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【1】ちーとにゃんこと世界樹の茶畑ドタバタドラゴン大戦争!
36にゃん
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領主の館の晩餐会。
それは貴族としては簡易なものだったそうだが、私の目には十分豪華であった。
所謂ダンスパーティーであり、近隣の裕福な商家や貴族も招かれて色とりどりのドレスが翻る。
マリーシャとスィルは衣装を貸してもらえることになり、今現在はドレスアップ中だ。
私は子供だし、買ってもらった余所行きの可愛い服を着せてもらっている。
彼女らが出てくる間、私と男性陣は会場で待つことになった。
リュネを含む広大な領地を統べる、マニュエル=ド=ヴェンネルヴィク伯爵は素敵なロマンスグレーな礼儀正しい人物だった。
自分の手の行き届かなかった領民を救ってくれた事にとても感謝しているようだった。
ライオット達の活躍ぶりをギルド職員から伝え聞いたらしく、しきりに感心している。
「弱き者を助ける、その高潔な志はなかなか今の冒険者には見られぬものです」
「いえ、俺達もこの子が言わなかったら何もしなかったでしょう――高潔な心を持っているのはこの子です」
ライオットが謙遜する。領主様はこちらを見て、おやとした顔になった。
「猫のお嬢さん、お名前は?」
わざわざしゃがんで視線を合わせてくれる。
ここは子供らしく期待に応えねばなるまい。
「ニャンコ=コネコですにゃ!」
はいっと手を挙げて元気良く答えると、マニュエル様は相好を崩した。
「――ニャンコか。愛らしい外見にぴったりのよい名前だ。今日は、美味しいものを沢山用意したから存分に食べていって欲しい――これ、この小さなレディに獣人でも食べられるものを」
給仕を呼び止めて注文もしてくれる。子供の私にも気を使ってくれる何ていい人なんだ。
って――それよりも、レディ!
レディですよ奥さん!
初めてそう呼ばれてときめくあまり、猫なのにハーレクイン妄想までしてしまいましたよ!
レディ呼びの感動を噛み締めながら和やかな談笑に耳を傾けていると、スィルとマリーシャがやってきた。
「綺麗にゃー…」
私はほう、と溜息を吐く。
スィルは緑系統の、葉の装飾が付いたドレスを来ていた。
グラデーションになって薄い布が重ねられて作られた手の込んだものである。
髪は結い上げてリボンで編みこみにされていた。森ガールならぬ森令嬢という感じだ。
マリーシャは優しげな雰囲気と清楚なイメージを引き立てる青系統のドレス。
青に白と金で縫い取りがしてあって、まるでどこかの国の王女様みたいだ。
スィルがウエストから広がる形なのに対してこちらはマーメイドライン、マリーシャのスタイルの良さが強調されている。
「これはお美しいですね、ドレスを用意した甲斐がありましたよ!」
マニュエル様がにこやかにそつなく褒める。
無言の男性陣にちらっと見上げると、二人とも頬を染めてぼうっと彼女らを見ていた。
「ねえ、ライオット。似合うかしら?」
「そう見詰められると恥ずかしいですね…やっぱり私、着替えて…」
私はライオットの脛を蹴っ飛ばした。
短い付き合いでも、ライオットはスィルと、サミュエルはマリーシャと両思いなのは分かるんだ。
もっともライオットとマリーシャは自覚してないっぽいから誰かが後押ししないと!
「にっ、似合う! 凄い似合ってるよ、スィル!」
「マリーシャ殿! 貴女が美しいあまり言葉が出ませんでした…!」
再起動した男性陣が慌てて彼女らを褒めた時、吟遊詩人がスローテンポな曲を奏で始める。
マニュエル様が気を利かせて、自分がニャンコを見ているので踊ってきてはどうですかと勧めてくれた。
うん…そこまでは良かったんだ。
「へえ~。リュネの孤児達を取り戻したという冒険者って君だったのかい~? 折角未来の勇者である僕が解決しようと思っていた矢先に余計な事をしてくれたね~」
いい所で邪魔をしてくる未来の勇者(笑)。
何でこいつはここに居るんだろう?
てか、ぎっくり腰治るの早っ!
***
「お前…大丈夫か?」
ライオットは奴の言葉の内容に反応せず、心配の言葉を掛けた。
あれは同性からすれば相当痛々しかったらしい。
私は何となく気まずくて、その辺をウロウロしてみる。
「ああ、そう言えばぎっくり腰になったとお聞きいたしましたが…」
「僕は女性に人気があるから夜の方も大変だよ~。若くしてぎっくり腰にもなるさ~。まあ、モテないライオット君には無縁の話だったね~」
ヒュペルトはシモネタをぶちまけながら後ろを振り返る。マニュエル様は苦笑いだ。
そこにはドレスアップした彼の取り巻きの女性達が、無表情で立っていた。
彼女らは美人だし有能そうなのに、なんでこんな無能男と一緒にいるんだろう?
気になって傍に行き、何となしに観察してみる。
あ、一人と目が合った。
赤い髪が印象的な、琥珀色の目をした女性。
首をかしげてみると、心なしか笑むように細められた。
こちらも何となく和やかな気持ちになる。
基本無表情だけど、いい人っぽい?
「彼女らが手厚い看護をしてくれたからこの通りさ~。でも、またぎっくり腰になるのは時間の問題かな~」
先程までのほんわかしたアイコンタクトをぶち壊すような台詞に我に返る。
こいつのような思考回路を持っていたらさぞかし人生楽しいだろうな。
そう思っていると、
「くたばれ――クズが」
彼女が一瞬ヒュペルトの方向を睨み、かすかに呟いたのが性能の良すぎる猫耳にはっきり聞こえてしまった。
他の取り巻き女性も同様に、無表情だがよく見ると目にギリギリと殺意の篭った鋭さが増していた。
ひ、ひいいいいい―――っ!!!
冒険者ギルドでは気付かなかったけど、紛れも無く憎悪の眼差しだよ!
"かーっ、俺達も相当イライラすんだけど! 一気に消し炭に出来たらどんなにせいせいするだろう!"
あれ…?
それは貴族としては簡易なものだったそうだが、私の目には十分豪華であった。
所謂ダンスパーティーであり、近隣の裕福な商家や貴族も招かれて色とりどりのドレスが翻る。
マリーシャとスィルは衣装を貸してもらえることになり、今現在はドレスアップ中だ。
私は子供だし、買ってもらった余所行きの可愛い服を着せてもらっている。
彼女らが出てくる間、私と男性陣は会場で待つことになった。
リュネを含む広大な領地を統べる、マニュエル=ド=ヴェンネルヴィク伯爵は素敵なロマンスグレーな礼儀正しい人物だった。
自分の手の行き届かなかった領民を救ってくれた事にとても感謝しているようだった。
ライオット達の活躍ぶりをギルド職員から伝え聞いたらしく、しきりに感心している。
「弱き者を助ける、その高潔な志はなかなか今の冒険者には見られぬものです」
「いえ、俺達もこの子が言わなかったら何もしなかったでしょう――高潔な心を持っているのはこの子です」
ライオットが謙遜する。領主様はこちらを見て、おやとした顔になった。
「猫のお嬢さん、お名前は?」
わざわざしゃがんで視線を合わせてくれる。
ここは子供らしく期待に応えねばなるまい。
「ニャンコ=コネコですにゃ!」
はいっと手を挙げて元気良く答えると、マニュエル様は相好を崩した。
「――ニャンコか。愛らしい外見にぴったりのよい名前だ。今日は、美味しいものを沢山用意したから存分に食べていって欲しい――これ、この小さなレディに獣人でも食べられるものを」
給仕を呼び止めて注文もしてくれる。子供の私にも気を使ってくれる何ていい人なんだ。
って――それよりも、レディ!
レディですよ奥さん!
初めてそう呼ばれてときめくあまり、猫なのにハーレクイン妄想までしてしまいましたよ!
レディ呼びの感動を噛み締めながら和やかな談笑に耳を傾けていると、スィルとマリーシャがやってきた。
「綺麗にゃー…」
私はほう、と溜息を吐く。
スィルは緑系統の、葉の装飾が付いたドレスを来ていた。
グラデーションになって薄い布が重ねられて作られた手の込んだものである。
髪は結い上げてリボンで編みこみにされていた。森ガールならぬ森令嬢という感じだ。
マリーシャは優しげな雰囲気と清楚なイメージを引き立てる青系統のドレス。
青に白と金で縫い取りがしてあって、まるでどこかの国の王女様みたいだ。
スィルがウエストから広がる形なのに対してこちらはマーメイドライン、マリーシャのスタイルの良さが強調されている。
「これはお美しいですね、ドレスを用意した甲斐がありましたよ!」
マニュエル様がにこやかにそつなく褒める。
無言の男性陣にちらっと見上げると、二人とも頬を染めてぼうっと彼女らを見ていた。
「ねえ、ライオット。似合うかしら?」
「そう見詰められると恥ずかしいですね…やっぱり私、着替えて…」
私はライオットの脛を蹴っ飛ばした。
短い付き合いでも、ライオットはスィルと、サミュエルはマリーシャと両思いなのは分かるんだ。
もっともライオットとマリーシャは自覚してないっぽいから誰かが後押ししないと!
「にっ、似合う! 凄い似合ってるよ、スィル!」
「マリーシャ殿! 貴女が美しいあまり言葉が出ませんでした…!」
再起動した男性陣が慌てて彼女らを褒めた時、吟遊詩人がスローテンポな曲を奏で始める。
マニュエル様が気を利かせて、自分がニャンコを見ているので踊ってきてはどうですかと勧めてくれた。
うん…そこまでは良かったんだ。
「へえ~。リュネの孤児達を取り戻したという冒険者って君だったのかい~? 折角未来の勇者である僕が解決しようと思っていた矢先に余計な事をしてくれたね~」
いい所で邪魔をしてくる未来の勇者(笑)。
何でこいつはここに居るんだろう?
てか、ぎっくり腰治るの早っ!
***
「お前…大丈夫か?」
ライオットは奴の言葉の内容に反応せず、心配の言葉を掛けた。
あれは同性からすれば相当痛々しかったらしい。
私は何となく気まずくて、その辺をウロウロしてみる。
「ああ、そう言えばぎっくり腰になったとお聞きいたしましたが…」
「僕は女性に人気があるから夜の方も大変だよ~。若くしてぎっくり腰にもなるさ~。まあ、モテないライオット君には無縁の話だったね~」
ヒュペルトはシモネタをぶちまけながら後ろを振り返る。マニュエル様は苦笑いだ。
そこにはドレスアップした彼の取り巻きの女性達が、無表情で立っていた。
彼女らは美人だし有能そうなのに、なんでこんな無能男と一緒にいるんだろう?
気になって傍に行き、何となしに観察してみる。
あ、一人と目が合った。
赤い髪が印象的な、琥珀色の目をした女性。
首をかしげてみると、心なしか笑むように細められた。
こちらも何となく和やかな気持ちになる。
基本無表情だけど、いい人っぽい?
「彼女らが手厚い看護をしてくれたからこの通りさ~。でも、またぎっくり腰になるのは時間の問題かな~」
先程までのほんわかしたアイコンタクトをぶち壊すような台詞に我に返る。
こいつのような思考回路を持っていたらさぞかし人生楽しいだろうな。
そう思っていると、
「くたばれ――クズが」
彼女が一瞬ヒュペルトの方向を睨み、かすかに呟いたのが性能の良すぎる猫耳にはっきり聞こえてしまった。
他の取り巻き女性も同様に、無表情だがよく見ると目にギリギリと殺意の篭った鋭さが増していた。
ひ、ひいいいいい―――っ!!!
冒険者ギルドでは気付かなかったけど、紛れも無く憎悪の眼差しだよ!
"かーっ、俺達も相当イライラすんだけど! 一気に消し炭に出来たらどんなにせいせいするだろう!"
あれ…?
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