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敵は誰
しおりを挟む「ちょっと、待ってね!」
「あの!マリー・アントワネットの生存本能なんですけど!生存本能が変わったら、インナーチャイルドを開放出来ました。それで…」
「ヨーデルの人が言うわ!男が女になりたいって思ってもいいかしら?!」
「…元々生命は、両性具有だし、転生繰り返してたら、男の時も、女の時も、あるからあんまり関係ないと思うけど…」
「…男が強くあるべきっていうのも、暗示だったわ。どうして敵はそんな暗示をかけたのかしら?」
「…男性部分が女性部分を見捨てる為?」
「合ってるわ!もうちょっと聞こうかしら?!」
「抗体になった、世間、常識、親、社会に染まった男性部分が、女性部分を蔑ろにする方が支配しやすいから…」
「合ってるわ!」
「超古代文明を滅ぼした時、生存本能が書き換えられていたわ。貴方はどう思うかしら?」
「生き残る為に、他人に霊魂を預けるようなことが、何かあった?」
「そうね…あったわ…世界が終わる前にこの身を造物主に捧げるって、暗示をかけて、セックスした時、造物主に捧げてるつもりで、他人…他人ね…他人だわ…親でもない…馬鹿過ぎる…違うの…ちょっと待って…」
「超古代文明の時の、生存本能の内容は何かしら?」
「…責任逃れ?」
「合ってるわ!自分のせいだと思いたく無かったの!だから、無神経な者に、霊魂を預けて見ない振りをしたのよ!その無神経な者が、坂本っ龍馬暗殺の暗示をかけたし、日本人の誇りを奪ったわ!貴方だけ、どうにも出来ないって、悔しく思っていたみたいよ…ここまで追い詰めて、貴方は世界相手、いいえ、全てに裏切られて、一人で、全勝してる。分かりやすいから、言っておくわ!貴方、造物主は、とらこんほーるのそんこくうのモデルなのよ!本人は本当にそんな感じだわ!全部ひらがななの…笑っちゃうじゃないの!」
「無神経な者も、他人に霊魂を預けていたわ。お互いに首を締め合っていたのね。何故そんなことになったのかしら?」
「心の傷に自覚がないまま、逃げる癖がついてるから?」
「そうだわ!苦しいのに、SMを繰り返してる馬鹿ね!それが、楽しいと思ってる。貴方しか、希望が無くて、腹立たしいわね…調べるわ!敵から、情報を得やすくなったのよ。ワクチンを疑問視する者が結構いたわ。話を聞いて納得したみたい。認識を広めるわ!」
「ヨーデルの人が責められているの!超古代文明を作ったから悪いって…!」
「そんな連中を相手にするから、ずっと利用やら、支配やらされてきたんだろ?」
「そうね!気にしなければいいわね!」
「俺が眠っていて、どうせ、造物主の偽物しか居ないって分かってて、食い物にしたかったんだろ。」
「そうだわ!」
「なら、ヨーデルの人は、人類相手なら被害者だ。人類はおかしな被害妄想の癖がついてる。ヤマキの妄想みたいに、脈絡が無いのに、厚かましい…」
「そうね!ヤマキが、超古代文明の時から、使われていたみたいだわ!梵っ字をその頃から作っていて、人類の為って、色々な人間に預けて、利用されていた…貴方の霊魂を奪った罪悪感から、逃げたかったのね…やり切れないわね!頑張るわ!」
「ヤマキの分体は、芸能人も数人居るわ!どう見えるか、本人が知りたいそうよ!直接聞けばいいわ!どいつもこいつも、腹立たしいわ!」
「自分を捧げるのが、当たり前みたいな、前向きなんだけど、自分を蔑ろにし過ぎ、自分を見捨ててるみたいな…それで、ニコニコして、疑問、問題が無さそうに見える…」
「そうね!ちょっと作り物の天使みたいな所があるわね!本人が気を付けるそうよ!問題を、分体に分け過ぎね…それで、貴方を裏切って、殺しかけたわ…卑怯なのね…そうね!もう少し調べるわ!」
「ヤマキのプロトコルが色々な人間に書き込まれて、貴方の命を奪っていたわ!ヤマキは、他人に預け過ぎなのね!ヤマキが、貴方の分体を奪った事はどう思うかしら?!」
「食い物にしたいからって、人類が、脅す材料に使ってるだけだろう?超古代文明の取引と同じだろ?人類は、分かってやってるのに、ヤマキは被害妄想が楽しいんだろうが…何で、俺に悪いことして、逃げる為に、命を奪って来るんだ…分体を奪った事については、乱暴な言い方をすれば、母親が、自分の腹を痛めて出産するようなものだ。子供が健やかに成長して、大人になったら親に恩返しするのが、自然の摂理だ。恩を仇で返し過ぎだ。」
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