃんの紹介のついでに聞いておかないと!





しおりを挟む
感想 29

あなたにおすすめの小説

異世界でのんびり暮らしてみることにしました

松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

契約結婚のはずが、気づけば王族すら跪いていました

言諮 アイ
ファンタジー
――名ばかりの妻のはずだった。 貧乏貴族の娘であるリリアは、家の借金を返すため、冷酷と名高い辺境伯アレクシスと契約結婚を結ぶことに。 「ただの形式だけの結婚だ。お互い干渉せず、適当にやってくれ」 それが彼の第一声だった。愛の欠片もない契約。そう、リリアはただの「飾り」のはずだった。 だが、彼女には誰もが知らぬ “ある力” があった。 それは、神代より伝わる失われた魔法【王威の審判】。 それは“本来、王にのみ宿る力”であり、王族すら彼女の前に跪く絶対的な力――。 気づけばリリアは貴族社会を塗り替え、辺境伯すら翻弄し、王すら頭を垂れる存在へ。 「これは……一体どういうことだ?」 「さあ? ただの契約結婚のはずでしたけど?」 いつしか契約は意味を失い、冷酷な辺境伯は彼女を「真の妻」として求め始める。 ――これは、一人の少女が世界を変え、気づけばすべてを手に入れていた物語。

勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。

八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。 パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。 攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。 ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。 一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。 これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。 ※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。 ※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。 ※表紙はAIイラストを使用。

悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。

向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。 それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない! しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。 ……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。 魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。 木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

姉から奪うことしかできない妹は、ザマァされました

饕餮
ファンタジー
わたくしは、オフィリア。ジョンパルト伯爵家の長女です。 わたくしには双子の妹がいるのですが、使用人を含めた全員が妹を溺愛するあまり、我儘に育ちました。 しかもわたくしと色違いのものを両親から与えられているにもかかわらず、なぜかわたくしのものを欲しがるのです。 末っ子故に甘やかされ、泣いて喚いて駄々をこね、暴れるという貴族女性としてはあるまじき行為をずっとしてきたからなのか、手に入らないものはないと考えているようです。 そんなあざといどころかあさましい性根を持つ妹ですから、いつの間にか両親も兄も、使用人たちですらも絆されてしまい、たとえ嘘であったとしても妹の言葉を鵜呑みにするようになってしまいました。 それから数年が経ち、学園に入学できる年齢になりました。が、そこで兄と妹は―― n番煎じのよくある妹が姉からものを奪うことしかしない系の話です。 全15話。 ※カクヨムでも公開しています

出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む

家具屋ふふみに
ファンタジー
 この世界には魔法が存在する。  そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。  その属性は主に6つ。  火・水・風・土・雷・そして……無。    クーリアは伯爵令嬢として生まれた。  貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。  そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。    無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。  その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。      だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。    そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。    これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。  そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。 設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m ※←このマークがある話は大体一人称。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。 早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。 なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。 ※魔法と剣の世界です。 ※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。

江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。 了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。 テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。 それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。 やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには? 100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。 200話で完結しました。 今回はあとがきは無しです。

処理中です...