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【1】ちーとにゃんこと世界樹の茶畑ドタバタドラゴン大戦争!
6にゃん
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どうしよう、どうしよう…と思っていると、私のお腹が盛大に鳴った。
「なんだ、腹減ってるのか」
「下で何か食べさせてもらったら?」
「私が幻覚魔法をかけましょう。ニャンコ、魔法をかけます、良いですか?」
「あっ、お願いしますにゃー」
「では、行きますよ――『我ニャンコを獣人に見えさせしむ事を願う』」
「にゃっ……!?」
私は混乱した。耳に実際に聞こえたのは異世界語じゃない。片言だったけど、確かに日本語……。
えっ? もしかして、呪文が、日本語だったりするの?
つーかめちゃくちゃ日本語学習中の外人みたいになってるけど!?
ちょっと笑いそうになって私は俯き加減で我慢した。一応確認の為に訊いてみる。
「…サミュエルしゃんがさっき唱えてたのはもしかして、魔法の呪文なのかにゃ?」
「ええ、そうですよ。術の行使は力ある言葉の呪文によって行われるのですから」
「サミュエルは優秀な魔術師なんだ。力ある言葉は難解で文法も難しいそうだが、彼は言葉の一つ一つの意味と使い方を研究している第一人者なんだぞ」
「そ、そうなのかにゃ…ちなみにさっきの呪文は何て意味なのにゃ?」
「『我ニャンコを獣人に見えさせしむ事を願う』、でしょうか」
「あにゃー…」
意味は合ってる。合ってるけど…どこか釈然としない気持ち。
まあこの世界の魔法事情が分かった。
魔法などの発動には力ある言葉である日本語が必要、と。
辞書も何も無い中からここまで独自に日本語の組み立てを行えるサミュエルは確かに優秀なのだろう。
しかし何故日本語なのか。
神は日本語がペラペラの私に狙われフラグを立てたがってるとしか思えない。
通訳魔法がどこまでやってくれるのかは分からないが、異世界の言葉が聞こえるのに口元は日本語を話していると不自然だろう。
ケット・シーの姿だったら猫の口だから、何も意識しなくても口の動きで実際話している音と聞こえている音が一致しないとかそういうのは分かりにくいと思う。
気をつけていさえすれば自分が日本語話者だとはバレないだろう。
人間の姿に見えるようにされたのなら、話すときは周囲が口元が異世界の言葉を話しているように錯覚するように意識して重々気をつけなければいけない。それか口元をあまり動かさないか。
ところで、幻覚魔法は本当にかかっているのだろうか?
手を見ると、おお、ちゃんと人間の手だ――子供の手だけど。
「はい、ニャンコ。鏡なんて高級品はないけどその代わりだ、見てみろよ」
ライオットが剣を抜いて刀身を見せるように翳してくれる。ぴかぴかに磨かれたそこには――天使がいた。
くりくりの金髪天然パーマ、青い瞳の素っ裸の幼女がこちらを見返していたのだ。某チョコ菓子の黄色いくちばしに描かれているようなあれが実物だったらきっとこんな感じなのだろう。
異世界の言葉を話している時は口元も異世界の言葉に合わせて動いていると周囲に錯覚される――そう念じながら私は刀身を覗き込んだ。
あっ、猫耳と尻尾は元のまんまだ。
「これが、わたちなのかにゃ? なんだか不思議な感じがするにゃ」
顔をむにむにしたり、お尻を向けてプリプリしてみせたり色々試してみる。よく出来てるな。
サミュエルに感謝しよう、と見ると、彼は口に手を当てて何かを堪えているようだった。
おお、私の可愛さを思い知るがいい!
「ぐふっ…こ、こちらの獣人の子供の姿も愛らしすぎて危険ですが、ケット・シーに見えるままでいるよりはマシでしょう」
「本当に可愛らしい…食事が終わった後でニャンコに似合う服をどこかで見繕わなければなりませんね。出来ればサミュエルさんと同じようにフードを深く被った方が良いでしょう。余計な災いを招かぬように」
マリーシャが提案すると、確かにそうですねとイケメンすぎて女に苦労しているらしい魔術師が、大人用の半そでシャツとフードを取り出して着せてくれた。
大人用のシャツは子供にはだぼっとしたワンピースになる。半そでなのに私にとっては七分八分袖だ。
「サミュエルしゃん、ありがとうにゃ」
フードもありがたい。顔がだいぶ隠れるから。
お礼を言うと、サミュエルはどう致しまして、と照れた様子で頭を撫でてくれた。
耳が真っ赤になっているのはご愛嬌。
マリーシャ以外はギルドに行って何かしらの手続きをしてくるようだ。帰りに私の服を買ってくる、と頭を撫でて出て行った。
私はといえば、マリーシャの付き添いでごはんを貰う事に。
彼女は一緒に階下に下りて、恰幅のいい宿のおかみさんに私のごはんを頼んでくれた。
「時間外で申し訳ないのですが、この子に簡単な食事でいいのでお願いします。あ、チャイブやオニオンは入れないでください。体質で食べられないんです」
おかみさんがこちらを見る。
私もおかみさんを見返すと、母性本能を刺激されたのかあらかわいらしい、とにっこりされた。
「おねがいしますにゃ」
「あいよ。獣人食ね。ちょっとまっててね、すぐ出来るから」
ほかならぬ私のメシだ。
頭をちょこんと下げるとおかみさんは人好きのする笑みをますます深めて頭を撫でて請け負ってくれた。
それにしてもチャイブ=葱とオニオン=玉ねぎか。やっぱり外見が猫だからダメなんだろうな。
前世での、犬猫に与えてはいけない食材を思い出しながら思う。獣人食ってあんま美味しくなさそうなイメージだけど特定食材は毒になるのなら仕方が無い。
冒険者達の人となりが悪い人じゃなくて良かった。
ちゃんと、恩返ししなきゃ。
「なんだ、腹減ってるのか」
「下で何か食べさせてもらったら?」
「私が幻覚魔法をかけましょう。ニャンコ、魔法をかけます、良いですか?」
「あっ、お願いしますにゃー」
「では、行きますよ――『我ニャンコを獣人に見えさせしむ事を願う』」
「にゃっ……!?」
私は混乱した。耳に実際に聞こえたのは異世界語じゃない。片言だったけど、確かに日本語……。
えっ? もしかして、呪文が、日本語だったりするの?
つーかめちゃくちゃ日本語学習中の外人みたいになってるけど!?
ちょっと笑いそうになって私は俯き加減で我慢した。一応確認の為に訊いてみる。
「…サミュエルしゃんがさっき唱えてたのはもしかして、魔法の呪文なのかにゃ?」
「ええ、そうですよ。術の行使は力ある言葉の呪文によって行われるのですから」
「サミュエルは優秀な魔術師なんだ。力ある言葉は難解で文法も難しいそうだが、彼は言葉の一つ一つの意味と使い方を研究している第一人者なんだぞ」
「そ、そうなのかにゃ…ちなみにさっきの呪文は何て意味なのにゃ?」
「『我ニャンコを獣人に見えさせしむ事を願う』、でしょうか」
「あにゃー…」
意味は合ってる。合ってるけど…どこか釈然としない気持ち。
まあこの世界の魔法事情が分かった。
魔法などの発動には力ある言葉である日本語が必要、と。
辞書も何も無い中からここまで独自に日本語の組み立てを行えるサミュエルは確かに優秀なのだろう。
しかし何故日本語なのか。
神は日本語がペラペラの私に狙われフラグを立てたがってるとしか思えない。
通訳魔法がどこまでやってくれるのかは分からないが、異世界の言葉が聞こえるのに口元は日本語を話していると不自然だろう。
ケット・シーの姿だったら猫の口だから、何も意識しなくても口の動きで実際話している音と聞こえている音が一致しないとかそういうのは分かりにくいと思う。
気をつけていさえすれば自分が日本語話者だとはバレないだろう。
人間の姿に見えるようにされたのなら、話すときは周囲が口元が異世界の言葉を話しているように錯覚するように意識して重々気をつけなければいけない。それか口元をあまり動かさないか。
ところで、幻覚魔法は本当にかかっているのだろうか?
手を見ると、おお、ちゃんと人間の手だ――子供の手だけど。
「はい、ニャンコ。鏡なんて高級品はないけどその代わりだ、見てみろよ」
ライオットが剣を抜いて刀身を見せるように翳してくれる。ぴかぴかに磨かれたそこには――天使がいた。
くりくりの金髪天然パーマ、青い瞳の素っ裸の幼女がこちらを見返していたのだ。某チョコ菓子の黄色いくちばしに描かれているようなあれが実物だったらきっとこんな感じなのだろう。
異世界の言葉を話している時は口元も異世界の言葉に合わせて動いていると周囲に錯覚される――そう念じながら私は刀身を覗き込んだ。
あっ、猫耳と尻尾は元のまんまだ。
「これが、わたちなのかにゃ? なんだか不思議な感じがするにゃ」
顔をむにむにしたり、お尻を向けてプリプリしてみせたり色々試してみる。よく出来てるな。
サミュエルに感謝しよう、と見ると、彼は口に手を当てて何かを堪えているようだった。
おお、私の可愛さを思い知るがいい!
「ぐふっ…こ、こちらの獣人の子供の姿も愛らしすぎて危険ですが、ケット・シーに見えるままでいるよりはマシでしょう」
「本当に可愛らしい…食事が終わった後でニャンコに似合う服をどこかで見繕わなければなりませんね。出来ればサミュエルさんと同じようにフードを深く被った方が良いでしょう。余計な災いを招かぬように」
マリーシャが提案すると、確かにそうですねとイケメンすぎて女に苦労しているらしい魔術師が、大人用の半そでシャツとフードを取り出して着せてくれた。
大人用のシャツは子供にはだぼっとしたワンピースになる。半そでなのに私にとっては七分八分袖だ。
「サミュエルしゃん、ありがとうにゃ」
フードもありがたい。顔がだいぶ隠れるから。
お礼を言うと、サミュエルはどう致しまして、と照れた様子で頭を撫でてくれた。
耳が真っ赤になっているのはご愛嬌。
マリーシャ以外はギルドに行って何かしらの手続きをしてくるようだ。帰りに私の服を買ってくる、と頭を撫でて出て行った。
私はといえば、マリーシャの付き添いでごはんを貰う事に。
彼女は一緒に階下に下りて、恰幅のいい宿のおかみさんに私のごはんを頼んでくれた。
「時間外で申し訳ないのですが、この子に簡単な食事でいいのでお願いします。あ、チャイブやオニオンは入れないでください。体質で食べられないんです」
おかみさんがこちらを見る。
私もおかみさんを見返すと、母性本能を刺激されたのかあらかわいらしい、とにっこりされた。
「おねがいしますにゃ」
「あいよ。獣人食ね。ちょっとまっててね、すぐ出来るから」
ほかならぬ私のメシだ。
頭をちょこんと下げるとおかみさんは人好きのする笑みをますます深めて頭を撫でて請け負ってくれた。
それにしてもチャイブ=葱とオニオン=玉ねぎか。やっぱり外見が猫だからダメなんだろうな。
前世での、犬猫に与えてはいけない食材を思い出しながら思う。獣人食ってあんま美味しくなさそうなイメージだけど特定食材は毒になるのなら仕方が無い。
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