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仮のパートナー
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結局、俺からプレイについては話せないまま過ぎる日々。
でも、俺は優しいそのプレイで満足だったし、調子も悪くはなかった。
まぁ、口にして過激になるのが怖かった……というのもあるが。
性的なものとイコールではないとはいえ、言葉にしたらどうなってしまうのかはわからなくて不安ではあった。
「昨日の調理実習、楽しかったみたいですね」
いつものように冷たい紅茶を用意してくれて座る深谷先生と笑って話す。
「吹きこぼしたとか包丁怖過ぎて見ていられない班もありましたけどね」
「それは救急セットを持って待機しないとですね」
パッとそっちに目をやるのを見て、俺は笑って紅茶を口にした。
「大丈夫ですよ!一番怪しい班は先生にお任せするので」
「え、それってちゃんとカレーできあがります?」
「失敗したらうちの班から分けますよ」
「えー」
何気ないそんなやり取りが楽しい。
五年生は夏休みに入って少ししたら野外活動が控えていて、俺は担任として、深谷先生は養護教諭として付き添いが決まっていた。
「そういえば、僕たち、教員の部屋割りも決まったと聞きましたが」
言われて俺はピタリと動きを止める。
チラッと深谷先生を見ると傾げられるその首。
「若手の男同士ということで……」
「はぁ」
「……俺たち同室です」
先生の反応を見る勇気はなくて俺はギュッと短パンを握って俯いた。
でも、俺は優しいそのプレイで満足だったし、調子も悪くはなかった。
まぁ、口にして過激になるのが怖かった……というのもあるが。
性的なものとイコールではないとはいえ、言葉にしたらどうなってしまうのかはわからなくて不安ではあった。
「昨日の調理実習、楽しかったみたいですね」
いつものように冷たい紅茶を用意してくれて座る深谷先生と笑って話す。
「吹きこぼしたとか包丁怖過ぎて見ていられない班もありましたけどね」
「それは救急セットを持って待機しないとですね」
パッとそっちに目をやるのを見て、俺は笑って紅茶を口にした。
「大丈夫ですよ!一番怪しい班は先生にお任せするので」
「え、それってちゃんとカレーできあがります?」
「失敗したらうちの班から分けますよ」
「えー」
何気ないそんなやり取りが楽しい。
五年生は夏休みに入って少ししたら野外活動が控えていて、俺は担任として、深谷先生は養護教諭として付き添いが決まっていた。
「そういえば、僕たち、教員の部屋割りも決まったと聞きましたが」
言われて俺はピタリと動きを止める。
チラッと深谷先生を見ると傾げられるその首。
「若手の男同士ということで……」
「はぁ」
「……俺たち同室です」
先生の反応を見る勇気はなくて俺はギュッと短パンを握って俯いた。
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