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石女だと捨てられましたが、吹雪の中の廃屋を見つけたのでスローライフします。
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「今日から俺の正妻はこのビッティだ。彼女はこの通り俺の子を妊娠している。石女のお前とは離縁する。今すぐこの屋敷を出て行って貰おう」
突然、夫であるクソオス・ド・クジュヤロウ様は私にそんなことを言い放った。
隣には黒い巻き毛で豊満な美しい女性が、大きく膨らんだお腹を撫でながらこちらを見ながらクスクスと嘲笑している。
「そんな、いきなりそのような事を仰られましても……」
そうは言いながらも、私は心のどこかで覚悟していた。
そもそも、ここ一年近くクソオス様とは寝ていない。屋敷に戻らなかったのだ。子供が出来よう筈もない。口さがない使用人達の噂で、クソオス様が別邸で娼婦を囲っていると聞いた。
それは私にクソオス様を惹き付けるだけの女としての魅力がないからだ、と姑のバーバァ・ド・クジュヤロウ侯爵夫人には散々にいびられた。
やつれ果て、なけなしの美でさえ無くしていく私に、クソオス様がより一層興味を失ったのは言うまでもない。
「ド・クジュヤロウ侯爵家に嫁いできて早三年。そもそも男系の多産家系で魔力量だけは多いと聞いたからヒ・ロイン男爵家から貰ってやったというのに。
フェリシア、貴女ときたら一向に孕みはしない。三年子無きは去れ――男爵家にはこちらから離縁状と手切れ金を送りますからとっとと出て行って頂戴」
クソオス様の横から現れたバーバァ夫人が、浮気相手であるビッティの肩に手を掛けながら、冷ややかな視線をこちらに投げてくる。
屈辱と悲しみ、惨めさに打ちのめされながら、私は「かしこまりました……」と喉の奥から絞り出した。
お父様を悲しませてしまうわね……。
離縁されて出戻った後は、どうやって生計を立てよう。
私は生来魔力量だけは多い。多すぎる程だ。それで魔法を発動しようものなら制御が効かなくなる程に。
魔石に魔力を込める位しか出来ないわね、と自嘲した。
結局、私の荷物はトランク一つに納まった。実家に居た時からずっと一緒にいる猫のニャンコロモチを抱き上げて。
それで屋敷を出て行こうとした矢先――
「妻だった女への最後の情けだ。俺は慈悲深いからな。転移魔法で送ってやろう」
「えっ?」
嫌な笑顔を浮かべたクソオス様が杖を一振りすると、私の体は魔法の光に包まれた。
***
まず最初に感じたのは刺すような寒さだった。環境のあまりの劇的な変化に心臓が止まりそうになる。
思わず膝をつくと、数センチ積もった雪に脛全体が凄い勢いで冷えて行く。
ニャンコロモチがにゃあと鳴いてぶるりと震えると、私の体をよじ登ろうとする。
寒い……薄着でこんな場所に放り出されて、私の体も震え出した。
トランクは……。
周囲を見渡し、少し離れたところにトランクが落ちていたことにホッとする。
ここでじっとしていても凍死してしまうだけ。
ニャンコロモチを抱き上げ、温め合う。震える体に叱咤しながら私はトランクを回収して歩き始めた。
今は暖かい季節の筈だ。それなのに、季節に雪がある場所なんて一つしかない。
――『狂精霊の死の雪原』。
私は絶望に苛まれながらも歩き続ける。
そこは一年中寒冷な気候を保つ呪いの地。こんな薄着で放り出されるのは死を意味していた。クソオス様はそれほどまでに私を憎しみ、殺したかったのか。
いや、と思う。私が父にド・クジュヤロウ家の仕打ちを報告することで、我が家の産出する翡翠の取引が無くなることと醜聞を恐れたに違いない。
「あら? 何かしら……」
金属と――黒曜石で出来たような。これは鏡だろうか。
拾って手に取ると、すっぽり持てる四角い何か。
どう見ても人工物。ということは、この近くに誰かが住んでいるのかも。
震えながら歩き続けると、やがて私の目の前にボロボロの廃屋が姿を現した。
「誰か、誰か居ませんか? 助けて下さい!」
廃屋の扉を叩くと、相当痛んでいたようで扉が中に倒れ込む。中に入って呼ばわっても誰も居ないようだった。
暖炉やベッド、テーブル等、かつて人が住んでいたような室内。しかし相当ボロボロに朽ち、壊れてしまっている。
開けっ放しになってしまった扉と割れた窓から吹雪が吹き込んで来る。
私は絶望に蹲る。もう駄目かも知れない。ここでニャンコロモチと凍死する未来しかないのだ。
「ああ、神様……」
そう呟いた瞬間、手の中に震えが走った。仰天して悲鳴を上げると同時に床にゴトリと落ちる、それ。
見ると、黒曜石の鏡が眩いほどに光り輝いており、軽快な音楽が流れ出す。
「これ……は」
刹那、私の脳裏に光の洪水が溢れた。
遥かな異世界、フェリシアとして生を受ける以前は日本という国に住んでいた自分――凄まじい記憶が去来し、気が付いた時には。
「これ、スマホゲー広告のやつやんけ!」
前世の私と今の私が混ざりあった、新生フェリシアともいえる新たな人格である私は、自分の置かれた状況にがっくしと脱力したのであった。
黒曜石の鏡だと思っていたスマホは、前世広告がネタにされていた落ちものゲームである『マジカルドリーミングハウス☆』のオープニング画面になっている。
どうやらここは海外系スマホゲームの世界らしい。
私はダウンロードしなかったが、開拓系ゲームであることは何となく知っていた。
うんざりするほど見た……いつもいつもクソ男に浮気され捨てられた後、春夏着ばりの薄着で吹雪の中を廃屋に逃げ込む系の広告ばかりが流れるのかと思っていたら。
「まさか転移魔法での追放だったとは」
気を取り直してスマホを拾ってタップすると、この廃屋と思われる画面と私、ニャンコロモチのグラフィックが。
案内表示に従ってタップすると、部屋のオブジェクトの輪郭がうっすらと輝き、「魔力を捧げるとミニゲームが出来るよ! クリアして溜まったジェムで屋敷を修繕しよう!」との文字が。
慣れ親しんだ落ちものゲーであることにホッとする。
魔力は確かに吸われているのを感じる。
どういう原理かは知らないが、このスマホは魔道具で、魔力で動くようだ。この時ばかりは己の莫大な魔力量に感謝である。
取り敢えず……この寒さを何とかしないと。
スマホを握りしめた私は、早速ゲームを開始するのだった。
勿論、スマホゲー広告の人々のように、「あれれぇ~? むずかしいすぎてクリアできないぞぉ~?」みたいなことにはならない。
窓や扉を金槌でぶっ壊したり、暖炉にダイナマイトやガソリンを撒いたりする愚は犯さないのだ、絶対に。
序盤だから簡単にクリア出来た。ちゃっちゃとゲームを終えて得たジェムを使って吹きさらしの扉と窓、暖炉を修理する。
すると現実世界でも、黄金の光の粒子が収束したかと思うと、次の瞬間には新品同様に修復されていた。更にゲームを進めて暖炉に火が入ると、一気に部屋の中が温まる。
震えも止まり、思わず安堵の溜息が出た。
「はぁ……やっと人心地ついたわね」
それから不快害虫(極寒なのに何故活動しているのかと突っ込んではいけない)を退治して、ベッドを修復。
衣装棚と食糧庫を解放したところで夕食を採る。その後ニャンコロモチにも餌をあげた(何故かメニューが現れた)ところで、ネグリジェに着替えてベッドに入った。
『農場』という切り替えアイコンがあったことから、多分だけど農場で作物を栽培することが出来るようになっている筈。魔法だから収穫もすぐだろう。開拓ゲームなんだし、頑張ればだんだん豊かになっていけるに違いない。
その内、私をこんな目に遭わせたあのクソオス……クソ雄やババァ、クソビッチに復讐してやるんだ。
布団に潜り込んで来たニャンコロモチの温もりに瞼を閉じながら、私はそう決意をしたのだった。
【おまけ】
突然、夫であるクソオス・ド・クジュヤロウ様は私にそんなことを言い放った。
隣には黒い巻き毛で豊満な美しい女性が、大きく膨らんだお腹を撫でながらこちらを見ながらクスクスと嘲笑している。
「そんな、いきなりそのような事を仰られましても……」
そうは言いながらも、私は心のどこかで覚悟していた。
そもそも、ここ一年近くクソオス様とは寝ていない。屋敷に戻らなかったのだ。子供が出来よう筈もない。口さがない使用人達の噂で、クソオス様が別邸で娼婦を囲っていると聞いた。
それは私にクソオス様を惹き付けるだけの女としての魅力がないからだ、と姑のバーバァ・ド・クジュヤロウ侯爵夫人には散々にいびられた。
やつれ果て、なけなしの美でさえ無くしていく私に、クソオス様がより一層興味を失ったのは言うまでもない。
「ド・クジュヤロウ侯爵家に嫁いできて早三年。そもそも男系の多産家系で魔力量だけは多いと聞いたからヒ・ロイン男爵家から貰ってやったというのに。
フェリシア、貴女ときたら一向に孕みはしない。三年子無きは去れ――男爵家にはこちらから離縁状と手切れ金を送りますからとっとと出て行って頂戴」
クソオス様の横から現れたバーバァ夫人が、浮気相手であるビッティの肩に手を掛けながら、冷ややかな視線をこちらに投げてくる。
屈辱と悲しみ、惨めさに打ちのめされながら、私は「かしこまりました……」と喉の奥から絞り出した。
お父様を悲しませてしまうわね……。
離縁されて出戻った後は、どうやって生計を立てよう。
私は生来魔力量だけは多い。多すぎる程だ。それで魔法を発動しようものなら制御が効かなくなる程に。
魔石に魔力を込める位しか出来ないわね、と自嘲した。
結局、私の荷物はトランク一つに納まった。実家に居た時からずっと一緒にいる猫のニャンコロモチを抱き上げて。
それで屋敷を出て行こうとした矢先――
「妻だった女への最後の情けだ。俺は慈悲深いからな。転移魔法で送ってやろう」
「えっ?」
嫌な笑顔を浮かべたクソオス様が杖を一振りすると、私の体は魔法の光に包まれた。
***
まず最初に感じたのは刺すような寒さだった。環境のあまりの劇的な変化に心臓が止まりそうになる。
思わず膝をつくと、数センチ積もった雪に脛全体が凄い勢いで冷えて行く。
ニャンコロモチがにゃあと鳴いてぶるりと震えると、私の体をよじ登ろうとする。
寒い……薄着でこんな場所に放り出されて、私の体も震え出した。
トランクは……。
周囲を見渡し、少し離れたところにトランクが落ちていたことにホッとする。
ここでじっとしていても凍死してしまうだけ。
ニャンコロモチを抱き上げ、温め合う。震える体に叱咤しながら私はトランクを回収して歩き始めた。
今は暖かい季節の筈だ。それなのに、季節に雪がある場所なんて一つしかない。
――『狂精霊の死の雪原』。
私は絶望に苛まれながらも歩き続ける。
そこは一年中寒冷な気候を保つ呪いの地。こんな薄着で放り出されるのは死を意味していた。クソオス様はそれほどまでに私を憎しみ、殺したかったのか。
いや、と思う。私が父にド・クジュヤロウ家の仕打ちを報告することで、我が家の産出する翡翠の取引が無くなることと醜聞を恐れたに違いない。
「あら? 何かしら……」
金属と――黒曜石で出来たような。これは鏡だろうか。
拾って手に取ると、すっぽり持てる四角い何か。
どう見ても人工物。ということは、この近くに誰かが住んでいるのかも。
震えながら歩き続けると、やがて私の目の前にボロボロの廃屋が姿を現した。
「誰か、誰か居ませんか? 助けて下さい!」
廃屋の扉を叩くと、相当痛んでいたようで扉が中に倒れ込む。中に入って呼ばわっても誰も居ないようだった。
暖炉やベッド、テーブル等、かつて人が住んでいたような室内。しかし相当ボロボロに朽ち、壊れてしまっている。
開けっ放しになってしまった扉と割れた窓から吹雪が吹き込んで来る。
私は絶望に蹲る。もう駄目かも知れない。ここでニャンコロモチと凍死する未来しかないのだ。
「ああ、神様……」
そう呟いた瞬間、手の中に震えが走った。仰天して悲鳴を上げると同時に床にゴトリと落ちる、それ。
見ると、黒曜石の鏡が眩いほどに光り輝いており、軽快な音楽が流れ出す。
「これ……は」
刹那、私の脳裏に光の洪水が溢れた。
遥かな異世界、フェリシアとして生を受ける以前は日本という国に住んでいた自分――凄まじい記憶が去来し、気が付いた時には。
「これ、スマホゲー広告のやつやんけ!」
前世の私と今の私が混ざりあった、新生フェリシアともいえる新たな人格である私は、自分の置かれた状況にがっくしと脱力したのであった。
黒曜石の鏡だと思っていたスマホは、前世広告がネタにされていた落ちものゲームである『マジカルドリーミングハウス☆』のオープニング画面になっている。
どうやらここは海外系スマホゲームの世界らしい。
私はダウンロードしなかったが、開拓系ゲームであることは何となく知っていた。
うんざりするほど見た……いつもいつもクソ男に浮気され捨てられた後、春夏着ばりの薄着で吹雪の中を廃屋に逃げ込む系の広告ばかりが流れるのかと思っていたら。
「まさか転移魔法での追放だったとは」
気を取り直してスマホを拾ってタップすると、この廃屋と思われる画面と私、ニャンコロモチのグラフィックが。
案内表示に従ってタップすると、部屋のオブジェクトの輪郭がうっすらと輝き、「魔力を捧げるとミニゲームが出来るよ! クリアして溜まったジェムで屋敷を修繕しよう!」との文字が。
慣れ親しんだ落ちものゲーであることにホッとする。
魔力は確かに吸われているのを感じる。
どういう原理かは知らないが、このスマホは魔道具で、魔力で動くようだ。この時ばかりは己の莫大な魔力量に感謝である。
取り敢えず……この寒さを何とかしないと。
スマホを握りしめた私は、早速ゲームを開始するのだった。
勿論、スマホゲー広告の人々のように、「あれれぇ~? むずかしいすぎてクリアできないぞぉ~?」みたいなことにはならない。
窓や扉を金槌でぶっ壊したり、暖炉にダイナマイトやガソリンを撒いたりする愚は犯さないのだ、絶対に。
序盤だから簡単にクリア出来た。ちゃっちゃとゲームを終えて得たジェムを使って吹きさらしの扉と窓、暖炉を修理する。
すると現実世界でも、黄金の光の粒子が収束したかと思うと、次の瞬間には新品同様に修復されていた。更にゲームを進めて暖炉に火が入ると、一気に部屋の中が温まる。
震えも止まり、思わず安堵の溜息が出た。
「はぁ……やっと人心地ついたわね」
それから不快害虫(極寒なのに何故活動しているのかと突っ込んではいけない)を退治して、ベッドを修復。
衣装棚と食糧庫を解放したところで夕食を採る。その後ニャンコロモチにも餌をあげた(何故かメニューが現れた)ところで、ネグリジェに着替えてベッドに入った。
『農場』という切り替えアイコンがあったことから、多分だけど農場で作物を栽培することが出来るようになっている筈。魔法だから収穫もすぐだろう。開拓ゲームなんだし、頑張ればだんだん豊かになっていけるに違いない。
その内、私をこんな目に遭わせたあのクソオス……クソ雄やババァ、クソビッチに復讐してやるんだ。
布団に潜り込んで来たニャンコロモチの温もりに瞼を閉じながら、私はそう決意をしたのだった。
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