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うら若き有閑貴族夫人になったからには、安穏なだらだらニート生活をしたい。【1】
聖女は力の言葉を放った!
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アルトガルやヘルフリッツ以下隠密騎士達、メイソンやイエイツ修道士、金太、ロイジウス他、皆にも無事を喜ばれたり、すったもんだがあったりした。
そんな数日が過ぎ――
サリーナ達が種痘を受けて問題が無かったので、私達含む領地全員が種痘を受けることとなった。
勿論教会主導で種痘を行う上で、聖地のサングマ教皇に連絡を取ったのだが、そこで思わぬ要求が。
『恐れながら聖女様の腕から取られたものを広めたいと思うのですが、可能でございましょうか?』
どういうこと?
『天然痘から人々を救う神の刻印ともなれば、その方が有難味が増すと思うのです』
ほほう、成程な。
確かに牛馬から取ったものだとすれば受け入れられにくい。しかし聖女の腕から直接取ったものであれば話は違う。
そういう理屈で神の奇跡だと宣伝するつもりなのだろう。
『分かったわ』
教会側への通達が終わったので、皆にもその話をすると、何故か馬の脚共がそわそわし始めた。
鼻息荒くちらちらとこちらを見て来る。うざい。
「……お前達、さっきから何だ?」
「マ、マリー様! 我らにもマリー様からの種痘を希望致します」
「何卒!」
「はぁ?」
……何を言っているんだ、こいつらは。
というか、
「そもそもお前達は接種自体必要ないよな?」
馬ノ庄の牛から取られた馬痘なので、前脚も後ろ脚も既に免疫付いているはず。それなのに接種したがる理由が分からん。
「この……共が」
「先輩達は本当、マリー様命ですよねー」
サリーナが何事かを呟きながら凍り付くような眼差しで二人を見ている。カールは苦笑いだ。
意味はないと言ったのだけれど、それでも懇願されたので、私はしぶしぶ許可を出したのだった。
***
アヤスラニ帝国皇帝イブラヒームを透視すると。
「『陛下、バンカムは眠気を飛ばすとはいえ、しっかり休まれませぬと玉体に障ります』」
「『うむ……分かっているが、そうも言っておられぬのだ』」
起き抜けの一杯だろうか。
コーヒーを飲んでいるところだった。
精神感応で探ると、オス麿がサボった穴埋めをこっそりしているようである。
侍女が下がると、私はさっそく声を掛けた。
『おはようございます』
その瞬間、皇帝イブラヒームはびくりとして周囲を見渡した。
『聖女か……今日は昼時ではないのだな』
『ええ。アヤスラニ帝国皇帝イブラヒーム陛下におかれましてはごきげん麗しゅう。早速ですが、全くとんだ人物を迎えに寄こして下さいましたわね』
――お陰様で私、散々な目に遭いましたわ。
蘇った怒りを抑えつつそう伝えると、アヤスラニ皇帝は『とんだ人物……?』と何事かを察した様子だった。
『どういう意味だ。前の大宰相オルハンが何か粗相でもしたのか?』
どうも皇帝イブラヒームの主観では、前の大宰相オルハンは信頼出来る人間のようだった。まあ皇太子オスマンの祖父だし後ろ盾でもあるし無理もない。
ただ、私は一言。
『――呪術師の麻痺香』
ブフォッ!
何よりも雄弁な力の言葉を伝えると、皇帝はコーヒーを盛大に噴き出した。
アヤスラニ帝国の機密でもあるそれが、使われるようなことがあった――多くを説明せずとも、それだけで理解してくれたようだ。
咳き込む皇帝に、私は追い打ちをかける。
『私ね、つい最近その麻痺香を使われて、危うくアヤスラニ帝国へ連れ去られるところでしたの。
一つお伺いしたいのですけれど、アヤスラニ帝国では皇太子は異国では婦女誘拐すべしと教わっていらっしゃるのかしら?』
『ちょ、ちょっと待て! それはオスマンの愚行か? オルハンは止めなかったのか!?』
嫌味たっぷりに訊くと、皇帝は慌てふためいている。
しかしそんな貴方に非常に残念なお知らせがあるのだよ。
『止めるどころか、むしろ彼が皇太子殿下を唆したんですの。誘拐に携わった者達全員、現在仲良く当家の城の牢で歓迎させて戴いておりますわ』
『な、何と……まさかオルハンが』
『イドゥリース様を暗殺出来なかったので、標的を私にして、聖女を無理やり皇妃にすることでご自分の立場を確固たるものにする、だそうですわ。
幸いにして私は助けもあり、何とか無事に国へ帰って来れましたが……この落とし前はどうつけて下さるのかしら。ねえ、オスマン皇太子殿下の父君であらせられる皇帝陛下?』
『そ、それが本当ならば、大変申し訳ないことをした。イドゥリースの命を狙うばかりか、よもや聖女を誘拐しようとまでするとは。死の病の件で聖女の協力は不可欠であるというのに、あの愚か者め!』
『大導師フゼイフェは誘拐に関わっておらず無実でしたわ』
皇帝イブラヒームは溜息を吐いた。
『それが不幸中の幸いか。オスマンとオルハンの命はそちらに握られている、ということだな。
はぁ……殺されても致し方ない、と言いたいところだが、あれでも我が息子だ――落とし前はどうつければよい?』
『そうですわね、先に大導師フゼイフェを手紙を託した上でそちらに帰国させますわ。手紙にある要求を呑むのであれば、オスマン皇太子殿下達を無事にお返し致します』
まあ、種痘は謝罪関係なくフゼイフェに託すつもりだけれど。
要求の具体的な内容はもう決まっているのか、と訊かれたので、私は列挙して伝えていく。
こちらの指定した土地をイドゥリース所有とし、そこの管理人はスレイマンの実家ヒラール商会に任せること。
キーマン商会への関税を免除するという特権。
商船二十隻分の建造費(金での支払い)。
石油の出る土地の四百年の利用権。
交易の便宜を図るための銀行設立、その便宜を図ること。
勿論土地は希少鉱物資源が出る場所をピンポイントである。
銀行設立の理由も表向きのもので、しれっと通貨発行権の要求を混ぜ込んだ。
列挙した要求に、皇帝イブラヒームは溜息を吐く。
『分かった。それで皇太子や帝国民の命が助かるのであれば安いものだ』
そんな数日が過ぎ――
サリーナ達が種痘を受けて問題が無かったので、私達含む領地全員が種痘を受けることとなった。
勿論教会主導で種痘を行う上で、聖地のサングマ教皇に連絡を取ったのだが、そこで思わぬ要求が。
『恐れながら聖女様の腕から取られたものを広めたいと思うのですが、可能でございましょうか?』
どういうこと?
『天然痘から人々を救う神の刻印ともなれば、その方が有難味が増すと思うのです』
ほほう、成程な。
確かに牛馬から取ったものだとすれば受け入れられにくい。しかし聖女の腕から直接取ったものであれば話は違う。
そういう理屈で神の奇跡だと宣伝するつもりなのだろう。
『分かったわ』
教会側への通達が終わったので、皆にもその話をすると、何故か馬の脚共がそわそわし始めた。
鼻息荒くちらちらとこちらを見て来る。うざい。
「……お前達、さっきから何だ?」
「マ、マリー様! 我らにもマリー様からの種痘を希望致します」
「何卒!」
「はぁ?」
……何を言っているんだ、こいつらは。
というか、
「そもそもお前達は接種自体必要ないよな?」
馬ノ庄の牛から取られた馬痘なので、前脚も後ろ脚も既に免疫付いているはず。それなのに接種したがる理由が分からん。
「この……共が」
「先輩達は本当、マリー様命ですよねー」
サリーナが何事かを呟きながら凍り付くような眼差しで二人を見ている。カールは苦笑いだ。
意味はないと言ったのだけれど、それでも懇願されたので、私はしぶしぶ許可を出したのだった。
***
アヤスラニ帝国皇帝イブラヒームを透視すると。
「『陛下、バンカムは眠気を飛ばすとはいえ、しっかり休まれませぬと玉体に障ります』」
「『うむ……分かっているが、そうも言っておられぬのだ』」
起き抜けの一杯だろうか。
コーヒーを飲んでいるところだった。
精神感応で探ると、オス麿がサボった穴埋めをこっそりしているようである。
侍女が下がると、私はさっそく声を掛けた。
『おはようございます』
その瞬間、皇帝イブラヒームはびくりとして周囲を見渡した。
『聖女か……今日は昼時ではないのだな』
『ええ。アヤスラニ帝国皇帝イブラヒーム陛下におかれましてはごきげん麗しゅう。早速ですが、全くとんだ人物を迎えに寄こして下さいましたわね』
――お陰様で私、散々な目に遭いましたわ。
蘇った怒りを抑えつつそう伝えると、アヤスラニ皇帝は『とんだ人物……?』と何事かを察した様子だった。
『どういう意味だ。前の大宰相オルハンが何か粗相でもしたのか?』
どうも皇帝イブラヒームの主観では、前の大宰相オルハンは信頼出来る人間のようだった。まあ皇太子オスマンの祖父だし後ろ盾でもあるし無理もない。
ただ、私は一言。
『――呪術師の麻痺香』
ブフォッ!
何よりも雄弁な力の言葉を伝えると、皇帝はコーヒーを盛大に噴き出した。
アヤスラニ帝国の機密でもあるそれが、使われるようなことがあった――多くを説明せずとも、それだけで理解してくれたようだ。
咳き込む皇帝に、私は追い打ちをかける。
『私ね、つい最近その麻痺香を使われて、危うくアヤスラニ帝国へ連れ去られるところでしたの。
一つお伺いしたいのですけれど、アヤスラニ帝国では皇太子は異国では婦女誘拐すべしと教わっていらっしゃるのかしら?』
『ちょ、ちょっと待て! それはオスマンの愚行か? オルハンは止めなかったのか!?』
嫌味たっぷりに訊くと、皇帝は慌てふためいている。
しかしそんな貴方に非常に残念なお知らせがあるのだよ。
『止めるどころか、むしろ彼が皇太子殿下を唆したんですの。誘拐に携わった者達全員、現在仲良く当家の城の牢で歓迎させて戴いておりますわ』
『な、何と……まさかオルハンが』
『イドゥリース様を暗殺出来なかったので、標的を私にして、聖女を無理やり皇妃にすることでご自分の立場を確固たるものにする、だそうですわ。
幸いにして私は助けもあり、何とか無事に国へ帰って来れましたが……この落とし前はどうつけて下さるのかしら。ねえ、オスマン皇太子殿下の父君であらせられる皇帝陛下?』
『そ、それが本当ならば、大変申し訳ないことをした。イドゥリースの命を狙うばかりか、よもや聖女を誘拐しようとまでするとは。死の病の件で聖女の協力は不可欠であるというのに、あの愚か者め!』
『大導師フゼイフェは誘拐に関わっておらず無実でしたわ』
皇帝イブラヒームは溜息を吐いた。
『それが不幸中の幸いか。オスマンとオルハンの命はそちらに握られている、ということだな。
はぁ……殺されても致し方ない、と言いたいところだが、あれでも我が息子だ――落とし前はどうつければよい?』
『そうですわね、先に大導師フゼイフェを手紙を託した上でそちらに帰国させますわ。手紙にある要求を呑むのであれば、オスマン皇太子殿下達を無事にお返し致します』
まあ、種痘は謝罪関係なくフゼイフェに託すつもりだけれど。
要求の具体的な内容はもう決まっているのか、と訊かれたので、私は列挙して伝えていく。
こちらの指定した土地をイドゥリース所有とし、そこの管理人はスレイマンの実家ヒラール商会に任せること。
キーマン商会への関税を免除するという特権。
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石油の出る土地の四百年の利用権。
交易の便宜を図るための銀行設立、その便宜を図ること。
勿論土地は希少鉱物資源が出る場所をピンポイントである。
銀行設立の理由も表向きのもので、しれっと通貨発行権の要求を混ぜ込んだ。
列挙した要求に、皇帝イブラヒームは溜息を吐く。
『分かった。それで皇太子や帝国民の命が助かるのであれば安いものだ』
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