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パートナーに
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「男に身を任せる方が楽っていうの?やっぱり女性にはちょっとカッコつけたいとこもあるじゃん?何か委ねきれないんだよねぇ」
顎に手をやってから佐藤くんはまた缶ビールに手を伸ばす。
これ以上酔われても面倒な気がしてそれを取り上げると、ニヘッと笑って佐藤くんは違う缶を手にした。
「パートナーとエッチもなしってコマンド限られない?」
グビグビと摂取されていくアルコール。
つまみを置いてやっても佐藤くんは缶を離さない。
「いや、むしろプレイ=そういうことじゃないだろ?」
諦めつつ俺もこのままでは対応しきれない気がして少しビールを飲んだ。
「指もオモチャもなし?」
もう完全に酔っている佐藤くんは止まらないらしくトロンとした顔をこっちに向けてくる。
「いや、セラピストだって……」
「セラピストは指とオモチャはアリだよ?」
「え?」
まさかの答えに固まってしまった。
「僕は処女だけど開発済み~!」
ヘラっと笑われて反応に困る。
「本番はできないけど、欲を満たすためにいっぱいイかせてくれたり我慢させられたりするよ?」
話が生々しくなってきて何とか話を変えようと話題を探した。
だが、佐藤くんはこっちに寄ってきてにっこりと笑う。
「ハグは?」
「それはさすがに……してる」
「キスは?」
「……した」
恥ずかし過ぎて喚きたいが、急に「いーなぁっ!!」と佐藤くんが叫んで驚いた。
「セラピストはキスはできないんだよぉ」
顎に手をやってから佐藤くんはまた缶ビールに手を伸ばす。
これ以上酔われても面倒な気がしてそれを取り上げると、ニヘッと笑って佐藤くんは違う缶を手にした。
「パートナーとエッチもなしってコマンド限られない?」
グビグビと摂取されていくアルコール。
つまみを置いてやっても佐藤くんは缶を離さない。
「いや、むしろプレイ=そういうことじゃないだろ?」
諦めつつ俺もこのままでは対応しきれない気がして少しビールを飲んだ。
「指もオモチャもなし?」
もう完全に酔っている佐藤くんは止まらないらしくトロンとした顔をこっちに向けてくる。
「いや、セラピストだって……」
「セラピストは指とオモチャはアリだよ?」
「え?」
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「本番はできないけど、欲を満たすためにいっぱいイかせてくれたり我慢させられたりするよ?」
話が生々しくなってきて何とか話を変えようと話題を探した。
だが、佐藤くんはこっちに寄ってきてにっこりと笑う。
「ハグは?」
「それはさすがに……してる」
「キスは?」
「……した」
恥ずかし過ぎて喚きたいが、急に「いーなぁっ!!」と佐藤くんが叫んで驚いた。
「セラピストはキスはできないんだよぉ」
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