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【1】ちーとにゃんこと世界樹の茶畑ドタバタドラゴン大戦争!
10にゃん
しおりを挟む ディーナリアスは、自分の「嫁」が大層に怖がっていることに気づいた。
リロイのことを怖がっていない様子だったので、サビナを呼んだ。
が、次々に魔術師を呼んだのは失敗だったかもしれない。
さりとて、信頼のおけない者を、ジョゼフィーネの侍女にはしたくなかった。
その点、サビナは、ディーナリアスの幼馴染みであり、信頼できる。
彼女とは、ディーナリアスが十歳の頃から20年のつきあいだ。
まさに、これから行こうとしている庭園で知り合った。
現在、近衛騎士隊長をしているオーウェン・シャートレーと言い合いをしているところに遭遇した。
サビナは8歳、オーウェンはディーナリアスと同じ10歳。
ディーナリアスが王族だと知らない2人は、通りかかったディーナリアスを自分たちと同じ貴族の子だと思ったらしい。
喧嘩の理由を口々にまくしたててきたのだ。
その仲裁をしてから、ディーナリアスは2人とよく遊ぶようになった。
彼と彼女は、会えばいつも喧嘩ばかり。
にもかかわらず、サビナが18歳の時、2人は婚姻、今は2人の子持ち。
式に列席しつつ、人というのはわからないものだと思ったのを覚えている。
「ジョゼ、サビナは俺の幼馴染みでな。頼りになる女だ。怖がることはない」
ぎゅっと、自分の腕にジョゼフィーネはしがみついていた。
怖がっているのはわかっているが、その仕草を可愛いと感じてしまう。
頼りにされている様子なのも気分がいい。
ディーナリアスは、ジョゼフィーネの頭を撫でる。
「サビナ、ジョゼに着替えを」
「かしこまりました」
少し仰々しい態度のサビナに、眉を、ひょこんと上げた。
つい1日前まで、ディーナリアスは王太子ではなかったのだ。
王族ではあるが、一般貴族と変わらない態度で、サビナは接していた。
(即位の弊害が、このようなところにも出ておる……面倒なことだ……)
ディーナリアスが「面倒」と感じるのは、こういう上下関係や儀礼的なことにまつわる部分が多い。
ディーナリアス自身、さして王族だと意識もせず、自由に振る舞っている。
周囲も、おおむねディーナリアスを大仰には扱わなかった。
リロイくらいだ。
彼を「我が君」などと呼ぶのは。
「殿下……」
「いかがした?」
いつまでも着替えに取り掛からないサビナに、首をかしげる。
サビナは元王宮魔術師であり、しかも国王付きをしていた。
婚姻するにあたり王宮を辞したが、今回、侍女として復帰させたのだ。
昨日、ジョゼフィーネが昏倒したあと、リロイからサビナに連絡させ、リスに、侍女として迎える手配をさせていた。
「妃殿下は、これからお召し替えをされます」
「わかっておる」
「リロイ、あなたもですよ」
「こ、これは、た、大変、失礼いたしました!」
パッと、リロイが、なぜか姿を消す。
ディーナリアスには、サビナの言っていることの意味がわからない。
「ジョゼは俺の嫁だぞ。よもや俺にも、出て行け、と言うのではなかろうな?」
ディーナリアスは、ジョゼフィーネがしがみついていないほうの腕で彼女の体を抱き寄せた。
ただでさえジョゼフィーネは魔術師を恐れている。
1人になどできるはずがない。
と、思ったのだけれど。
「殿下……魔術師がいるのは、この国だけなのですよ?」
「わかってお…………」
ようやくサビナの言わんとすることに気づいて、ハッとした。
サビナの呆れ顔からして、誤解されているのは間違いない。
「ち、違うぞ、ジョゼ! お前の裸を見ようとして、ここに居座っておるのではないのだ!」
他国に魔術師はいない。
魔術での着替えなど、ジョゼフィーネは知る由もないのだ。
一般的な着替えとなると、服を脱ぎ、それから、着る。
当然に、肌を露出することになる。
が、サビナに指摘されるまで気づかなかった。
王宮では、ずいぶん前から魔術での着替えが日常化しているので。
「ご、誤解してはならん! 俺は、そのような、どすけべ、ではない!」
ジョゼフィーネに好色家だと思われているかもしれない。
焦って、声を大にして否定する。
じぃっと、ジョゼフィーネが、ディーナリアスを見つめてきた。
それから。
ぷっと、吹き出す。
その笑顔は、ディーナリアスの心臓を鷲掴み。
鼓動が、とくとくと速くなっていた。
(なんと愛らしい顔で笑うのだ、俺の嫁は……)
思わず、見惚れてしまう。
正直、すぐさまベッドに連れ込みたくなった。
とはいえ、そんな真似をすれば、確実に「どすけべ」だと思われる。
だから、我慢した。
そのジョゼフィーネだが、すぐに笑みを消してしまう。
あっという間だ。
そして、今度は、むしろ表情を曇らせた。
彼女が心の裡で「どうせ私の裸なんて」と、後ろ向きなことを考えているとは、ついぞ思わない。
ディーナリアスにとっては「可愛らしい嫁」にしか見えなかったからだ。
「妃殿下、ご安心くださいませ。こちらでの着替えは魔術によるものにございます。肌が見えることはございません」
「そういうことだ」
実際にやってみたほうが早いと思ったのか、サビナが魔術を発動する。
一瞬で、ジョゼフィーネが寝間着からドレス姿に変わった。
同時に、縦長の全身鏡も現れ、ジョゼフィーネを映している。
さすがはサビナ、抜かりはない。
「あ…………」
ジョゼフィーネの髪より少し濃いめの緑のドレス。
細い肩紐に、胸元は斜め掛けした生地で包まれ、裾はたっぷり足首まで。
横髪は後ろに向かって編み込まれているため、顔が、はっきりと見える。
「いかがでございましょう?」
ジョゼフィーネが、不安げに、ディーナリアスを見上げてきた。
頭を撫でつつ、思わず知らず、彼は、にっこりしている。
「よく似あっておる。俺の嫁は、とても愛らしいな」
サビナがいたが、本当に、ついうっかり。
ディーナリアスは体をかがめ、ジョゼフィーネに口づけた。
多少の物足りなさを感じながらも、すぐに唇を離す。
散歩前に、ジョゼフィーネを昏倒させてはいけないので。
(しかし……どういうことだ……これほど気が急くとは……)
己の中にある欲を否定せず、これまでも女性との関係は持ってきた。
が、ディーナリアスが、これほど性急になったのは初めてのことだった。
リロイのことを怖がっていない様子だったので、サビナを呼んだ。
が、次々に魔術師を呼んだのは失敗だったかもしれない。
さりとて、信頼のおけない者を、ジョゼフィーネの侍女にはしたくなかった。
その点、サビナは、ディーナリアスの幼馴染みであり、信頼できる。
彼女とは、ディーナリアスが十歳の頃から20年のつきあいだ。
まさに、これから行こうとしている庭園で知り合った。
現在、近衛騎士隊長をしているオーウェン・シャートレーと言い合いをしているところに遭遇した。
サビナは8歳、オーウェンはディーナリアスと同じ10歳。
ディーナリアスが王族だと知らない2人は、通りかかったディーナリアスを自分たちと同じ貴族の子だと思ったらしい。
喧嘩の理由を口々にまくしたててきたのだ。
その仲裁をしてから、ディーナリアスは2人とよく遊ぶようになった。
彼と彼女は、会えばいつも喧嘩ばかり。
にもかかわらず、サビナが18歳の時、2人は婚姻、今は2人の子持ち。
式に列席しつつ、人というのはわからないものだと思ったのを覚えている。
「ジョゼ、サビナは俺の幼馴染みでな。頼りになる女だ。怖がることはない」
ぎゅっと、自分の腕にジョゼフィーネはしがみついていた。
怖がっているのはわかっているが、その仕草を可愛いと感じてしまう。
頼りにされている様子なのも気分がいい。
ディーナリアスは、ジョゼフィーネの頭を撫でる。
「サビナ、ジョゼに着替えを」
「かしこまりました」
少し仰々しい態度のサビナに、眉を、ひょこんと上げた。
つい1日前まで、ディーナリアスは王太子ではなかったのだ。
王族ではあるが、一般貴族と変わらない態度で、サビナは接していた。
(即位の弊害が、このようなところにも出ておる……面倒なことだ……)
ディーナリアスが「面倒」と感じるのは、こういう上下関係や儀礼的なことにまつわる部分が多い。
ディーナリアス自身、さして王族だと意識もせず、自由に振る舞っている。
周囲も、おおむねディーナリアスを大仰には扱わなかった。
リロイくらいだ。
彼を「我が君」などと呼ぶのは。
「殿下……」
「いかがした?」
いつまでも着替えに取り掛からないサビナに、首をかしげる。
サビナは元王宮魔術師であり、しかも国王付きをしていた。
婚姻するにあたり王宮を辞したが、今回、侍女として復帰させたのだ。
昨日、ジョゼフィーネが昏倒したあと、リロイからサビナに連絡させ、リスに、侍女として迎える手配をさせていた。
「妃殿下は、これからお召し替えをされます」
「わかっておる」
「リロイ、あなたもですよ」
「こ、これは、た、大変、失礼いたしました!」
パッと、リロイが、なぜか姿を消す。
ディーナリアスには、サビナの言っていることの意味がわからない。
「ジョゼは俺の嫁だぞ。よもや俺にも、出て行け、と言うのではなかろうな?」
ディーナリアスは、ジョゼフィーネがしがみついていないほうの腕で彼女の体を抱き寄せた。
ただでさえジョゼフィーネは魔術師を恐れている。
1人になどできるはずがない。
と、思ったのだけれど。
「殿下……魔術師がいるのは、この国だけなのですよ?」
「わかってお…………」
ようやくサビナの言わんとすることに気づいて、ハッとした。
サビナの呆れ顔からして、誤解されているのは間違いない。
「ち、違うぞ、ジョゼ! お前の裸を見ようとして、ここに居座っておるのではないのだ!」
他国に魔術師はいない。
魔術での着替えなど、ジョゼフィーネは知る由もないのだ。
一般的な着替えとなると、服を脱ぎ、それから、着る。
当然に、肌を露出することになる。
が、サビナに指摘されるまで気づかなかった。
王宮では、ずいぶん前から魔術での着替えが日常化しているので。
「ご、誤解してはならん! 俺は、そのような、どすけべ、ではない!」
ジョゼフィーネに好色家だと思われているかもしれない。
焦って、声を大にして否定する。
じぃっと、ジョゼフィーネが、ディーナリアスを見つめてきた。
それから。
ぷっと、吹き出す。
その笑顔は、ディーナリアスの心臓を鷲掴み。
鼓動が、とくとくと速くなっていた。
(なんと愛らしい顔で笑うのだ、俺の嫁は……)
思わず、見惚れてしまう。
正直、すぐさまベッドに連れ込みたくなった。
とはいえ、そんな真似をすれば、確実に「どすけべ」だと思われる。
だから、我慢した。
そのジョゼフィーネだが、すぐに笑みを消してしまう。
あっという間だ。
そして、今度は、むしろ表情を曇らせた。
彼女が心の裡で「どうせ私の裸なんて」と、後ろ向きなことを考えているとは、ついぞ思わない。
ディーナリアスにとっては「可愛らしい嫁」にしか見えなかったからだ。
「妃殿下、ご安心くださいませ。こちらでの着替えは魔術によるものにございます。肌が見えることはございません」
「そういうことだ」
実際にやってみたほうが早いと思ったのか、サビナが魔術を発動する。
一瞬で、ジョゼフィーネが寝間着からドレス姿に変わった。
同時に、縦長の全身鏡も現れ、ジョゼフィーネを映している。
さすがはサビナ、抜かりはない。
「あ…………」
ジョゼフィーネの髪より少し濃いめの緑のドレス。
細い肩紐に、胸元は斜め掛けした生地で包まれ、裾はたっぷり足首まで。
横髪は後ろに向かって編み込まれているため、顔が、はっきりと見える。
「いかがでございましょう?」
ジョゼフィーネが、不安げに、ディーナリアスを見上げてきた。
頭を撫でつつ、思わず知らず、彼は、にっこりしている。
「よく似あっておる。俺の嫁は、とても愛らしいな」
サビナがいたが、本当に、ついうっかり。
ディーナリアスは体をかがめ、ジョゼフィーネに口づけた。
多少の物足りなさを感じながらも、すぐに唇を離す。
散歩前に、ジョゼフィーネを昏倒させてはいけないので。
(しかし……どういうことだ……これほど気が急くとは……)
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