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目覚め
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「はっ…はあ…はあ…」
何だったんだろう、今のは。夢…?気が付くと、目の前には天井。起き上がろうとすると、唐突に来る痛み。
「痛いっ、なっ。何…?!…助けてっ」
「みみっ!!」
大きな声で叫ばれた。
「えっ、お母さん…?」
「あんた馬鹿ねっ!!本当に!!」
私に掴みかかろうとしてる所を、お父さんが抑える。
「抑えて、美月」
窘めるようにそう言うお父さん。お母さんも、何故か長い間会っていなかった感じがして頭がガンガンする。
「あんたね、本当に。何で飛び出したの」
「お母さん」
「ごめんなさい」
「みみ、母さんと話したんだが暫くここで反省してもらおうと思う」
「え、反省って」
「見舞いにはもう来ない」
「貴方っ、冗談よね。みみこんなに動けないのよ」
「冗談じゃないよ」
「お父さん」
「というより、来れないんだ。みみに事故を起こした相手とまだ話がついてない。それに、お金が必要なんだ。こんな状況でずっと居たくないだろう」
「うん」
「みみ、お母さんは土日は来れるから」
ね、と不安げに覗き込まれる。
「ここの施設は、整っているみたいだし。勉学も出来るそうだ」
お父さんは既に出ていこうとしている。初めて見たけれど、とても怒っている。そして、二人とも凄く疲れている。
「分かった、ありがとう。ここで治してから帰る」
何だったんだろう、今のは。夢…?気が付くと、目の前には天井。起き上がろうとすると、唐突に来る痛み。
「痛いっ、なっ。何…?!…助けてっ」
「みみっ!!」
大きな声で叫ばれた。
「えっ、お母さん…?」
「あんた馬鹿ねっ!!本当に!!」
私に掴みかかろうとしてる所を、お父さんが抑える。
「抑えて、美月」
窘めるようにそう言うお父さん。お母さんも、何故か長い間会っていなかった感じがして頭がガンガンする。
「あんたね、本当に。何で飛び出したの」
「お母さん」
「ごめんなさい」
「みみ、母さんと話したんだが暫くここで反省してもらおうと思う」
「え、反省って」
「見舞いにはもう来ない」
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「冗談じゃないよ」
「お父さん」
「というより、来れないんだ。みみに事故を起こした相手とまだ話がついてない。それに、お金が必要なんだ。こんな状況でずっと居たくないだろう」
「うん」
「みみ、お母さんは土日は来れるから」
ね、と不安げに覗き込まれる。
「ここの施設は、整っているみたいだし。勉学も出来るそうだ」
お父さんは既に出ていこうとしている。初めて見たけれど、とても怒っている。そして、二人とも凄く疲れている。
「分かった、ありがとう。ここで治してから帰る」
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