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「みみの肉付きが少し最近足りないと思うんだ」
こっちに来てと言い、言われたまま行くと私の腕を掴み、真剣にそう言うはるくん。
「みみに病気とかになって欲しくない」
「あ、あの?」
「せやな。それなら野菜も買わなあかんで、肉ばっかりやったらすぐ病気になるで」
「うん、野菜スープはどうだろう。明日の朝でも食べれるように今夜から仕込んでおこう。煮込んだ方が美味しいだろうし」
「それええな、美味しそうや」
「そうですね」
剛さんとハイタッチしようと思い、手をあげようとしたところはるくんが掴んでいるのを忘れていた。
「はるくん、放して」
私の腕をぷにぷにして遊びながら買うものをスマホのメモで確認しているはるくん。
「ん、ああ。ごめんね。触り心地が良くて」
離してくれると思い嬉しくなった瞬間右手を恋人繋ぎに絡められる。先程のことを思い出し、もうハイタッチ所ではなく心臓の音が煩く鳴り止まなくなってしまった。
「んー、今日お好み焼きなら明日は…」
そんな事を呟いているはるくん。
「はははっ、本当に遥は嬢ちゃんが好きなんやな」
そう言うとお好み焼きの粉と、たこ焼き粉を入れて野菜見てくるわと一人進む剛さん。
「あっ、私達も行きますよ」
カゴはこっちにあるのだし、わざわざ別行動取らなくてもと思ったから言ったのだが、はるくんはまだうーんと考え込んでいて動けそうにない。
こっちに来てと言い、言われたまま行くと私の腕を掴み、真剣にそう言うはるくん。
「みみに病気とかになって欲しくない」
「あ、あの?」
「せやな。それなら野菜も買わなあかんで、肉ばっかりやったらすぐ病気になるで」
「うん、野菜スープはどうだろう。明日の朝でも食べれるように今夜から仕込んでおこう。煮込んだ方が美味しいだろうし」
「それええな、美味しそうや」
「そうですね」
剛さんとハイタッチしようと思い、手をあげようとしたところはるくんが掴んでいるのを忘れていた。
「はるくん、放して」
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「ん、ああ。ごめんね。触り心地が良くて」
離してくれると思い嬉しくなった瞬間右手を恋人繋ぎに絡められる。先程のことを思い出し、もうハイタッチ所ではなく心臓の音が煩く鳴り止まなくなってしまった。
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そんな事を呟いているはるくん。
「はははっ、本当に遥は嬢ちゃんが好きなんやな」
そう言うとお好み焼きの粉と、たこ焼き粉を入れて野菜見てくるわと一人進む剛さん。
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