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九話 身も心も結ばれて
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待ち焦がれた日がやって来た。
エリーズが纏っているのは、王都中の腕の良い仕立て屋を総動員して作られた純白の花嫁衣裳だ。絵本に描かれる王女が着るようなドレスは後ろの裾が引きずるほど長く、肩やデコルテ、腕を覆う部分はすべてレースで作られている。ごてごてした装飾は施さず、それでいて豪華に見える意匠は王の妻に相応しい。星の光を集めてできているかのように銀色に輝く首飾りと揃いの耳飾りをつけ、頭に被っているのは中央に大きな葡萄の粒ほどもあるダイヤモンドがはまったティアラと花嫁の象徴であるベール。もしも両親が生きていたら、この姿を見て喜んでくれただろう。
結婚式は王都にある、精霊を祀る祭殿にて行われる。参列するのは自国の貴族の中でも一定の身分にある者のみだ。花婿が先に祭殿で花嫁を待つ。花嫁は外から見えないよう閉め切られた馬車に一人で乗り、儀式の場へと向かう。
しきたりのため、ヴィオルとは今朝から一度も顔を合わせていない。エリーズの姿を見て彼はどう思うのだろうか。
エリーズを乗せた馬車が止まり、扉がゆっくりと開けられる。裾の長いドレスでは馬車の乗り降りにひと際苦労するが、従者たちがドレスに一点の汚れもつけるまいと完璧な立ち居振る舞いでエリーズを補助した。
真っ白な薔薇のブーケを持ったエリーズの目の前で、祭殿の入り口の扉が開かれる。広間の両脇には着飾った参列者たち、そして中央に敷かれた真っ赤な絨毯の先には――ヴィオルが待っている。
一層早まる鼓動を感じながら、一歩、また一歩とエリーズは花婿の元へ歩いていく。ヴィオルは近づいてくる花嫁の姿を食い入るように見つめていた。
広間の奥までたどり着き、ヴィオルの隣に並び立つ。彼を飾る正装は上下共に黒く、肩章とサッシュ、飾り紐がついていて威厳ある姿に見せている。長いマントは鮮やかな赤色だ。彼はエリーズと目が合うと、感嘆の息を漏らして腕を差し出した。エリーズがそれを取り、婚礼の儀を執り行う祭司長に向き直る。
ヴィオルは花嫁の横顔を見つめ続けている――エリーズが聞いていた段取りでは、二人揃って祭司長の方を向く手はずなのだが。
祭司長が祝福を述べる間も、花婿と花嫁がそれぞれ誓いの言葉を発する時も、ヴィオルは一瞬たりともエリーズから目を逸らさなかった。
「誓いの口づけを」
祭司長に言われ、エリーズは体をヴィオルの方に向けた。純白の手袋がはめられた彼の手が、エリーズの顔を覆うベールをそっとめくり上げる。
ヴィオルの顔をじっと見る暇もなく、エリーズは彼の腕に引き寄せられ唇を塞がれた。
目を閉じ、幸せの絶頂を味わう。頭の中で光の飛沫が何度も弾ける。
ここがヴィオルと二人きりの世界だと錯覚してしまいかけたが、大勢の立会人がいる。この場で交わす口づけは夫婦となる意志を彼らに示すためのもので、数秒で終わるものだとエリーズは思っていた……のだが。
ヴィオルはキスをなかなかやめなかった。花嫁をしっかり抱きしめたまま、毎夜エリーズの部屋でしていたように深く求めてくる。二人だけの場所であれば喜んで身を差し出すのだが、エリーズにも人並の羞恥心はある。参列者に見られながらキスに溺れることはできなかった。それに、このままではエリーズの口紅がヴィオルにもうつってしまう。
そろそろ終わりに、という意思を伝えるべくヴィオルの胸を少し押してみたが、彼はエリーズの腰と背中へ回した手に一層力をこめるばかりだった。
エリーズの体から徐々に力が抜けていく。結婚式までのひと月の間ヴィオルとは口づけ以上のことはしていないが、彼の唇一つでエリーズの心身は簡単に蕩かされるまでになっていた。次第に頭がぼんやりとしてきて、考える力も失せていく。
いよいよ腰が抜けるかもしれない、と思ったところでようやくヴィオルは唇を離した。エリーズがよろけることのないよう肩を抱き寄り添う。
少しの間をおいた後、参列者たちから祝福の拍手が国王と新王妃に向けられた。しかしその時も、ヴィオルに連れられて祭殿を後にする時も、エリーズは恥ずかしさのあまり彼らの顔を見ることができなかった。
***
結婚式を終えた後の国王夫妻は、窓が大きく開いた馬車に乗り換えて王都を一周し民から祝福の声を浴びる。その後は王城で、花嫁と花婿、そして結婚式に参列した者だけの晩餐会が開かれた。
新王妃の正式な披露の場は、また別の日に他国の王侯貴族も含めた更に盛大な夜会として設けられることになっている。この晩餐会では王妃は早々に退席する。まだ為すべきことが残っているからだ。
晩餐会の出席者たちに向けて挨拶をし、ヴィオルに見送られてエリーズは会場を後にした。花嫁衣裳を脱ぎ、何人もの女官たちによって丁寧に身を清められ、薄い絹の夜着の上にショールを羽織った姿でエリーズは夫婦の寝室に案内された。
今日からは、ここがエリーズの寝起きする場所だ。王の私室と王妃の私室の間に位置しており、それぞれの部屋にこの寝室へ繋がる扉がある。
置いてあるのは寝台と、小さなチェストのみだ。寝台には天蓋がついていて、エリーズが今まで暮らしていた部屋のそれと形は変わらないが大きさは上回る。ヴィオルの妻になったのだという実感が改めて湧いてきた。
じきに陛下がいらっしゃいますと言い残し、女官たちが去っていく。今も率先して世話をしてくれたカイラが、エリーズを安心させるように微笑みかけて最後に退室した。
エリーズは寝台に腰かけ、ゆっくり息をして落ち着こうと努めた。夫婦となった二人が迎える最初の夜に行われることについてはもちろん王妃教育の中で学んだ。王妃の最大の役割ともいえる、世継ぎを残すための大切な一歩だ。しかし教師から教わったのは本当に基本的なことだけで、後は陛下にすべてお任せするように、と言われている。
ヴィオルはひどいことをしないと分かっているものの、エリーズはやはり完全に不安を拭い去ることはできないでいた。体が慣れるまでは、痛みを伴うという話だ。結婚式の最中は幸せを噛み締めるばかりだったが、彼に迷惑をかけてしまったら、上手くできなくて失望させてしまったら――という考えも浮かんでくる。
がちゃり、という小さな音が部屋に響き、寝室の扉が開けられた。
「お待たせ」
姿を現したヴィオルは昨日までとは違いゆったりとした夜着姿だった。初めて見る格好が新鮮で、エリーズはつい目を奪われた。夜着の隙間からわずかに覗く裸の胸元が色気を放っている。
「今日はよく頑張ったね、エリーズ」
ヴィオルがエリーズの隣に座り、いつものように手を握ってきた。
「今日の君の姿は一生忘れることができないな。綺麗だったよ。世界中を千年かけて探しても、君より美しい花嫁は見つからない」
「そ、そんなに?」
「叙事詩で語られる女神も、絵に描かれた妖精も君には絶対に敵わない」
「……ありがとう、ヴィオル」
「お礼をしないといけないのは僕の方だよ。僕と結婚してくれてありがとう、エリーズ」
エリーズの額にキスをして、ヴィオルは優しく微笑んだ。
「ずっと緊張しっ放しで疲れていない?」
「いいえ、大丈夫」
馬車に乗って王都を巡る間は座席の上で、晩餐会の時はテーブルの下で、ヴィオルはずっとエリーズの手を握ってくれていた。そのお陰で民や貴族たちにも笑顔で手を振り挨拶をすることができた。
「……でも、あれはびっくりしたわ。誓いのキスが、その……長くて」
「ああ、あれは……ごめんとしか言いようがないな」
ヴィオルが苦笑した。
「エリーズが素敵過ぎて、どうにも抑えがきかなかった。それに君が誰のものなのかあの場で知らしめたくて、つい」
「……そこまでしなくても、わたしはとっくにヴィオルのものよ」
それはエリーズの紛れもない本心だったのだが、ヴィオルは小さく呻いて眉間を指で押さえた。
「またそうやって君は僕の心を乱す……優しくできなくなってしまいそうだ」
エリーズの顎に指をかけ、ヴィオルが顔を近づける。情熱的な口づけが、エリーズの体の芯に小さな火を灯した。
「ヴィオル……」
視界をにじませながらか細い声で名前を呼ぶと、ヴィオルは優しくエリーズの体を抱きしめて頭を撫でた。
「エリーズ、君を愛してる。君を傷つけたり怖がらせるようなことは絶対にしたくない。もしも君が嫌だと言うなら、今日は隣で眠るだけにする」
もしエリーズが拒めば、ヴィオルは本当にその通りにするだろう。だが、今勇気を持って踏み出さなければこの先きっかけを掴むことはできない気がした。
強くあるべきだ。自分を愛してくれる彼のために。
「わたしも、ヴィオルを愛してるわ」
夫の目を真っすぐ見つめ、エリーズは告げた。
「身も心も、あなたに全て捧げます」
再びの口づけと共に、エリーズの体は深く寝台に沈み込んだ。
エリーズが纏っているのは、王都中の腕の良い仕立て屋を総動員して作られた純白の花嫁衣裳だ。絵本に描かれる王女が着るようなドレスは後ろの裾が引きずるほど長く、肩やデコルテ、腕を覆う部分はすべてレースで作られている。ごてごてした装飾は施さず、それでいて豪華に見える意匠は王の妻に相応しい。星の光を集めてできているかのように銀色に輝く首飾りと揃いの耳飾りをつけ、頭に被っているのは中央に大きな葡萄の粒ほどもあるダイヤモンドがはまったティアラと花嫁の象徴であるベール。もしも両親が生きていたら、この姿を見て喜んでくれただろう。
結婚式は王都にある、精霊を祀る祭殿にて行われる。参列するのは自国の貴族の中でも一定の身分にある者のみだ。花婿が先に祭殿で花嫁を待つ。花嫁は外から見えないよう閉め切られた馬車に一人で乗り、儀式の場へと向かう。
しきたりのため、ヴィオルとは今朝から一度も顔を合わせていない。エリーズの姿を見て彼はどう思うのだろうか。
エリーズを乗せた馬車が止まり、扉がゆっくりと開けられる。裾の長いドレスでは馬車の乗り降りにひと際苦労するが、従者たちがドレスに一点の汚れもつけるまいと完璧な立ち居振る舞いでエリーズを補助した。
真っ白な薔薇のブーケを持ったエリーズの目の前で、祭殿の入り口の扉が開かれる。広間の両脇には着飾った参列者たち、そして中央に敷かれた真っ赤な絨毯の先には――ヴィオルが待っている。
一層早まる鼓動を感じながら、一歩、また一歩とエリーズは花婿の元へ歩いていく。ヴィオルは近づいてくる花嫁の姿を食い入るように見つめていた。
広間の奥までたどり着き、ヴィオルの隣に並び立つ。彼を飾る正装は上下共に黒く、肩章とサッシュ、飾り紐がついていて威厳ある姿に見せている。長いマントは鮮やかな赤色だ。彼はエリーズと目が合うと、感嘆の息を漏らして腕を差し出した。エリーズがそれを取り、婚礼の儀を執り行う祭司長に向き直る。
ヴィオルは花嫁の横顔を見つめ続けている――エリーズが聞いていた段取りでは、二人揃って祭司長の方を向く手はずなのだが。
祭司長が祝福を述べる間も、花婿と花嫁がそれぞれ誓いの言葉を発する時も、ヴィオルは一瞬たりともエリーズから目を逸らさなかった。
「誓いの口づけを」
祭司長に言われ、エリーズは体をヴィオルの方に向けた。純白の手袋がはめられた彼の手が、エリーズの顔を覆うベールをそっとめくり上げる。
ヴィオルの顔をじっと見る暇もなく、エリーズは彼の腕に引き寄せられ唇を塞がれた。
目を閉じ、幸せの絶頂を味わう。頭の中で光の飛沫が何度も弾ける。
ここがヴィオルと二人きりの世界だと錯覚してしまいかけたが、大勢の立会人がいる。この場で交わす口づけは夫婦となる意志を彼らに示すためのもので、数秒で終わるものだとエリーズは思っていた……のだが。
ヴィオルはキスをなかなかやめなかった。花嫁をしっかり抱きしめたまま、毎夜エリーズの部屋でしていたように深く求めてくる。二人だけの場所であれば喜んで身を差し出すのだが、エリーズにも人並の羞恥心はある。参列者に見られながらキスに溺れることはできなかった。それに、このままではエリーズの口紅がヴィオルにもうつってしまう。
そろそろ終わりに、という意思を伝えるべくヴィオルの胸を少し押してみたが、彼はエリーズの腰と背中へ回した手に一層力をこめるばかりだった。
エリーズの体から徐々に力が抜けていく。結婚式までのひと月の間ヴィオルとは口づけ以上のことはしていないが、彼の唇一つでエリーズの心身は簡単に蕩かされるまでになっていた。次第に頭がぼんやりとしてきて、考える力も失せていく。
いよいよ腰が抜けるかもしれない、と思ったところでようやくヴィオルは唇を離した。エリーズがよろけることのないよう肩を抱き寄り添う。
少しの間をおいた後、参列者たちから祝福の拍手が国王と新王妃に向けられた。しかしその時も、ヴィオルに連れられて祭殿を後にする時も、エリーズは恥ずかしさのあまり彼らの顔を見ることができなかった。
***
結婚式を終えた後の国王夫妻は、窓が大きく開いた馬車に乗り換えて王都を一周し民から祝福の声を浴びる。その後は王城で、花嫁と花婿、そして結婚式に参列した者だけの晩餐会が開かれた。
新王妃の正式な披露の場は、また別の日に他国の王侯貴族も含めた更に盛大な夜会として設けられることになっている。この晩餐会では王妃は早々に退席する。まだ為すべきことが残っているからだ。
晩餐会の出席者たちに向けて挨拶をし、ヴィオルに見送られてエリーズは会場を後にした。花嫁衣裳を脱ぎ、何人もの女官たちによって丁寧に身を清められ、薄い絹の夜着の上にショールを羽織った姿でエリーズは夫婦の寝室に案内された。
今日からは、ここがエリーズの寝起きする場所だ。王の私室と王妃の私室の間に位置しており、それぞれの部屋にこの寝室へ繋がる扉がある。
置いてあるのは寝台と、小さなチェストのみだ。寝台には天蓋がついていて、エリーズが今まで暮らしていた部屋のそれと形は変わらないが大きさは上回る。ヴィオルの妻になったのだという実感が改めて湧いてきた。
じきに陛下がいらっしゃいますと言い残し、女官たちが去っていく。今も率先して世話をしてくれたカイラが、エリーズを安心させるように微笑みかけて最後に退室した。
エリーズは寝台に腰かけ、ゆっくり息をして落ち着こうと努めた。夫婦となった二人が迎える最初の夜に行われることについてはもちろん王妃教育の中で学んだ。王妃の最大の役割ともいえる、世継ぎを残すための大切な一歩だ。しかし教師から教わったのは本当に基本的なことだけで、後は陛下にすべてお任せするように、と言われている。
ヴィオルはひどいことをしないと分かっているものの、エリーズはやはり完全に不安を拭い去ることはできないでいた。体が慣れるまでは、痛みを伴うという話だ。結婚式の最中は幸せを噛み締めるばかりだったが、彼に迷惑をかけてしまったら、上手くできなくて失望させてしまったら――という考えも浮かんでくる。
がちゃり、という小さな音が部屋に響き、寝室の扉が開けられた。
「お待たせ」
姿を現したヴィオルは昨日までとは違いゆったりとした夜着姿だった。初めて見る格好が新鮮で、エリーズはつい目を奪われた。夜着の隙間からわずかに覗く裸の胸元が色気を放っている。
「今日はよく頑張ったね、エリーズ」
ヴィオルがエリーズの隣に座り、いつものように手を握ってきた。
「今日の君の姿は一生忘れることができないな。綺麗だったよ。世界中を千年かけて探しても、君より美しい花嫁は見つからない」
「そ、そんなに?」
「叙事詩で語られる女神も、絵に描かれた妖精も君には絶対に敵わない」
「……ありがとう、ヴィオル」
「お礼をしないといけないのは僕の方だよ。僕と結婚してくれてありがとう、エリーズ」
エリーズの額にキスをして、ヴィオルは優しく微笑んだ。
「ずっと緊張しっ放しで疲れていない?」
「いいえ、大丈夫」
馬車に乗って王都を巡る間は座席の上で、晩餐会の時はテーブルの下で、ヴィオルはずっとエリーズの手を握ってくれていた。そのお陰で民や貴族たちにも笑顔で手を振り挨拶をすることができた。
「……でも、あれはびっくりしたわ。誓いのキスが、その……長くて」
「ああ、あれは……ごめんとしか言いようがないな」
ヴィオルが苦笑した。
「エリーズが素敵過ぎて、どうにも抑えがきかなかった。それに君が誰のものなのかあの場で知らしめたくて、つい」
「……そこまでしなくても、わたしはとっくにヴィオルのものよ」
それはエリーズの紛れもない本心だったのだが、ヴィオルは小さく呻いて眉間を指で押さえた。
「またそうやって君は僕の心を乱す……優しくできなくなってしまいそうだ」
エリーズの顎に指をかけ、ヴィオルが顔を近づける。情熱的な口づけが、エリーズの体の芯に小さな火を灯した。
「ヴィオル……」
視界をにじませながらか細い声で名前を呼ぶと、ヴィオルは優しくエリーズの体を抱きしめて頭を撫でた。
「エリーズ、君を愛してる。君を傷つけたり怖がらせるようなことは絶対にしたくない。もしも君が嫌だと言うなら、今日は隣で眠るだけにする」
もしエリーズが拒めば、ヴィオルは本当にその通りにするだろう。だが、今勇気を持って踏み出さなければこの先きっかけを掴むことはできない気がした。
強くあるべきだ。自分を愛してくれる彼のために。
「わたしも、ヴィオルを愛してるわ」
夫の目を真っすぐ見つめ、エリーズは告げた。
「身も心も、あなたに全て捧げます」
再びの口づけと共に、エリーズの体は深く寝台に沈み込んだ。
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