美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

５−２ ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿って何を見るの？～おじさんでがっかりしないために～

ヴェルサイユ宮殿と言えば「ベルばら」である。
オスカルとアンドレの話は別記事で熱く語るとして、
ヴェルサイユ宮殿では何が見れるのかを解説したい。

ヴェルサイユ宮殿で見れるものは、
建物と絵画と彫刻である。

まず、ヴェルサイユ宮殿は、財力と権力を見せつけて
「この国を攻めるのは無理だな」
と思わせることが大事だと理解してから見ると感慨深い。

大きさも装飾も圧倒してくる。

絵画の所蔵が多いが、歴代の王様や貴族たちの肖像ばかりだ。
次々とおっさんが繰り出されてくる。
ハリーポッターの肖像の間がイメージとして近い。

全く歴史が分からないとひたすら白いカツラを被ったおじさんを見るだけになる。
写真を撮っても怒られないので、
写真で残して何を見たのか確認するのがいいかもしれない。

説明しているプレートが少なく、
ただでさえ見るものが多いので
いちいち写真撮って翻訳してたら時間が足りなくなる。

人が多いものの日本のように順番を気にする人はいない。
見たい場所にぐいっと入っても文句を言われないし、抗議の目もない。
ただ、大きな流れができているのでそれに逆らうのはエネルギーがいる。

私のイメージでは、お城で使っていたものを
たくさん展示してくれるのかと思っていたが、
意外とそういうものは少なかった。

ギリシャ神話関係の彫刻も多いので、
ギリシャ神話をひと通り読んでおくと楽しめる。

結論として、
予習と復習をしておかないと
ひたすら「おじさんを見た」だけで終わる。
それがヴェルサイユ宮殿