美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

５−４ ルーブル美術館

ルーブル美術館は宮殿

ルーブル美術館というと何を思い浮かべるだろうか。
映画ダヴィンチコードを見ていたとしたらガラスのピラミッドを思い浮かべるに違いない。

行ってみて分かったのだが、ルーブル美術館は宮殿だった。
城をそのまま美術館にしている。
ルーブル美術館の写真をよく見ると、確かにバックに宮殿がある。
ヨーロッパの施設は、宮殿風になっているものが多いなと思ったらそのまま宮殿だった。

日本のお城は立てこもって戦うことができるように作ってあるから低いし狭いし暗い。
日本でおなじようなことをしようと思ったら武家屋敷を改築すればいいのかもしれない。
江戸時代の武家屋敷は広かったそうだが、今はあまり建物が残っていないことが残念である。

ヨーロッパのお城は、「ここに攻め込むの嫌だな」と周囲に思わせるため、とことん華美につくるので展示物以上に建物が豪華だ。
天井が高くて５メートル以上あるのに、そこに天井画がわんさかある。
大量の展示物を見ているとき、ふと見上げたときの絶望感は半端なかった。
「そこまでチェックできねぇよ」というのが正直な気持ちだ。

上から見るといびつな「U」の字のような造りになっていて、とにかく方向感覚が狂う。
方向音痴である私が現在地をつかむことは至難の業だった。（いわゆる無理ゲー）

１日いても飽きないぐらい展示物があるので、「見るものを決めておくのはど基本」として覚えておくといいだろう。