美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

3 ―１ ヨーロッパ全体について

ヨーロッパのオシャレ事情

「日本はオシャレな人が多い」
「オシャレに興味がなさそうな人もキチンとしている」
YouTubeで見たパリ出身の女性の言葉が身に沁みました。
初めて見たときは、
「オシャレ最先端の街から来て何をほざいているんだい？」
と思いましたが真実でした。

オシャレ最先端のパリでさえ、オシャレな人があまりいない。
確かにたまに原色を使いこなして歩き方がかっこいい人が歩いていますがごくごく少数。
パリを外れると洋服に気を使ってるように見える人があまりいない。

ヨーロッパのオシャレは
「私はこういう人間です」
という主張でしかないんです。

日本のオシャレというのは、他人の目が主軸じゃないですか。
都会だと「人を不快にさせない」
田舎だと「流行に沿って派手すぎない上品な姿」
という所属している地域の中で「恥ずかしくない姿」という正解の探り合い…。

特に国際的に有名な場所だと住んでる人より旅行者が多いため混沌としてます。
それぞれ自分の国の基準でオシャレをしているので、正解がない。

そもそも、他人への興味の持ち方が違うから、見られてないことを体が感じる…
「俺が興味を持つか」
が判断基準で、興味持ったら声をかけてくるから「オシャレかどうか」ってあまり関係ないみたい。
東京だと、常に「合格しているか」というプレッシャーを無意識に感じるじゃないですか。
オシャレが嫌いな私は解放感でいっぱいになりながら旅行を楽しみました。