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新学期
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「え!?そうなの!?」
先生がDomなのを職員みんな知っているのはわかっていたが、いつの間にパートナーのことまで。
「“周防先生”とは言っていませんよ?でも、聞かれた方にはパートナーが居ることを隠していません」
にこにこしながら先生が握っていた俺の手を持ち上げる。
そこに口を近づけてチュッとキスをされて一気に顔が熱くなった。
「パートナーは航生さんだって言っていいんですか?」
「それは……ちょっと……」
口ごもると先生は笑って顔を近づけてくる。
鼻が触れるギリギリで止まってじっと見るその顔は何かを企んでいる顔だ。
「……“Kiss”」
この距離でのコマンドなんて……思いつつ、ゾクッと少し身体を震わせながら少し首を傾けて唇を合わせる。
離れようとしても腰と後頭部に手を回されてキスの角度が変わっただけだった。
舌が入ってきて、ピチャと水音がやけに響く気がする。
カタンと廊下で音がした気がして、外から聞こえる遊びに来たであろう児童の声も近い気がして落ち着かない。
「航生……こっち」
それでも先生にそんな風に言われて顎を押さえられたらもう頭もぼーっとしてきた。
キスだけで全身が気持ち良くて、口の端から垂れていく唾液もわからなくなる。
「……ヤバ。そんなトロトロの顔……もう職員室戻したくないんで……帰りますか?」
ペロリと舌を見せる先生の色っぽい姿の方が絶対にヤバい。
先生がDomなのを職員みんな知っているのはわかっていたが、いつの間にパートナーのことまで。
「“周防先生”とは言っていませんよ?でも、聞かれた方にはパートナーが居ることを隠していません」
にこにこしながら先生が握っていた俺の手を持ち上げる。
そこに口を近づけてチュッとキスをされて一気に顔が熱くなった。
「パートナーは航生さんだって言っていいんですか?」
「それは……ちょっと……」
口ごもると先生は笑って顔を近づけてくる。
鼻が触れるギリギリで止まってじっと見るその顔は何かを企んでいる顔だ。
「……“Kiss”」
この距離でのコマンドなんて……思いつつ、ゾクッと少し身体を震わせながら少し首を傾けて唇を合わせる。
離れようとしても腰と後頭部に手を回されてキスの角度が変わっただけだった。
舌が入ってきて、ピチャと水音がやけに響く気がする。
カタンと廊下で音がした気がして、外から聞こえる遊びに来たであろう児童の声も近い気がして落ち着かない。
「航生……こっち」
それでも先生にそんな風に言われて顎を押さえられたらもう頭もぼーっとしてきた。
キスだけで全身が気持ち良くて、口の端から垂れていく唾液もわからなくなる。
「……ヤバ。そんなトロトロの顔……もう職員室戻したくないんで……帰りますか?」
ペロリと舌を見せる先生の色っぽい姿の方が絶対にヤバい。
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