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夜空と輝く絵本
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「響き確かに似てますね」
仲の良さが伝わってくるこのメモ。はるくんとなずさんの関係はもしかしてと思ったけれど。今は聞くのをよそうと思った。
「せやろ」
お茶を音を立てずに呑むその姿は、体格や声には似合わず、とても礼儀正しく綺麗だった。
「はい」
同じく私もお茶を音を立てずに呑む。
「可愛ええな」
あははと笑いそう言う剛さん。私の頭を撫でて、時計を確認する。
「遥遅ないか、大丈夫なんやろか」
剛さんが立ち上がりリビングの扉を開ける。一緒に着いていくと、はるくんが寝室で横たわっていた。
「はるっ?!」
「遥…!」
寝てるのかと思ったけれど、そうゆう風には感じ取れない。
「ご、剛さんどうしよう」
「遥起きろや」
たまにあるんやと言いながら、剛さんははるくんの頬を軽くぺちぺちと叩く。
「このまま死んじゃうなんてそんなことは無いですよね」
「それは無いやろな、嬢ちゃん少しの間向こうに行っててや」
柔らかく微笑む剛さん。え、まさか。そんな…。いや、大丈夫なはず。一瞬顔の整ってる二人が寝室にいることで良からぬ想像が浮かんだけれども、押し殺して扉を閉めた。
仲の良さが伝わってくるこのメモ。はるくんとなずさんの関係はもしかしてと思ったけれど。今は聞くのをよそうと思った。
「せやろ」
お茶を音を立てずに呑むその姿は、体格や声には似合わず、とても礼儀正しく綺麗だった。
「はい」
同じく私もお茶を音を立てずに呑む。
「可愛ええな」
あははと笑いそう言う剛さん。私の頭を撫でて、時計を確認する。
「遥遅ないか、大丈夫なんやろか」
剛さんが立ち上がりリビングの扉を開ける。一緒に着いていくと、はるくんが寝室で横たわっていた。
「はるっ?!」
「遥…!」
寝てるのかと思ったけれど、そうゆう風には感じ取れない。
「ご、剛さんどうしよう」
「遥起きろや」
たまにあるんやと言いながら、剛さんははるくんの頬を軽くぺちぺちと叩く。
「このまま死んじゃうなんてそんなことは無いですよね」
「それは無いやろな、嬢ちゃん少しの間向こうに行っててや」
柔らかく微笑む剛さん。え、まさか。そんな…。いや、大丈夫なはず。一瞬顔の整ってる二人が寝室にいることで良からぬ想像が浮かんだけれども、押し殺して扉を閉めた。
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