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煽っていく
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「人類が貴方に敵意を持ったわ!造物主に逆らう者に罰を与えるのだと、恐れているわ…とんだ、下らない妄想ね…」
「さっき、言ったよな。フナキ…ヤマキの自己陶酔、自己完結、被害妄想…そういう思い込みで、自分を騙し続けているから、自分の不満、例えば真面目なことをしたら、馬鹿にされる、利用される、裏切られる…ということなんかを、神が自分に酷い運命を課したとか、ただの妄想を尤もらしく理由にするんだろうな。それをはっきり意識してないのに、頑なに信じてるから厄介だ。因みに妄想…も、チョココロネウイルスが流行する前と、宇木先生が言ってる内容が変わってる…」
「そうね。それも変えたんだわ。分体で起こっていることを、精神的な病として片付けようとしたのよ、許せない!」
「チョココロネウイルスが、流行する前、宇木先生が言っていたことだが、妄想とは、現実と区別がつかない思い込みで、同人誌なんかは、創作で妄想じゃない。今の宇木先生は…妄想とは明らかに誤った内容を信じてしまい、周りが訂正しようとしても受け入れられない考えのことで、嫌がらせをされているといった被害妄想、テレビやネットが自分に関する情報を流していると思い込んだりする関係妄想などがあります。 こうした幻覚や妄想は、本人にはまるで現実であるように感じられるので、病気が原因にあるとはなかなか気づくことができません…統合失調症…分体での出来事を病的な思い込みにされてるのか…?」
「こういうのは、どうなのかしら?」
「病的な思い込みもあると思う。ただやっぱり、一番の原因は、前言ったように、分体になっていることを自覚出来ない為に、筋道通った思考が出来ないことだ。一つの事を考えようとして…ヤマキの言葉が分かりやすかったが、理論的に考えられず、途中で道筋が逸れているのに、検証されないから、正しい方法でやれば成功することでも、失敗したという結果になる。最近は…随分前からそうだが、有名大学の教授なんかが書いてる本も、図書館の本は大抵読んだ事があるが、堂々巡りをして、結論が出ないというものがほとんどなのに、それで立派な研究成果として、疑問を持って無かった。理論的に筋道立てて物事を考えられる人間自体が少ないんだろう。だからまあ、言っちゃ悪いが、心の問題を解決…所か、正しい診断が出来る者も居ないんじゃないかと思う。乱暴な言い方をすれば、心の問題の無い者など居ない。それより、入れ替わりや、すり替えの妄想の内容を確認していかないと、こういう内容自体理解出来ないから、分体の問題を何とかしたいんだけど、俺一人ではどうにもならない…」
雅魔藻流は勿論、ヨーデルの人がたまに質問してくるだけで、何も聞こえん…こういうのも医師からしたら、妄想って言われるんだろうな…
「ヨーデルの人が頑張るわ!質問するわ!」
「…」
「元気がないのね…!しょうがないわね、腰抜けばっかりで…質問するわ…!貴方の話がもう少し聞きたいって強く思ってる人がいるの。そうよね。直接聞けばいいのに…出てこなくて私を使うなんて…」
ヨーデルの人が怒ってるから、ちょっとだけ、ほっとした…
「分体になっていて、感情や思考がバラバラな人間の気持ちが分からないんだ。俺からしてみたら、正常に動作しないパソコンで、仕事をこなせって言われてるようで、どうにもならない。しかも、すり替え、入れ替え、妄想って経験が皆無だから、本当に人類が何をやっているのか、把握出来ない。こっちが聞きたいくらいだ。」
「分かったわ。私達が悪いのね。」
「そうだな…ジャンク品のパソコンで溢れ返って、無理に動かしてて、燃費が悪いから、大量に電気を使って、その電気を俺の命と引き換えに無理矢理奪って、持ち堪えてるから、良しとしている状態だな。電気やら、地球、宇宙は、全て俺自身の生命で、俺の意思があるから維持出来てる。それを強い欲、つまり梵っ字のように、強い磁力で無理矢理奪ってる、言うなれば人類は泥棒だ。」
「…妄想の話を聞くわ…!図々しいわね。私もそう思うわ…」
「ヨーデルの人が、分体での出来事は夢のように見えると言っただろ。だけど、バラバラになって、総合的な判断が出来ないから、夢で見たことが、自分なのか、作りものなのか、他人の教唆、暗示ってそんなものだと思うけど…」
「教唆って何かしら?」
「…他人を唆して犯罪実行の決意を起こさせること…って宇木先生は言ってる。敵が霊魂を親からなんなり預かって、無意識の領域のプログラムを書き換える、暗示と言ってるのは、そんな感じだと思う。」
「合っているわ!」
「そこから、実際やったことがないから、こっちこそ聞きたいと強く思ってるが、自分の気持ちを無視して、ステレオタイプに染まっていたり、記憶に蓋をしていたり、親に寄り添う、世間に迎合するのを良しとしているなら、自分と他者の区別もつかなくなるんじゃないかと思う。自分なのか、他人なのか、ただの作り話なのかが、判断出来ない。だから何が妄想なのかっていうのも、俺が分かることでもない。」
「そうね…!」
「さっき、言ったよな。フナキ…ヤマキの自己陶酔、自己完結、被害妄想…そういう思い込みで、自分を騙し続けているから、自分の不満、例えば真面目なことをしたら、馬鹿にされる、利用される、裏切られる…ということなんかを、神が自分に酷い運命を課したとか、ただの妄想を尤もらしく理由にするんだろうな。それをはっきり意識してないのに、頑なに信じてるから厄介だ。因みに妄想…も、チョココロネウイルスが流行する前と、宇木先生が言ってる内容が変わってる…」
「そうね。それも変えたんだわ。分体で起こっていることを、精神的な病として片付けようとしたのよ、許せない!」
「チョココロネウイルスが、流行する前、宇木先生が言っていたことだが、妄想とは、現実と区別がつかない思い込みで、同人誌なんかは、創作で妄想じゃない。今の宇木先生は…妄想とは明らかに誤った内容を信じてしまい、周りが訂正しようとしても受け入れられない考えのことで、嫌がらせをされているといった被害妄想、テレビやネットが自分に関する情報を流していると思い込んだりする関係妄想などがあります。 こうした幻覚や妄想は、本人にはまるで現実であるように感じられるので、病気が原因にあるとはなかなか気づくことができません…統合失調症…分体での出来事を病的な思い込みにされてるのか…?」
「こういうのは、どうなのかしら?」
「病的な思い込みもあると思う。ただやっぱり、一番の原因は、前言ったように、分体になっていることを自覚出来ない為に、筋道通った思考が出来ないことだ。一つの事を考えようとして…ヤマキの言葉が分かりやすかったが、理論的に考えられず、途中で道筋が逸れているのに、検証されないから、正しい方法でやれば成功することでも、失敗したという結果になる。最近は…随分前からそうだが、有名大学の教授なんかが書いてる本も、図書館の本は大抵読んだ事があるが、堂々巡りをして、結論が出ないというものがほとんどなのに、それで立派な研究成果として、疑問を持って無かった。理論的に筋道立てて物事を考えられる人間自体が少ないんだろう。だからまあ、言っちゃ悪いが、心の問題を解決…所か、正しい診断が出来る者も居ないんじゃないかと思う。乱暴な言い方をすれば、心の問題の無い者など居ない。それより、入れ替わりや、すり替えの妄想の内容を確認していかないと、こういう内容自体理解出来ないから、分体の問題を何とかしたいんだけど、俺一人ではどうにもならない…」
雅魔藻流は勿論、ヨーデルの人がたまに質問してくるだけで、何も聞こえん…こういうのも医師からしたら、妄想って言われるんだろうな…
「ヨーデルの人が頑張るわ!質問するわ!」
「…」
「元気がないのね…!しょうがないわね、腰抜けばっかりで…質問するわ…!貴方の話がもう少し聞きたいって強く思ってる人がいるの。そうよね。直接聞けばいいのに…出てこなくて私を使うなんて…」
ヨーデルの人が怒ってるから、ちょっとだけ、ほっとした…
「分体になっていて、感情や思考がバラバラな人間の気持ちが分からないんだ。俺からしてみたら、正常に動作しないパソコンで、仕事をこなせって言われてるようで、どうにもならない。しかも、すり替え、入れ替え、妄想って経験が皆無だから、本当に人類が何をやっているのか、把握出来ない。こっちが聞きたいくらいだ。」
「分かったわ。私達が悪いのね。」
「そうだな…ジャンク品のパソコンで溢れ返って、無理に動かしてて、燃費が悪いから、大量に電気を使って、その電気を俺の命と引き換えに無理矢理奪って、持ち堪えてるから、良しとしている状態だな。電気やら、地球、宇宙は、全て俺自身の生命で、俺の意思があるから維持出来てる。それを強い欲、つまり梵っ字のように、強い磁力で無理矢理奪ってる、言うなれば人類は泥棒だ。」
「…妄想の話を聞くわ…!図々しいわね。私もそう思うわ…」
「ヨーデルの人が、分体での出来事は夢のように見えると言っただろ。だけど、バラバラになって、総合的な判断が出来ないから、夢で見たことが、自分なのか、作りものなのか、他人の教唆、暗示ってそんなものだと思うけど…」
「教唆って何かしら?」
「…他人を唆して犯罪実行の決意を起こさせること…って宇木先生は言ってる。敵が霊魂を親からなんなり預かって、無意識の領域のプログラムを書き換える、暗示と言ってるのは、そんな感じだと思う。」
「合っているわ!」
「そこから、実際やったことがないから、こっちこそ聞きたいと強く思ってるが、自分の気持ちを無視して、ステレオタイプに染まっていたり、記憶に蓋をしていたり、親に寄り添う、世間に迎合するのを良しとしているなら、自分と他者の区別もつかなくなるんじゃないかと思う。自分なのか、他人なのか、ただの作り話なのかが、判断出来ない。だから何が妄想なのかっていうのも、俺が分かることでもない。」
「そうね…!」
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