上 下
75 / 1,279

アル・カポネ

しおりを挟む
 「横浜銀河は、アル・カポネでした…」
 「分かったわ!ヨーデルの人が言うわ!怖いのよ!何でじゃないのよ!笑ってんじゃないのよ!ご飯の事ばっかり考えて!そんこくうみたい!ヨーデルの人の事、面白がってるんじゃないわよ!お腹が空いてるのね…」


 「アル・カポネが聞きます…もういいです…なんか…あの…」
 「無理だったわ…」 
 「聞きます…分体が引っ張られる話です。」
 「そうね。人格が変わったように、人が態度を変えるのよ。どうしてかしら?」
 「読み込みとか?パソコンのデータをディスプレイに表示するようなもの…」
 「そうね。磁石で中のデータを引き出すのよ。強い磁石があれば出来るし、親が関わってるわね。今、やりたくないという気持ちでも、出してしまう…まあ、それでも本人の気持ちね。貴方は、造物主は汚い気持ちがないし、引っ張られる程心が、意思がとても強いから、変わる事が無いわね。全部本心ですものね。偽るつもりも、逃げるつもりも無い。誰も自分に勝てないって…」
 「攻撃は最大の防御…」
 「そうね。地でいってるのね…こんな事言うとまた誤解されて面倒って思ってるのね…被害妄想されるものね…」
 「アル・カポネが邪魔してるようなんです…横浜銀河です…アル・カポネは…ご存知の通りアメリカのギャング…暗黒街の顔役と言われる程…悪名を轟かせました…そして周囲の裏切りで…アルカトラズ刑務所に収監されることになりました…そこで梅毒を患い…痴呆になり…周囲に馬鹿にされ…親友だと思っていたラッキー・ルチアーノと妻は…不倫していました…ラッキー・ルチアーノは今の女優である、同化しているさん…アトネの分体の一人…妻は今の父親…息子は…今の母親でした…」
 「親が横浜銀河の霊魂を取引に使ってた?」
 「そうですね…だから俺は…」

 ’第六感ー気付きの能力’

 「人類がアトネと横浜銀河をライバル関係にしておきたかった?」
 「合ってるわ!だから、入れ替えやらをしたし、同化しているさんが横浜銀河と結婚するつもりだったから、上手くコントロールする為に霊魂を支配して苦しめて、言いなりにさせていたのだわ!」
 「合ってる、横浜銀河!親が俺を支配しておきたかったから、造物主に会わせたくなかったから、同化しているさんに支配させて、結婚させておきたかった…分かった…!」


 「ヨーデルの人が聞くわ!横浜銀河は貴方が、ゴシップ誌のような事をすると、怯えていたのだわ!」
 「娘…?」
 「そうね!どうしてそうなったのかしら?」
 「そこだけ入れ替えされた…?」
 「合ってる、横浜銀河!なんかちょっと…調べます!」

 
 「何で娘と区別出来なかったのかしら?」
 「俺のアドバイスは心の回復に関係してるから、虐待時の記憶に敵が恐怖を与えて、分断されて、思考力を失わされて、カオスになってた…?」
 「そうね!」
 「分かりました!横浜銀河!腹が立つ!ちょっと混乱し過ぎてました!言い訳です!考える事は出来ました…」
 「そうなんじゃ…儂も別人じゃと逃げておった…調べるのじゃ。娘は、ほのかは、儂も腹が立っておるのじゃ。お主はよく分からんのう。ほのかは手強いのじゃ…儂らが、警戒心が足らないのじゃ…造物主に怒られたのじゃ…」
 「分かりました…頑張ります!まだ、言う事を、聞かない分体がいます…!」
 「中日如来が喋るのじゃ…」
 「無理だわ!ヨーデルの人が言うわ!ヒトミキミノね!ヒトミキミノが、横浜銀河と結婚したかったそうだけど…」
 「分かりました!ヒトミキミノが、ヒトミキミノ…早よ言えと。ヒトミキミノが…」
 「分かったわ!笑っちゃって言えないのよ!しょうがないのだわ!早くね!ヒトミキミノは…そうね…駄目ね…」
 「分かったのじゃ!儂が…ヒトミキミノは、結婚する為に何を、したのじゃ?」
 「横浜銀河です!ヒトミキミノにも、親が俺の霊魂を渡していました!どちらと結婚しても支配が続けられるように…それで、まともと思われたい俺は…結婚も考えていて、貴方に会うと…多分結婚生活に我慢出来ないから、会う事を禁じていました…まともに生きていくのがいいと思っていました…支配されて結婚することは知りませんでした…それで貴方を好きなんて都合がいいですよね…入れ替えて上手く結婚生活を、送ろうと思っていました…今もです…汚いな…」

 「しんけきの作者です…こんな所に出さないで…そうです!忘れてるじゃないですか!ヒトミキミノ!どんだけ忘れっぽいんですか!ヒトミキミノは、俺の分体…同じアトネの姉の分体です…エっレン×りはいの同人誌読んでます!立場的に書けないですが、掻けるなら掻きたい…掻きたい…掻きたい…同人誌を、です…」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました

杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」 王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。 第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。 確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。 唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。 もう味方はいない。 誰への義理もない。 ならば、もうどうにでもなればいい。 アレクシアはスッと背筋を伸ばした。 そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺! ◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。 ◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。 ◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。 ◆全8話、最終話だけ少し長めです。 恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。 ◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。 ◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。 ◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03) ◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます! 9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。

彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。 父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。 わー、凄いテンプレ展開ですね! ふふふ、私はこの時を待っていた! いざ行かん、正義の旅へ! え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。 でも……美味しいは正義、ですよね? 2021/02/19 第一部完結 2021/02/21 第二部連載開始 2021/05/05 第二部完結

処理中です...