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「はるくんが?」
「そう」
「どうしたらいい?というか、ごめんなさい。急にタメ口になってしまって」
「大丈夫。その方が話しやすい。俺は別に、どうもしない」
「どうして?」
「考えたらどう」
そう言うと楓先輩は、私から離れ兄のように優しく微笑む。
「分かりました」
「ここで何も言わない俺を許してくれとは言わない、けどここで言うべきじゃないと思ってる」
またな、と踵を返す楓先輩。
「楓先輩。…か、楓!また、また会いましょうね!!」
左手をあげこちらを振り返らずに、歩いていく先輩。
「はぁ」
今の数十秒で何が起こってるのか分かってしまった。けれども、脳内の処理が追いつかない。頑張って、方向転換しはるくんと剛さんが居る方へ向かう。
「まぁまぁ、落ち着きや。遥」
「放せ」
「ほら、お嬢ちゃん戻ってきたやろ。な」
「そう」
「どうしたらいい?というか、ごめんなさい。急にタメ口になってしまって」
「大丈夫。その方が話しやすい。俺は別に、どうもしない」
「どうして?」
「考えたらどう」
そう言うと楓先輩は、私から離れ兄のように優しく微笑む。
「分かりました」
「ここで何も言わない俺を許してくれとは言わない、けどここで言うべきじゃないと思ってる」
またな、と踵を返す楓先輩。
「楓先輩。…か、楓!また、また会いましょうね!!」
左手をあげこちらを振り返らずに、歩いていく先輩。
「はぁ」
今の数十秒で何が起こってるのか分かってしまった。けれども、脳内の処理が追いつかない。頑張って、方向転換しはるくんと剛さんが居る方へ向かう。
「まぁまぁ、落ち着きや。遥」
「放せ」
「ほら、お嬢ちゃん戻ってきたやろ。な」
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