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パートナーに
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「期待してるような性的なモノはないぞ」
答えると、佐藤くんは驚いた声を出してこっちににじり寄ってくる。
「えー!?エッチな話もしよーよぉっ!!」
「しないっ!!」
ぷぅっと頬を膨らませる佐藤くんにハッキリ断っておいた。
「何で?ここは外じゃないし聞かれないよ?」
「そういうことじゃなくて……」
確かに職業柄どこに保護者の目があるかわからないし、外で話す時は会話の内容とか声量には気をつけるが。
「そもそも佐藤くんが期待しているようなプレイはしてないんだよ」
酔っているであろう佐藤くんにはボカしても意味はない気がして正直に答えた。
「全く?」
「あぁ」
「まだ処女なの!?」
思わず吹き出すと、佐藤くんは俺の膝に手をついてこっちを見上げる。
「あ、あのなぁ!何言って……」
アワアワと慌てて布巾を探すと、ポンとタオルをくれて佐藤くんはあぐらをかいた。
「周防くんのパートナーって男だろ?」
「そ、そうだけど……何でわかるんだ?」
「そりゃ?そもそも周防くんは女性にあんま近寄らないし」
言われて考える。
そうだろうか?
別に女が苦手とかはないし、研修でも職場でも特に意識したことはなかったのだが。
「僕もね、セラピストは男も女も居るだろ?どっちもプレイしてみて……男の方が安心感はある気がするよ」
「そういうもんか?」
そもそもまともにプレイしたのは深谷先生だけだし、女とはプレイしたこともなくて俺にはよくわからなかった。
答えると、佐藤くんは驚いた声を出してこっちににじり寄ってくる。
「えー!?エッチな話もしよーよぉっ!!」
「しないっ!!」
ぷぅっと頬を膨らませる佐藤くんにハッキリ断っておいた。
「何で?ここは外じゃないし聞かれないよ?」
「そういうことじゃなくて……」
確かに職業柄どこに保護者の目があるかわからないし、外で話す時は会話の内容とか声量には気をつけるが。
「そもそも佐藤くんが期待しているようなプレイはしてないんだよ」
酔っているであろう佐藤くんにはボカしても意味はない気がして正直に答えた。
「全く?」
「あぁ」
「まだ処女なの!?」
思わず吹き出すと、佐藤くんは俺の膝に手をついてこっちを見上げる。
「あ、あのなぁ!何言って……」
アワアワと慌てて布巾を探すと、ポンとタオルをくれて佐藤くんはあぐらをかいた。
「周防くんのパートナーって男だろ?」
「そ、そうだけど……何でわかるんだ?」
「そりゃ?そもそも周防くんは女性にあんま近寄らないし」
言われて考える。
そうだろうか?
別に女が苦手とかはないし、研修でも職場でも特に意識したことはなかったのだが。
「僕もね、セラピストは男も女も居るだろ?どっちもプレイしてみて……男の方が安心感はある気がするよ」
「そういうもんか?」
そもそもまともにプレイしたのは深谷先生だけだし、女とはプレイしたこともなくて俺にはよくわからなかった。
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