美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

5 パリ全体

パリのパンの味

「おいしいパン屋さんがあるから、そこでお昼を食べよう」
とサトちゃんと娘二人といっしょにパリへお出かけしました。

ベルギーからパリまでの運転に疲れた旦那様ヒロさんは、先にホテルでひとやすみ。

「ごめん。パン屋なくなったみたい」
とサトちゃんがスマホのナビを片手に残念そうな声を出します。
以前訪れてサトちゃんの舌の合格点があったお店は潰れてしまったようなのです。

周囲をくまなく歩いてやっと見つけたパン屋へ入りました。

１階が店舗、２階がイートインになっています。
さすがパンの本場。
日本のパン屋では10席ぐらいあれば大きなパン屋に分類されると思いますが、２階まるまるイートインでした。

お腹が減って疲れていたので、ちょっと甘そうな果実の入ったタルト系のパンにしました。
今考えれば、本場なんだからフランスパン系にすればよかったです。
ちょっと甘さがしつこい気がしました。
まあ、私は甘いものがあまり得意ではないので、甘いものが好きな人にはちょうどいいかもしれません。

そういえば、ヨーロッパでは、パンと言えばフランスパンのことだから、菓子パンはないはず。
時代が変わったのか、菓子パンの種類が違うのか、どの「菓子パン」のことなんだろう…