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「...というわけで、しばらく潜りっぱなしだ。」
「せっかく二人部屋とったのに...
まあ、一番安全な方法ではあるね。値上げは出来そうもないけど。」
シオンが笑う。
「ま、そういうこった。食いもん買い込んでさっさといくぞ。」
シオンの望むまま大量の食糧を買わされたが、今回は仕方ない。
で、今ダンジョンの中だ。
「なあ、シオン。お前の俊敏と器用って、今1000後半だったよな?」
「うん。俊敏が1700超えて、器用が1680。」
「今回潜っている間にドロップしたスキル宝珠、全部お前が使って、
どちらかを2000越えまで上げよう。俊敏の方がいいかな?」
シオンが不思議そうにこちらを見る。
「どういうこと? まあ、数十個はドロップするだろうけど。」
「いやな、商談がまとまった後のことなんだ。
スキル宝珠のドロップ、半分を売り付けるとして、あの女魔術師の
知力が2000程度になるのに2,3か月だ。
順当にいけばそのあたりで討伐に再挑戦して終了だろう。
その後彼らがこっちのエリアでスキル宝珠を求めるかどうかはわからんが、
万一彼らの中にお前並みのドロップ運を持つやつがいると、結構やばい
かもしれん。」
「敵対、というか口封じにまわる可能性がある、ってこと?」
「ジークムントさん達は討伐後向こうのダンジョン攻略に戻るだろうけどな。
1年以内に討伐と言ってたから、スキル宝珠狙いでしばらくここに潜るかも
しれんが、まあ目的はパーティのステータスアップだろう。
ただ、今回こんな心配をする羽目になった元凶がいる以上、そいつらの意向で
高ステータスの刺客を仕立てようとする可能性がある。」
「それって、妄想の域だよ。」
シオンがジト目だ。
「ま、その通りではある。
こっちもステータスは伸ばすし、そもそもスタートラインが違うから脅威に
なることもないとは思うんだがな。
ついつい最悪を考えちまうんだ。まあひどい妄想だ、ほんと。
というわけで、ボクの安眠のために頼む。
俊敏伸ばしとけば逃げるのも楽だろ?」
「りょーかい。クロウの安眠のためなら仕方ない。」
ため息を一つついたシオンが笑った。
7日後、3回目のギルド買取時にジークムントさんからの伝言を聞いた。
『宿で待っている』そうだ。
シオンの俊敏も無事?2000を超え、ついでに器用も2000に迫った。
数字のマジックか。2000を超えたというだけで妙に安心感がある。
一旦シオンと共に宿で汗を流した後、ジークムントさんの宿に向かう。
はてさて、皇国の返答はどんなかな?
「こんにちわ、ジークムントさん。 良いお返事ならうれしいんですが。」
「クロウくん、シオンくん、よく来てくれた。
今回は良い返事ができたよ。肩の荷が下りた気分だ。」
前回と同じ個室で、ジークムントさんと向かい合う。
「ということは、商談に乗るということですか?」
「うむ。許可はおりた。情報料も用意できている。」
ジークムントさんは嬉しそうにしているが、多分一つ忘れている。
「それはうれしいお話です。では商談に入りましょう。」
ジークムントさんが怪訝な顔をする。
「情報料の金貨1万枚なら用意しているが?」
「やはり、ですか。 ジークムントさん、一つお忘れです。
今回の情報提供は秘匿が条件です。まだ秘匿の範囲を定めていません。
ギルドには秘匿する、というところは共通認識だと思っていますが、
皇国内での秘匿範囲はまだお話していませんよね?」
ジークムントさんが『あっ』という顔をした。顔に出るのは珍しい。
「すまない、そこは全く意識していなかった。
クロウくんはずっと手の内をさらしたくないと言っていたものな。
しかし、情報は国に報告しないわけにはいかない...」
「本来ならジークムントさんのパーティメンバーのみで秘匿していただく
というのが条件になるでしょうが、そこまでは言いません。
何よりボクはジークムントさんが皇国の人であることを承知の上で、この
商談を持ち掛けたんですから。 宮仕えはつらいですよね?」
「ありがとう、といえばいいのかな?」
微苦笑のジークムントさん。
「冗談はさておき。
こちらとしては、皇国の上層部が知ることに異存はありません。
ただ、無制限に拡散されるのは困ります。まあ、情報を知った方々は
ある程度の範囲で秘匿しようとするでしょうがね。
また、秘匿の期限も特に指定しません。」
「...そうか。
だが、それだと秘匿範囲はこちらの裁量ということにならないか?」
(くすっ) 思わず笑いが漏れる。やっぱりいい人だ。
「ええ。その通りです。ギルドに秘匿するという点を抑えてもらえば、
あとはお任せします。」
「...それを含めての情報料というわけか...」
意図は伝わったようだな。
「そんなところですね。
では前金でいただけますか?」
パーティーメンバーが袋を持ってくる。10個か。
「1000枚ずつ入っている。確認してくれ。」
「シオン、頼む。」
しばらく金貨を数える音だけが響く。
こうしてみると、10000枚というのはとんでもない量だな。
「クロウ、確かに10000枚あった。」
やはり疲れたのか、手首を回しながらシオンが言った。
「では、前金で金貨10000枚、確かに頂戴しました。」
袋をすべて収納に放り込む。
続いて遮音結界を張る。
「では、情報をお伝えします。
お売りする情報は『限界突破』についてです。」
「限界突破? 我らは皆限界突破しているが...」
ジークムントさん達が怪訝な顔をする。 まあそうなるよな。
「まあ、しばらくは我慢してお聞きください。
正確には、このダンジョンで得た『限界突破』の性質についてです。
他のダンジョンで限界突破した方に当てはまるかどうかわかりませんので。
『限界突破』すると、99でカンストしていたレベルが100を超えて
伸びることは、皆さんが経験された通りです。
ここからが本論ですが、このダンジョンで『限界突破』した人間は、
ステータスの値も限界突破します。
これが知られていない理由は明白で、レベル100でのステータス値が
500程度なので、気づく人間がほぼいないからです。
ちなみにステータス値は3桁表示で、限界突破前のカンスト値は999、
限界突破した後は下3桁が表示されます。
以上がお売りする情報です。」
ジークムントさん達、「なっ」とか「まさかそんな」とか驚いて混乱している。
「あと、念のためお伝えしておくと、この前のボス戦で使った爆裂魔法は、
知力2000相当の威力でした。
単純なレベル換算で、レベル400程度の一般的な魔術師が放つ爆裂魔法ですね。
レベルを200以上にせずとも、ステータス宝珠を使って知力を2000
程度まで上げれば、番人に通用する魔法攻撃ができるというわけです。
そちらの女性魔術師さんの知力は600台程度でしょうから、最低限で
ステータス宝珠300個弱を集めればよいかと。」
「ステータス宝珠か...」
ジークムントさんがつぶやく。
「ええ。オークションに出る数は大してないですが、昔中層域を周回しまくった時は
月に10個弱はドロップしました。
前にお話ししたとは思いますが、ボクのドロップ運は涙ものなので、普通の方なら
月に20個程度は手に入るでしょう。
ただし休みなしの周回はきついですよ。」
ジークムントさん達は混乱しながらも、考え込んでいる。
この辺で先出ししておくか...
シオンをちらと見やって話を続ける。
「ところで...」
「せっかく二人部屋とったのに...
まあ、一番安全な方法ではあるね。値上げは出来そうもないけど。」
シオンが笑う。
「ま、そういうこった。食いもん買い込んでさっさといくぞ。」
シオンの望むまま大量の食糧を買わされたが、今回は仕方ない。
で、今ダンジョンの中だ。
「なあ、シオン。お前の俊敏と器用って、今1000後半だったよな?」
「うん。俊敏が1700超えて、器用が1680。」
「今回潜っている間にドロップしたスキル宝珠、全部お前が使って、
どちらかを2000越えまで上げよう。俊敏の方がいいかな?」
シオンが不思議そうにこちらを見る。
「どういうこと? まあ、数十個はドロップするだろうけど。」
「いやな、商談がまとまった後のことなんだ。
スキル宝珠のドロップ、半分を売り付けるとして、あの女魔術師の
知力が2000程度になるのに2,3か月だ。
順当にいけばそのあたりで討伐に再挑戦して終了だろう。
その後彼らがこっちのエリアでスキル宝珠を求めるかどうかはわからんが、
万一彼らの中にお前並みのドロップ運を持つやつがいると、結構やばい
かもしれん。」
「敵対、というか口封じにまわる可能性がある、ってこと?」
「ジークムントさん達は討伐後向こうのダンジョン攻略に戻るだろうけどな。
1年以内に討伐と言ってたから、スキル宝珠狙いでしばらくここに潜るかも
しれんが、まあ目的はパーティのステータスアップだろう。
ただ、今回こんな心配をする羽目になった元凶がいる以上、そいつらの意向で
高ステータスの刺客を仕立てようとする可能性がある。」
「それって、妄想の域だよ。」
シオンがジト目だ。
「ま、その通りではある。
こっちもステータスは伸ばすし、そもそもスタートラインが違うから脅威に
なることもないとは思うんだがな。
ついつい最悪を考えちまうんだ。まあひどい妄想だ、ほんと。
というわけで、ボクの安眠のために頼む。
俊敏伸ばしとけば逃げるのも楽だろ?」
「りょーかい。クロウの安眠のためなら仕方ない。」
ため息を一つついたシオンが笑った。
7日後、3回目のギルド買取時にジークムントさんからの伝言を聞いた。
『宿で待っている』そうだ。
シオンの俊敏も無事?2000を超え、ついでに器用も2000に迫った。
数字のマジックか。2000を超えたというだけで妙に安心感がある。
一旦シオンと共に宿で汗を流した後、ジークムントさんの宿に向かう。
はてさて、皇国の返答はどんなかな?
「こんにちわ、ジークムントさん。 良いお返事ならうれしいんですが。」
「クロウくん、シオンくん、よく来てくれた。
今回は良い返事ができたよ。肩の荷が下りた気分だ。」
前回と同じ個室で、ジークムントさんと向かい合う。
「ということは、商談に乗るということですか?」
「うむ。許可はおりた。情報料も用意できている。」
ジークムントさんは嬉しそうにしているが、多分一つ忘れている。
「それはうれしいお話です。では商談に入りましょう。」
ジークムントさんが怪訝な顔をする。
「情報料の金貨1万枚なら用意しているが?」
「やはり、ですか。 ジークムントさん、一つお忘れです。
今回の情報提供は秘匿が条件です。まだ秘匿の範囲を定めていません。
ギルドには秘匿する、というところは共通認識だと思っていますが、
皇国内での秘匿範囲はまだお話していませんよね?」
ジークムントさんが『あっ』という顔をした。顔に出るのは珍しい。
「すまない、そこは全く意識していなかった。
クロウくんはずっと手の内をさらしたくないと言っていたものな。
しかし、情報は国に報告しないわけにはいかない...」
「本来ならジークムントさんのパーティメンバーのみで秘匿していただく
というのが条件になるでしょうが、そこまでは言いません。
何よりボクはジークムントさんが皇国の人であることを承知の上で、この
商談を持ち掛けたんですから。 宮仕えはつらいですよね?」
「ありがとう、といえばいいのかな?」
微苦笑のジークムントさん。
「冗談はさておき。
こちらとしては、皇国の上層部が知ることに異存はありません。
ただ、無制限に拡散されるのは困ります。まあ、情報を知った方々は
ある程度の範囲で秘匿しようとするでしょうがね。
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「...そうか。
だが、それだと秘匿範囲はこちらの裁量ということにならないか?」
(くすっ) 思わず笑いが漏れる。やっぱりいい人だ。
「ええ。その通りです。ギルドに秘匿するという点を抑えてもらえば、
あとはお任せします。」
「...それを含めての情報料というわけか...」
意図は伝わったようだな。
「そんなところですね。
では前金でいただけますか?」
パーティーメンバーが袋を持ってくる。10個か。
「1000枚ずつ入っている。確認してくれ。」
「シオン、頼む。」
しばらく金貨を数える音だけが響く。
こうしてみると、10000枚というのはとんでもない量だな。
「クロウ、確かに10000枚あった。」
やはり疲れたのか、手首を回しながらシオンが言った。
「では、前金で金貨10000枚、確かに頂戴しました。」
袋をすべて収納に放り込む。
続いて遮音結界を張る。
「では、情報をお伝えします。
お売りする情報は『限界突破』についてです。」
「限界突破? 我らは皆限界突破しているが...」
ジークムントさん達が怪訝な顔をする。 まあそうなるよな。
「まあ、しばらくは我慢してお聞きください。
正確には、このダンジョンで得た『限界突破』の性質についてです。
他のダンジョンで限界突破した方に当てはまるかどうかわかりませんので。
『限界突破』すると、99でカンストしていたレベルが100を超えて
伸びることは、皆さんが経験された通りです。
ここからが本論ですが、このダンジョンで『限界突破』した人間は、
ステータスの値も限界突破します。
これが知られていない理由は明白で、レベル100でのステータス値が
500程度なので、気づく人間がほぼいないからです。
ちなみにステータス値は3桁表示で、限界突破前のカンスト値は999、
限界突破した後は下3桁が表示されます。
以上がお売りする情報です。」
ジークムントさん達、「なっ」とか「まさかそんな」とか驚いて混乱している。
「あと、念のためお伝えしておくと、この前のボス戦で使った爆裂魔法は、
知力2000相当の威力でした。
単純なレベル換算で、レベル400程度の一般的な魔術師が放つ爆裂魔法ですね。
レベルを200以上にせずとも、ステータス宝珠を使って知力を2000
程度まで上げれば、番人に通用する魔法攻撃ができるというわけです。
そちらの女性魔術師さんの知力は600台程度でしょうから、最低限で
ステータス宝珠300個弱を集めればよいかと。」
「ステータス宝珠か...」
ジークムントさんがつぶやく。
「ええ。オークションに出る数は大してないですが、昔中層域を周回しまくった時は
月に10個弱はドロップしました。
前にお話ししたとは思いますが、ボクのドロップ運は涙ものなので、普通の方なら
月に20個程度は手に入るでしょう。
ただし休みなしの周回はきついですよ。」
ジークムントさん達は混乱しながらも、考え込んでいる。
この辺で先出ししておくか...
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