90 / 754
貴族令嬢に生まれたからには念願のだらだらニート生活したい。
グレイ・ルフナー(47)
しおりを挟む
「若旦那様、若旦那様。旦那様がお呼びです」
サイモン様に相談してから数日。交易関連の資料に目を通していると部屋の扉がノックされた。仕方なく僕は顔を上げる。
「何だって?」
「応接室にお客様がいらっしゃっております。旦那様は是非とも若旦那様にも顔を出して欲しいと仰せです」
「分かった、すぐに行くよ」
僕が大きくなるにつれて、客に面通しさせられる事は増えていっていた。商売には人脈も物を言う。父ブルックは自分が祖父から引き継いできたそれを少しずつ僕に継がせていっているのだ。
部屋を出て、応接室へと歩き出す。
先日――経緯を話して、どうしたものかと相談した僕。サイモン様曰く、教会に関してはあまり強く出ない方が良いとの事だった。彼らが僕の身辺を調査したとしても、異国の商人とも繋がりがあるルフナー子爵家の事。いざという場合でも何とでも言い逃れは出来るだろうと。
そう簡単にマリーに行き着く事もあるまいと仰るサイモン様。キャンディ伯爵家――マリーを訪ねるのも、僕は婚約者だから不自然ではないから安心するが良いと。
ただ、相手がかまをかけて来る場合もあるので、その受け答えの想定もしておいた方が良いと言われた。
そう簡単にいくだろうか。この国は敬虔な信者も多い。身内がいる場所でさえ、言動には気を付けた方が良いのかも知れない。
そんな事を考えながら僕は応接室の扉をノックする。
「お父様、グレイです。お呼びと伺いましたが」
「おお、来たか。入れ」
父の声がして、扉が開かれる。重厚なテーブル、異国風味のソファー。
いつもの応接室に、父とソファーに座っている客人の姿が目に飛び込んで来て、僕は一瞬息を呑んだ。客人の姿に見覚えがあったからだ。
「これが私の不肖の末息子で、グレイと申します。株式に関する事に携わっておりまして。株式について詳しくお知りになりたければ遠慮なくこれに訊いて頂ければと」
父がにこやかに紹介する。僕は慌てて商売用の微笑みを作った。
客人も精悍な顔立ちに柔和な笑みを浮かべているが、その碧眼には油断ならない光が宿っている。
「ああ、グレイ殿。久方ぶりです。いつぞやの、キャンディ伯爵家での兄君の婚約式でお会いしましたね」
「お久しぶりです、ウエッジウッド子爵。その節はどうも」
頭を下げて紳士の礼を取りながら、僕は見えない所で顔を歪めた。正直この男を家に招き入れた父が恨めしい。
僕なりにウエッジウッド子爵の事を調べさせたが、父に聞いた以上の事は分からなかった。存在そのものが謎めいていて得体が知れない。
――何しに来たんだ。本当に株式の事だけを知る為に来たんだろうか。
直感が、それは違うと言っている。相手の目的が知れないだけに一層不気味だった。
「同じ子爵同士ではありませんか。どうぞギャヴィンとお気軽にお呼びください」
「いえ、第一王子殿下の側近でいらっしゃる方を若輩者の私が気安くお呼びする訳には……」
遠慮しているように見せて、暗に仲良くしたくないという気持ちを込めたけれど、父に軽く睨まれる。
「グレイ。ギャヴィン殿はな、身分問わず広く民情を知りたいという殿下の御意向で取り立てて頂いたそうだ。だからそのように畏まる必要はないと仰っているぞ」
「その通りです。上位貴族だけを重視するのではなく、下位貴族や庶民も疎かにせぬようにとの事で、わざわざ子爵の私を選ばれたそうですので」
父ブルックに諭され、表情の読めないギャヴィンにそう言われては、僕も不承不承頷くしかなかった。勿論外面は取り繕って。
「……わかりました。よろしくお願いいたします、ギャヴィン殿」
***
「長距離の辻馬車運用に関して、休憩駅を設けるという画期的なお考えを先日お伺いしたのですが、殿下に奏上しましたところ、各駅に王国兵を配して治安維持をさせるという案を思いつかれまして。大層お喜びになっておられました」
「おお、それならば民にとって何と心強い事でしょう」
僕の分のお茶が注がれ、異国の菓子がテーブルに並んでいた。父の言っていた長距離の辻馬車についての話題を大人しく聞く。
……王国兵。
その土地の領兵ではないという事は、殿下は王権を強化し、監視機構を作り上げるつもりなのかなと僕は思う。それぐらいの事は殿下を褒めちぎっている父ブルックも理解しているだろう。
その話題が終わったところで僕は株式制度について話した。資金が乏しい者でも金を儲ける才覚さえあれば商売が出来るようになるという事。商売人が増えて市場が活性化すればよい競争が生まれるだろうという事。不当な高利貸しが減る効果もあるだろうという事。
話を聞き終えると、ギャヴィンは考え事をする時の癖なのか、顎に手を当て人差し指で頬を突いている。
「ふうん、成程……面白い事を考え付いたものですね。これは、グレイ殿の発案でしょうか?」
訊かれて、僕は何となくギャヴィンの目的はこれなのだと思った。
「いえ……遠い外国にはそのような仕組みもあると聞いた事がありますし、そう目新しい考えでもないと思いますよ」
微笑んで誤魔化すようにそう言うと、ギャヴィンの口の端がゆるりと弧を描いた。
「……そう言えば、兄君も『銀行』という仕事を始められたとか?」
「はい。こちらは金貸しのやっている事に似ていますが、不当に高利を貪るようなものではなく、むしろ公正な機関を目指しています。一番の目的は商売の取引をしやすくする為のものですね。詳しくは、兄に訊かれると宜しいかと」
本当はそれなりに知ってるけど、僕は兄に丸投げした。ギャヴィンの目が逸らされ、内心ホッとする。
「興味深い事です。いつか兄君のお話も伺ってみたいものですね」
「残念ながら本日は留守にしておりまして。いつかお目に掛かりましょう」
父がそう約束する。後でアールに注意するように言っておいた方がいいな。
***
昼下がりになって、帰宅したアールにあった事を話していると、「若旦那、手紙が」と小さな書付を渡された。
「じゃあ、くれぐれも気を付けてね」
「分かった。可愛い義妹の為でもあるしな」
アールと拳をぶつけ合って、その場で書付に目を通した僕は、一気に青褪めた。
「そ、そんな……!」
「どうした?」
「院長に、マリーの事がバレた……」
殴り書きだったが、それは間違いなく、見慣れたイエイツの筆跡。
――『猊下、キャンディ伯爵家へ近々訪問の言。正装の用意有』
サイモン様に相談してから数日。交易関連の資料に目を通していると部屋の扉がノックされた。仕方なく僕は顔を上げる。
「何だって?」
「応接室にお客様がいらっしゃっております。旦那様は是非とも若旦那様にも顔を出して欲しいと仰せです」
「分かった、すぐに行くよ」
僕が大きくなるにつれて、客に面通しさせられる事は増えていっていた。商売には人脈も物を言う。父ブルックは自分が祖父から引き継いできたそれを少しずつ僕に継がせていっているのだ。
部屋を出て、応接室へと歩き出す。
先日――経緯を話して、どうしたものかと相談した僕。サイモン様曰く、教会に関してはあまり強く出ない方が良いとの事だった。彼らが僕の身辺を調査したとしても、異国の商人とも繋がりがあるルフナー子爵家の事。いざという場合でも何とでも言い逃れは出来るだろうと。
そう簡単にマリーに行き着く事もあるまいと仰るサイモン様。キャンディ伯爵家――マリーを訪ねるのも、僕は婚約者だから不自然ではないから安心するが良いと。
ただ、相手がかまをかけて来る場合もあるので、その受け答えの想定もしておいた方が良いと言われた。
そう簡単にいくだろうか。この国は敬虔な信者も多い。身内がいる場所でさえ、言動には気を付けた方が良いのかも知れない。
そんな事を考えながら僕は応接室の扉をノックする。
「お父様、グレイです。お呼びと伺いましたが」
「おお、来たか。入れ」
父の声がして、扉が開かれる。重厚なテーブル、異国風味のソファー。
いつもの応接室に、父とソファーに座っている客人の姿が目に飛び込んで来て、僕は一瞬息を呑んだ。客人の姿に見覚えがあったからだ。
「これが私の不肖の末息子で、グレイと申します。株式に関する事に携わっておりまして。株式について詳しくお知りになりたければ遠慮なくこれに訊いて頂ければと」
父がにこやかに紹介する。僕は慌てて商売用の微笑みを作った。
客人も精悍な顔立ちに柔和な笑みを浮かべているが、その碧眼には油断ならない光が宿っている。
「ああ、グレイ殿。久方ぶりです。いつぞやの、キャンディ伯爵家での兄君の婚約式でお会いしましたね」
「お久しぶりです、ウエッジウッド子爵。その節はどうも」
頭を下げて紳士の礼を取りながら、僕は見えない所で顔を歪めた。正直この男を家に招き入れた父が恨めしい。
僕なりにウエッジウッド子爵の事を調べさせたが、父に聞いた以上の事は分からなかった。存在そのものが謎めいていて得体が知れない。
――何しに来たんだ。本当に株式の事だけを知る為に来たんだろうか。
直感が、それは違うと言っている。相手の目的が知れないだけに一層不気味だった。
「同じ子爵同士ではありませんか。どうぞギャヴィンとお気軽にお呼びください」
「いえ、第一王子殿下の側近でいらっしゃる方を若輩者の私が気安くお呼びする訳には……」
遠慮しているように見せて、暗に仲良くしたくないという気持ちを込めたけれど、父に軽く睨まれる。
「グレイ。ギャヴィン殿はな、身分問わず広く民情を知りたいという殿下の御意向で取り立てて頂いたそうだ。だからそのように畏まる必要はないと仰っているぞ」
「その通りです。上位貴族だけを重視するのではなく、下位貴族や庶民も疎かにせぬようにとの事で、わざわざ子爵の私を選ばれたそうですので」
父ブルックに諭され、表情の読めないギャヴィンにそう言われては、僕も不承不承頷くしかなかった。勿論外面は取り繕って。
「……わかりました。よろしくお願いいたします、ギャヴィン殿」
***
「長距離の辻馬車運用に関して、休憩駅を設けるという画期的なお考えを先日お伺いしたのですが、殿下に奏上しましたところ、各駅に王国兵を配して治安維持をさせるという案を思いつかれまして。大層お喜びになっておられました」
「おお、それならば民にとって何と心強い事でしょう」
僕の分のお茶が注がれ、異国の菓子がテーブルに並んでいた。父の言っていた長距離の辻馬車についての話題を大人しく聞く。
……王国兵。
その土地の領兵ではないという事は、殿下は王権を強化し、監視機構を作り上げるつもりなのかなと僕は思う。それぐらいの事は殿下を褒めちぎっている父ブルックも理解しているだろう。
その話題が終わったところで僕は株式制度について話した。資金が乏しい者でも金を儲ける才覚さえあれば商売が出来るようになるという事。商売人が増えて市場が活性化すればよい競争が生まれるだろうという事。不当な高利貸しが減る効果もあるだろうという事。
話を聞き終えると、ギャヴィンは考え事をする時の癖なのか、顎に手を当て人差し指で頬を突いている。
「ふうん、成程……面白い事を考え付いたものですね。これは、グレイ殿の発案でしょうか?」
訊かれて、僕は何となくギャヴィンの目的はこれなのだと思った。
「いえ……遠い外国にはそのような仕組みもあると聞いた事がありますし、そう目新しい考えでもないと思いますよ」
微笑んで誤魔化すようにそう言うと、ギャヴィンの口の端がゆるりと弧を描いた。
「……そう言えば、兄君も『銀行』という仕事を始められたとか?」
「はい。こちらは金貸しのやっている事に似ていますが、不当に高利を貪るようなものではなく、むしろ公正な機関を目指しています。一番の目的は商売の取引をしやすくする為のものですね。詳しくは、兄に訊かれると宜しいかと」
本当はそれなりに知ってるけど、僕は兄に丸投げした。ギャヴィンの目が逸らされ、内心ホッとする。
「興味深い事です。いつか兄君のお話も伺ってみたいものですね」
「残念ながら本日は留守にしておりまして。いつかお目に掛かりましょう」
父がそう約束する。後でアールに注意するように言っておいた方がいいな。
***
昼下がりになって、帰宅したアールにあった事を話していると、「若旦那、手紙が」と小さな書付を渡された。
「じゃあ、くれぐれも気を付けてね」
「分かった。可愛い義妹の為でもあるしな」
アールと拳をぶつけ合って、その場で書付に目を通した僕は、一気に青褪めた。
「そ、そんな……!」
「どうした?」
「院長に、マリーの事がバレた……」
殴り書きだったが、それは間違いなく、見慣れたイエイツの筆跡。
――『猊下、キャンディ伯爵家へ近々訪問の言。正装の用意有』
662
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
プロローグでケリをつけた乙女ゲームに、悪役令嬢は必要ない(と思いたい)
犬野きらり
恋愛
私、ミルフィーナ・ダルンは侯爵令嬢で二年前にこの世界が乙女ゲームと気づき本当にヒロインがいるか確認して、私は覚悟を決めた。
『ヒロインをゲーム本編に出さない。プロローグでケリをつける』
ヒロインは、お父様の再婚相手の連れ子な義妹、特に何もされていないが、今後が大変そうだからひとまず、ごめんなさい。プロローグは肩慣らし程度の攻略対象者の義兄。わかっていれば対応はできます。
まず乙女ゲームって一人の女の子が何人も男性を攻略出来ること自体、あり得ないのよ。ヒロインは天然だから気づかない、嘘、嘘。わかってて敢えてやってるからね、男落とし、それで成り上がってますから。
みんなに現実見せて、納得してもらう。揚げ足、ご都合に変換発言なんて上等!ヒロインと一緒の生活は、少しの発言でも悪役令嬢発言多々ありらしく、私も危ない。ごめんね、ヒロインさん、そんな理由で強制退去です。
でもこのゲーム退屈で途中でやめたから、その続き知りません。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
まほりろ
恋愛
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。