美男美女があふれるヨーロッパの街へ行ってきた。

7 帰ってから

マインドマップの亜流でノートを作成した話

あなたは、マインドマップというものをご存じだろうか。

中心にテーマを書き、
そのテーマから放射状に線を引いて
単語や短文を書いていくという
ノート記述方法のことである。

「ごちゃごちゃする思考が見えやすくなる」
ということで一部で有名になった。

私は、そのマインドマップをベースとした
シンプルマッピングという手法で
物事をまとめることにしている。

↓シンプルマッピング例

シンプルマッピングの主な特徴は、
・黒しか使わない。
・キレイにしようとしない。
というものだ。

もともと、旅行の話は、この手法でノートだけ作成して
おしゃべりのネタにしようと思っていた。

ノートの全ページを埋めて満足し、作成終了して気づいた。
海外旅行をしゃべる場所がないことに。
あったとしてもこのノートの内容全てを
話す機会なぞない。

ーまあ、そんなもんだよね。
と思って納得していたのだが、転機が訪れた。
オタ友が、このノートを熱心に読んでくれたのだ。

旅行ネタとして写真を見せる感覚で広げてみせたのだが、
様々なジャンルの文字を読むことが好きな図書館司書である彼女は、
私ともう一人の友達がしゃべる横で黙々と読んでいる。

彼女も海外旅行をしたことがあるらしいのだが、
「これってこうなの？」
と意外なことで質問してくる。

単純にうれしい。

そのときのうれしさがきっかけで
生涯一度の旅行を使い尽くし、
カスになるまで絞り出すことを決意した。

この旅行記は、１年かけて毎日更新する目標で書いている。

内容があっちこっち行くのは、
全体の日程の小ネタを少しずつ出すことで
後半の日程の記憶が薄れることを防ぐためである。

ノートのネタがどれぐらいもつかにもよるが、
小ネタを広げて１年間粘るつもりなので、
ぜひ楽しみにしてもらえるとうれしい。