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出来上がってすぐに運ばれるどれも絶品の料理。
それをどんどん取り分けてくれる先生。
魚なんて骨とかも取ってくれてかなり甘やかされた気がする。
「これもうまっ!!」
長芋の肉巻きを口に入れて感動すると、先生はにこにこと笑った。
「ですよね!僕、レシピも教えてもらいましたもん!」
先生も口にして笑う様子で本当に好物なのだとわかる。
「こんな近くにこんな素敵なお店があったなんて!今まで損してたなぁ」
「先生はこの辺りなんですか?」
しみじみ思っていると、先生はまた空になった皿に見繕って手渡してくれた。
「えぇ!角に幼稚園あるじゃないですか?その裏です!先生もお近くなんですか?」
頭を下げて再び味わいつつ聞くと、先生は女性からまた皿を受け取ってテーブルに置く。
乗っている俺の好物、海老しんじょを見て嬉しくなった。
「僕は実家がこの近くで。母が仕事で忙しい時はここでお世話になってたんですよ」
こんな看板もないお店を知っていた理由を聞いて納得する。
すると、先生は微笑んでそのしんじょを箸で持ち上げた。
「これ、お好きなんですか?」
その笑みにやたら色気を感じてドキッとする。
頷くと、先生はゆっくり箸を近づけてきた。
躊躇いつつも口を開けると、先生はそっと食べさせてくれる。
ふわふわでモチモチの食感と海老のプリプリ感が堪らない……はずなのにドキドキし過ぎてよくわからない。
おいしいのにうまく飲み込めずにいると、先生は俺が齧った残りを口に入れて微笑んだ。
それをどんどん取り分けてくれる先生。
魚なんて骨とかも取ってくれてかなり甘やかされた気がする。
「これもうまっ!!」
長芋の肉巻きを口に入れて感動すると、先生はにこにこと笑った。
「ですよね!僕、レシピも教えてもらいましたもん!」
先生も口にして笑う様子で本当に好物なのだとわかる。
「こんな近くにこんな素敵なお店があったなんて!今まで損してたなぁ」
「先生はこの辺りなんですか?」
しみじみ思っていると、先生はまた空になった皿に見繕って手渡してくれた。
「えぇ!角に幼稚園あるじゃないですか?その裏です!先生もお近くなんですか?」
頭を下げて再び味わいつつ聞くと、先生は女性からまた皿を受け取ってテーブルに置く。
乗っている俺の好物、海老しんじょを見て嬉しくなった。
「僕は実家がこの近くで。母が仕事で忙しい時はここでお世話になってたんですよ」
こんな看板もないお店を知っていた理由を聞いて納得する。
すると、先生は微笑んでそのしんじょを箸で持ち上げた。
「これ、お好きなんですか?」
その笑みにやたら色気を感じてドキッとする。
頷くと、先生はゆっくり箸を近づけてきた。
躊躇いつつも口を開けると、先生はそっと食べさせてくれる。
ふわふわでモチモチの食感と海老のプリプリ感が堪らない……はずなのにドキドキし過ぎてよくわからない。
おいしいのにうまく飲み込めずにいると、先生は俺が齧った残りを口に入れて微笑んだ。
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