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うら若き有閑貴族夫人になったからには、安穏なだらだらニート生活をしたい。【2】
グレイ・ダージリン(132)
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カーフィが行方不明である事やカレドニア王位がどうなるかは気になる所だけれど、僕は目の前のイドゥリースとメリー様の婚約式準備でそれどころではなくなっていた。
アヤスラニ風料理を作る為の香辛料や上質な羊肉、そしてオコノミといった珍しい食材。他は招待客に渡す礼品や余興に使う品々等――キーマン商会が用意する品物は枚挙に暇がない。
ジャン・バティストが突き刺さってくる笑顔を向けて来たあたり、後でこってり絞られそうだなと思う。
キャンディ伯爵邸と大分形が出来て来たダージリン伯爵邸を繋ぐように鉄を使った道が敷設される。作業は真夜中を通して少しずつ進められた。蒸気機関車がその上を走るそうで、『線路』というらしい。
主役の二人は当然それに乗るとして――誰が機関車を走らせるかという事になり。それに立候補したのはイサーク様だった。
「僕がやりたい! 面白そうだし、それに大事な妹の婚約式だからね!」
「まあ小型で極力単純化している奴だから大丈夫だとは思うけど……やっぱり無理そうってなったらちゃんと言うのよ? 操作は別の人にやってもらって、イサークが車掌さんをするのでも構わないんだから」
しかしマリーのそんな心配をよそに、イサーク様はたった一度の練習だけで、見事に婚約式当日蒸気機関車を動かす事に成功したのだった。
婚約する二人に祝福をする役目を負っていた僕とマリー。
出番が来るまで僕達はお腹が空いて堪らなかったけれど、居並ぶ貴族、オディロン陛下、アルバート殿下、アヤスラニ皇帝イブラヒーム陛下といったそうそうたる顔ぶれを前に何とか大役をこなせたと思う。
***
着替えて席に戻り、やっと食事にありつけると思ったのも束の間。アルバート第一王子殿下とガリアのメテオーラ公爵令嬢、カレドニア女王リュサイ陛下、アレマニア皇女エリーザベト殿下といった顔ぶれが挨拶にやって来た。
「度肝を抜かれましたよ。まさか、あのような隠し玉を持っていたとはね。馬も無しに煙を吐いて走る不思議なからくり。マリーもグレイも人が悪い」
「ええ、不思議ですわよね。あれ、どうやって動いていますの?」
アルバート殿下とメテオーラ嬢の問いに、周囲のテーブルの耳目が何となくこちらへ集中したのが分かった。
マリーが扇をパラリと広げてこちらに流し目をする。開示する程度は任せるということだ。
僕は小さく頷いて口を開いた。
「実はお湯を沸かす時の力なんだそうです。面白いですよね」
アルバート殿下は片眉を上げた。
「やはり詳しい仕組みは秘密、ですか」
少し不満げな声。当たり前だろう、異世界からの貴重な最新技術だ。僕達が優位性を持つ為にそうやすやすと明かす訳がない。マリーが肩を竦める。
「本当はまだあのようなおもちゃでの実験段階。お披露目するつもりはありませんでしたわ。けれど、妹達の門出は盛大に祝ってあげたいと少々無理をしましたの」
ちらり、とアヤスラニ帝国特使達のテーブルを見遣る。
「確かに特使殿達にお見せするにはこれ以上効果的なものは無いでしょうね」
「キャンディ伯爵家は一貴族ですが、アヤスラニ帝国の皇子殿下を婿にする以上、国威を背負っているようなものですから」
僕がそう言うと、エリーザベト皇女が顔を輝かせてこちらを見た。
「さぞや度肝を抜かれたことかと存じますわ。珍しいものは見慣れている筈の私ですら、あれは大層驚きましたもの!」
「ええ、本当に!」
リュサイ女王陛下も同意する。しかしアルバート殿下は首を傾げてマリーを見た。
「でも良かったのですか? 彼らは絶対この技術を欲しがりますよ?」
「でしょうね。ただ本格的な実用化まではまだ時間がかかりますし、全て織り込み済みですわ」
そうマリーが答えた時、やっと僕達の食事が運ばれて来る。
腹を満たした後僕は客席を回って挨拶に向かった。
***
挨拶回りが終わり、最後に祖父エディアールや父ブルック達の居る家族の席に向かう。アールとアナベラ様はマリーの方に居るのが見える。どうも入れ違いになったようだ。
僕が近付くと、強引に座らされる。
「グレイ、馬も無しに走るあの黒いのは何だ!? どういう仕組みで走っているのだ、何とも凄いではないか!」
「流石に度肝を抜かれたのう。時代が変わるのを肌で感じてまだ背筋がゾクゾクしておる」
案の定、散々訊かれた質問を再びされる羽目に。ほとんどが蒸気機関車の事だったけど、中にはマセガ……少年音楽家ヴォルフガングが弾いている曲について訊かれる事も。
目敏い貴族等はしつこく食い下がってきたので振り切るのが全く大変だった。
僕はやれやれと手を上げる。
「色んな人に訊かれたよ。どういう構造なのか、とかどうやって走っているのかって。僕も良く分かっていないんだ。ただマリーが言うにはお湯を沸かす時の力なんだって」
「あら、ではあの煙は湯気かしら?」
祖母パレディーテの問いに僕はうんと頷く。
「湯を沸かす時の煙も混じっているとは思うけどね」
その時、司会が「これより蒸気機関車試乗体験を行います! 婚約式の終わりまで乗れますので希望される方は焦らずお並び下さい!」と声を張り上げるのが聞こえ、招待客が一斉に騒めいた。
母レピーシェがはちきれんばかりの期待を顔に浮かべ、浮足立った。
「ねぇ、グレイ。お母様もあれ、乗せて頂く事は出来るかしら?」
「ああ、うん。小さいけど何人か一度に乗せられるみたい」
「何!? 俺達も行くぞ!」
結局、家族全員連れ立って蒸気機関車の方に行ってしまった。
仕方ない、とマリーの所へ戻る。アール達は既にそこにはおらず、蒸気機関車に並ぶ列で父達と合流しているのが見えた。
結局話せなかったなぁ。
その後――
鳥が落とす贈り物を捕まえる催しでオディロン陛下がアヤスラニ帝国特使と争うのを見て、アルバート殿下が「……我が父王陛下は何をやっているのだか」と頭を抱えたり。
婚約式が終わった直後にヴォルフガングに呼び止められ、「グレイ猊下、聖女様から教えて頂いた曲の数々……僕は天才少年だと持て囃されてきましたが、それは過大評価だったのだと今では思います。きっと、あれは神々からの天籟の音楽なのでしょう。叶うならば聖女様のお傍でもっと学びたいと考えているのですが、ご助力願えませんか?」等と懇願されたり。
色々あったけれど、婚約式は概ね恙無く終えられたと思う。
アヤスラニ風料理を作る為の香辛料や上質な羊肉、そしてオコノミといった珍しい食材。他は招待客に渡す礼品や余興に使う品々等――キーマン商会が用意する品物は枚挙に暇がない。
ジャン・バティストが突き刺さってくる笑顔を向けて来たあたり、後でこってり絞られそうだなと思う。
キャンディ伯爵邸と大分形が出来て来たダージリン伯爵邸を繋ぐように鉄を使った道が敷設される。作業は真夜中を通して少しずつ進められた。蒸気機関車がその上を走るそうで、『線路』というらしい。
主役の二人は当然それに乗るとして――誰が機関車を走らせるかという事になり。それに立候補したのはイサーク様だった。
「僕がやりたい! 面白そうだし、それに大事な妹の婚約式だからね!」
「まあ小型で極力単純化している奴だから大丈夫だとは思うけど……やっぱり無理そうってなったらちゃんと言うのよ? 操作は別の人にやってもらって、イサークが車掌さんをするのでも構わないんだから」
しかしマリーのそんな心配をよそに、イサーク様はたった一度の練習だけで、見事に婚約式当日蒸気機関車を動かす事に成功したのだった。
婚約する二人に祝福をする役目を負っていた僕とマリー。
出番が来るまで僕達はお腹が空いて堪らなかったけれど、居並ぶ貴族、オディロン陛下、アルバート殿下、アヤスラニ皇帝イブラヒーム陛下といったそうそうたる顔ぶれを前に何とか大役をこなせたと思う。
***
着替えて席に戻り、やっと食事にありつけると思ったのも束の間。アルバート第一王子殿下とガリアのメテオーラ公爵令嬢、カレドニア女王リュサイ陛下、アレマニア皇女エリーザベト殿下といった顔ぶれが挨拶にやって来た。
「度肝を抜かれましたよ。まさか、あのような隠し玉を持っていたとはね。馬も無しに煙を吐いて走る不思議なからくり。マリーもグレイも人が悪い」
「ええ、不思議ですわよね。あれ、どうやって動いていますの?」
アルバート殿下とメテオーラ嬢の問いに、周囲のテーブルの耳目が何となくこちらへ集中したのが分かった。
マリーが扇をパラリと広げてこちらに流し目をする。開示する程度は任せるということだ。
僕は小さく頷いて口を開いた。
「実はお湯を沸かす時の力なんだそうです。面白いですよね」
アルバート殿下は片眉を上げた。
「やはり詳しい仕組みは秘密、ですか」
少し不満げな声。当たり前だろう、異世界からの貴重な最新技術だ。僕達が優位性を持つ為にそうやすやすと明かす訳がない。マリーが肩を竦める。
「本当はまだあのようなおもちゃでの実験段階。お披露目するつもりはありませんでしたわ。けれど、妹達の門出は盛大に祝ってあげたいと少々無理をしましたの」
ちらり、とアヤスラニ帝国特使達のテーブルを見遣る。
「確かに特使殿達にお見せするにはこれ以上効果的なものは無いでしょうね」
「キャンディ伯爵家は一貴族ですが、アヤスラニ帝国の皇子殿下を婿にする以上、国威を背負っているようなものですから」
僕がそう言うと、エリーザベト皇女が顔を輝かせてこちらを見た。
「さぞや度肝を抜かれたことかと存じますわ。珍しいものは見慣れている筈の私ですら、あれは大層驚きましたもの!」
「ええ、本当に!」
リュサイ女王陛下も同意する。しかしアルバート殿下は首を傾げてマリーを見た。
「でも良かったのですか? 彼らは絶対この技術を欲しがりますよ?」
「でしょうね。ただ本格的な実用化まではまだ時間がかかりますし、全て織り込み済みですわ」
そうマリーが答えた時、やっと僕達の食事が運ばれて来る。
腹を満たした後僕は客席を回って挨拶に向かった。
***
挨拶回りが終わり、最後に祖父エディアールや父ブルック達の居る家族の席に向かう。アールとアナベラ様はマリーの方に居るのが見える。どうも入れ違いになったようだ。
僕が近付くと、強引に座らされる。
「グレイ、馬も無しに走るあの黒いのは何だ!? どういう仕組みで走っているのだ、何とも凄いではないか!」
「流石に度肝を抜かれたのう。時代が変わるのを肌で感じてまだ背筋がゾクゾクしておる」
案の定、散々訊かれた質問を再びされる羽目に。ほとんどが蒸気機関車の事だったけど、中にはマセガ……少年音楽家ヴォルフガングが弾いている曲について訊かれる事も。
目敏い貴族等はしつこく食い下がってきたので振り切るのが全く大変だった。
僕はやれやれと手を上げる。
「色んな人に訊かれたよ。どういう構造なのか、とかどうやって走っているのかって。僕も良く分かっていないんだ。ただマリーが言うにはお湯を沸かす時の力なんだって」
「あら、ではあの煙は湯気かしら?」
祖母パレディーテの問いに僕はうんと頷く。
「湯を沸かす時の煙も混じっているとは思うけどね」
その時、司会が「これより蒸気機関車試乗体験を行います! 婚約式の終わりまで乗れますので希望される方は焦らずお並び下さい!」と声を張り上げるのが聞こえ、招待客が一斉に騒めいた。
母レピーシェがはちきれんばかりの期待を顔に浮かべ、浮足立った。
「ねぇ、グレイ。お母様もあれ、乗せて頂く事は出来るかしら?」
「ああ、うん。小さいけど何人か一度に乗せられるみたい」
「何!? 俺達も行くぞ!」
結局、家族全員連れ立って蒸気機関車の方に行ってしまった。
仕方ない、とマリーの所へ戻る。アール達は既にそこにはおらず、蒸気機関車に並ぶ列で父達と合流しているのが見えた。
結局話せなかったなぁ。
その後――
鳥が落とす贈り物を捕まえる催しでオディロン陛下がアヤスラニ帝国特使と争うのを見て、アルバート殿下が「……我が父王陛下は何をやっているのだか」と頭を抱えたり。
婚約式が終わった直後にヴォルフガングに呼び止められ、「グレイ猊下、聖女様から教えて頂いた曲の数々……僕は天才少年だと持て囃されてきましたが、それは過大評価だったのだと今では思います。きっと、あれは神々からの天籟の音楽なのでしょう。叶うならば聖女様のお傍でもっと学びたいと考えているのですが、ご助力願えませんか?」等と懇願されたり。
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