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お好み焼きと美味しいご飯
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「似合ってる」
そう言いい、すくっと立ち上がる。私も嬉しくなりありがとうと言葉を添えて微笑む。はるくんは、ゴムの入っていたプラスティックの薄い袋を猫のゴミ箱に捨てて剛さんの所へ行く。
そう言えば今思い出したのだけれども、はるくんは今朝の指輪はどうするつもりなのだろう。本当にそのまま捨てるつもりなのだろうか。
急に心臓の波が激しくなる。剛さんが帰った後のことを考えてしまうと少し気が重たくなってしまう。
「嬢ちゃんツインテール似合っとるやないか。どないしたん、こっちにおいでや」
キャベツを半分に切り、片手に持ちながらリビングから話し掛けてくる剛さん。はるくんは、既に先程のお肉を切っており下を向いていている。
「そんなにここ入らないから。みみは、焼く時にお願いしてもいい?」
こちらを覗き込む表情は、優しく暖かい瞳だった。それに対して、分かったと返事をしテレビつける。
「続いてニュースです。本日未明24歳の男が元恋人千奈美さんを刺し殺した模様です。即死では無かったものの、病院で意識が途切れたということです」
テレビをつけた途端物騒なことが耳に入ってきた。
「男は未来で結ばれたかった、自分のものにならないなら殺そうと思ったなどと供述しています。現在既にお解りの方もいらっしゃると思いますが、過去と未来の意識というものが反転しております。現在彼女の魂は何処に行っているのか、分からず現場は騒然としております」
この女性はこの後どうなるのだろう、過去に意識が戻って生きているのか。それとも過去でも亡くなっているのか。
そう言いい、すくっと立ち上がる。私も嬉しくなりありがとうと言葉を添えて微笑む。はるくんは、ゴムの入っていたプラスティックの薄い袋を猫のゴミ箱に捨てて剛さんの所へ行く。
そう言えば今思い出したのだけれども、はるくんは今朝の指輪はどうするつもりなのだろう。本当にそのまま捨てるつもりなのだろうか。
急に心臓の波が激しくなる。剛さんが帰った後のことを考えてしまうと少し気が重たくなってしまう。
「嬢ちゃんツインテール似合っとるやないか。どないしたん、こっちにおいでや」
キャベツを半分に切り、片手に持ちながらリビングから話し掛けてくる剛さん。はるくんは、既に先程のお肉を切っており下を向いていている。
「そんなにここ入らないから。みみは、焼く時にお願いしてもいい?」
こちらを覗き込む表情は、優しく暖かい瞳だった。それに対して、分かったと返事をしテレビつける。
「続いてニュースです。本日未明24歳の男が元恋人千奈美さんを刺し殺した模様です。即死では無かったものの、病院で意識が途切れたということです」
テレビをつけた途端物騒なことが耳に入ってきた。
「男は未来で結ばれたかった、自分のものにならないなら殺そうと思ったなどと供述しています。現在既にお解りの方もいらっしゃると思いますが、過去と未来の意識というものが反転しております。現在彼女の魂は何処に行っているのか、分からず現場は騒然としております」
この女性はこの後どうなるのだろう、過去に意識が戻って生きているのか。それとも過去でも亡くなっているのか。
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