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元気を出して
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「あっ…」
思わず声に出てしまっていたのか、口を抑えるはるくん。素直に喜ぶ姿が子供のように瞳を輝かせていて愛らしい。
「せやろ、やっぱりな。遥も好きやろと思ったんや」
「そうだよ、はるも可愛いと思ってくれると思った」
剛さんも私もやっとほっとしたように息を吐く。内心冷や冷やしたけれども、こんな風に価値観が合うのは嬉しい。楓先輩はどっちなんだろう。研究したいとか言い始めたりして。
「うん、けど勝手に置いてくな」
少し呆れたようにはるくんが声を漏らす。二人して同時にごめんと謝る。
「謝らなくていい。けど驚いたし心配した」
「そうだよね、ごめんね」
すまんと剛さんも謝る。カート押すわとはるくんと交代してレジの方へ向かう。
「みみ」
レジに並ぶと意外と混んでおり、機械音や人の声で騒がしい。
「何?」
その為少し大きな声ではるくんに聞き返す。
「もっと…」
「うん」
「もっと胸を押し付けて」
「な、何言ってるの?」
「出来るでしょ、ほら」
私の腰に手を回して引き寄せる。本当にはるくんに胸が当たってしまっている。その様子を見ても顔色ひとつかえない。
「いつも直接触ってるから物足りないや」
「意地悪っ…!!」
こんなことあと、三日もされ続けるのかと思うと私の身体と心が持ちそうに無い。それに私の貞操が危ない。
思わず声に出てしまっていたのか、口を抑えるはるくん。素直に喜ぶ姿が子供のように瞳を輝かせていて愛らしい。
「せやろ、やっぱりな。遥も好きやろと思ったんや」
「そうだよ、はるも可愛いと思ってくれると思った」
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「うん、けど勝手に置いてくな」
少し呆れたようにはるくんが声を漏らす。二人して同時にごめんと謝る。
「謝らなくていい。けど驚いたし心配した」
「そうだよね、ごめんね」
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「みみ」
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「何?」
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「な、何言ってるの?」
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「いつも直接触ってるから物足りないや」
「意地悪っ…!!」
こんなことあと、三日もされ続けるのかと思うと私の身体と心が持ちそうに無い。それに私の貞操が危ない。
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