美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

５−３ 凱旋門

凱旋門で夕焼けを見よう

凱旋門に登った。

当日チケットを取ることが難しくサトちゃんががんばってくれた。
予定通りに動けるなら、ネットで時間指定のチケットを買うことが一番早い。
その日、予定がちょっとどうなるか分からなかったので、
当日チケットで入ろうとしたら長い行列ができていた。
なんとか入れたのはとても幸運だった。

凱旋門は、大きな門であるのに通り抜けできない。
周囲を円状に道路が作られている。
「水曜どうでしょう」の「ヨーロッパ編」で凱旋門の周囲をぐるぐる回っているシーンがとても分かりやすい。

凱旋門の入口も地下にあり、凱旋門を取り囲む道路の外側の階段から地下に降りる。
周囲をめぐる車道の下にある地下道を通って地上に上がると凱旋門の真下に出るのだ。
建物の中の螺旋階段から屋上に上がることができる。

チケットは地下で買い、上がった地上に入口がある。
登る順番は制限されるが、登ってしまえば降りる時間は急かされない。
ちょっとした展示物もあってそれを楽しむことも可能だ。

並んでいるうちにちょうど陽が落ちる時間帯になった。
正直、私は夜景や景色に感動する質ではない。
そんな私でも感動してしまうロマンチックな最高の時間帯だった。

宮殿や庭園が広がる土地に夕闇が落ちて暗闇に覆われ、エッフェル塔に灯がともる。
人々の輪郭があいまいになっていく。

もし凱旋門に登るならぜひ夕方に。
エレベーターがなく、螺旋階段で登るので、その時間も計算しておくことを注意しよう。