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2章

4話 民主国家

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 四条カラスマで駅馬車を降りて、そこから東へ進むと矢坂様がある。矢坂様でお参りをして
 そこを北に上ると有名な丸山の桜がある。
 そのまま行くと知温院、平安様でお参りしてドスエ大学の中を通って吉田様へ、
 吉田大元宮様の横を通って、ドスエ軍の作戦参謀だるお狐様、竹中丼兵衛様のお屋敷に
 殺生石は向かった。

 吉田大元宮までは荘厳な雰囲気が漂っているが、その裏側にある竹中様のお屋敷の周囲には
 無数の神式の墓標が立っている。

 自然石に「大明神」と彫り込んだものが雨後の筍のごとく無数に林立している。
 ここを通ると殺生石は申し訳ないことだが、気色悪いと思った。

 その奥に竹中様のお屋敷がある。

 「ごめんやしておくれやす」

 玄関で挨拶すると奥様で出てこられた。
 「どうぞ、ようおこし、お疲れでしたやろ、ブブ漬けでも食べておいきなはれ」
 「左様でございますか、それでは、当方も用事がございます故、失礼いたしまする」

 「ほほほ、冗談どすえ」
 「心得ておりまする、ははは」

 ここで奥様と笑談した。

 「実はお土産に紫草の軟膏を持ってきたんですが、よろしければお受け取り願えますか?」

 「や~そんな立派なもん、うちにはもったいないですわ、素晴らしすぎてバチが当たりますわ、
 どうぞ、そちらでお使いくださいまし」

 笑顔で奥様キツネがおっしゃった。

 「これはありがとうございます、それでは遠慮のうこちらで使わせていただきます」

 そう言って殺生石は軟膏を懐にしまった。

 これは「こんなくっさいもん持ってきやがって!持ってかえれ!」
 という事をドスエ風にものすごく柔らかく言った言葉だ。

 「それでは、ヒョウゴーのアンリシャルポン助の洋菓子も持ってきておりますんやけど、
 よろしかったら御口汚しではございますが、お受け取り願えませんやろか、伏してお願いもうしあげます」

 「や~申し訳ないわあ、そないに気いつこてもらわいでもよろしいのに、ありがたくうけとらせて
 いただきますわ」

 奥様は洋菓子をお受け取りくださった。
 こちらは気に入ってくださったようだ。

 何にしても、ドスエは前置きが長い。

 かといって、この前置きをとばすと、あとで陰口は言われるは、大事な時に取次ぎしてもらえないくて
 大事になるわで大変なので、これを疎かにすることはできない。

 カラカラコロン

 奥の座敷に通されると、奥の方で硬質な何か転がる音がした。

 「旦那はん、殺生石先生が来てはるんどすけど」

 「はいはい、ようおこし、通しておくんなはれ」

 奥から竹中丼兵衛の声が聞こえた。

 奥様が障子を開くと、漆塗りの赤黒いテーブルの上にボードが広げてあり、
 そこに無数の紙でできたコマが並べてあった。

 テーブルの手前に出武尾太郎でぶおたろうが座っており、その横にウララム。

 奥のテーブルに竹中丼兵衛が座っていた。

 体毛にまだ茶色い毛は残っているもののマユゲは長い真っ白のキツネだ。
 まるっきりキツネの外見を隠そうともしていない。
 純然たるキツネの風体の獣人だ。

 「おお、アバロンヘロ社のスーコードレーダーですか、よいご趣味をしておられますなあ」

 感心したように殺生石が言った。
 これはボードウオーゲームというゲームだ。

 「これはその進化版、クロスオブイアンやけどな。パンツァープリッツをやる相手は大勢おるけど、
 クロスオブイアンのルールまで把握してはるのは太郎先生くらいや、ほんまに助かるわ」
 竹中丼兵衛がニンマリと笑った。

 「アバロンヘロはルールが簡単なのが多いからよろしおすな。私もパンツァープリッツは
 子供の頃からようやってました。マニアの子はSPYをやってましたけど」

 「SPY言うたらジェイムズ・F・ダニガンやわな」

 「昔、異世界からウオーゲームハンドブックちゅう本が流れてきてむさぼるように
 読みましたわ」

 「ああ、近代戦の幕開けは日本軍とロシア軍の二百三高地の塹壕戦であったが、
 日本民族の知能ではそれを理解することは無理であり、これは偶然の結果だみたいな
 事書いてなかったっけ?」

 「ああ、なんかそれっぽい事見た気がしますけど、詳しくは覚えてませんわ」

 「えらい上から目線やなあて思たなあ」

 「ほんまにねえ」

 「こいつの本やったら戦争のテクノロジーのほうが読みやすいけど、
 こいつの本読むんやったら、コリングレイかエドワード・ルトワック読んどいたほうがいい。
 よほど質がいい。傲慢さは視界を歪める。何事も冷静に淡々と見なあかん。
 その前に孫子とクラウゼヴィッツを読んどくのは必須やけどな」

 「それは、士官学校で絶対読まされますさかいに」

 「読まされるではあかんで、自分で銭だして読まな。人から与えられたもんは
  身につかん。自分で盗まんとな」

 「はい、ウソと盗みは京の花でしたかいな」

 「そうやな、ははははは」

 丼兵衛は豪快に笑った。

 殺生石がボートに目を移す。

 「これはドスエ南部の地形を想定した模擬戦どすな。まあ、ドスエの領土が
 ゾンビエト連邦ほど広かったら撤退につぐ撤退で、敵の補給線を伸ばすことできやすんどすけどねえ」

 残念そうに殺生石が言った。

 「ほな、どうする」

 「徹底した塹壕戦ざんごうせんによるゲリラ攻撃しかおへんと思います」

 「太郎先生を全面に出してもダメか」

 「太郎先生が全面で青い牛とカチ合うても、敵には二の手のコマがあります。
 点で勝てても別動隊に後方に回り込まれたら洛中が火の海になります」

 「まあ、火の海になっても別にええんやけどな、ただ、戦には勝ちたいなあ」

 こともなげに丼兵衛は言った。

 「まことに」

 殺生石はうなづく。

 「こういう魔王ちゅうのは無限の力を持ってそうで、実際には何らかのエネルギーで
 動いとる。無限のエネルギーなんぞというもんはない。どんな最強の英雄でも
 最終的にメシが食えなんだらうごけんようになって討たれる。
 ただ、今回の魔王の場合、それが何なんかということや」

 「見たところ、信者を集めるみたいですし、信仰とちゃいますやろか」

 「そこよ、そういう点では、カウンタープロパガンダで、自作自演のデマを広げて
 くれたんは助かったわ」

 「まあ、デマは魔王側の得意技ですさかいな、こっちがムザムザやられっぱなしなんも
 あきまへんわ」

 「せやな、兵は詭道なり。それはそうと、塹壕建設の許可は出してやってもええけど、
 ゲリラ戦に民間人は使うたらあかんぞ、民間人の大虐殺を招く」

 「いまでも魔王軍は民間人を大虐殺しとりますが」

 「それは状況に余裕があったからや。第一陣をせん滅されてしもうた今、
 敵軍は電撃作戦を慣行してくるやろ。そうしたら民間人を虐殺しておっては
 タイムロスになる。しかし、ゲリラ戦で民間人使うたら敵が焦土戦に
 切り替える恐れがある。一番怖いのはメテオクライシスや。
 ドスエを侵略するコストが高すぎると判断すればメテオクライシス一発で
 皆殺しにされる可能性がある。
 相手がメテオクライシス持ってるかどうかは分からへんが、持っていると
 想定した上で行動せないかん。
 戦争は利益や。侵略はそれを行う国の特権階級が利益を得るためにやる。
 それが利益から感情になり、とにかく相手を皆殺しにしたいという感情まで
 エスカレートさせてはならん。
 戦争は、侵略される側も、常に敵の目の前にエサをぶら下げて、焦土戦に対する
 抑止力とせねばならん。よって民が連れ去られても殺されても犯されても、
 民間人をゲリラ戦に参加させてはならん。分かったな。」

 「心得ました」

 殺生石は深々と頭をさげた。

 「殺生石タソ」

 出武尾太郎が殺生石に声をかけた。
 
 「なんでしょう太郎先生」

 「殺生石タソはボクを何処でお使いになるおつもりだったりしますか?」

 「太郎先生は、敵が電撃作戦で一直線に進撃してきて、先頭部隊が洛中に入った段階で、宇治周辺で
  敵部隊の腹背を衝いて敵を分断していただきます。そして我が軍が前衛で孤立した部隊を
 全力でせん滅します」

 「ラジャー!」

 出武尾太郎は敬礼した。

 「殲滅戦か、それやったら塹壕戦はどうするんや」

 丼兵衛が問うた。

 「第一目的は殲滅戦の途中で敵の別動隊が山側を迂回して前線部隊の逃げ道を確保する
 作戦の遅延目的で山岳地帯に塹壕陣地を多数構築します。第二目的として
 殲滅戦に失敗した場合、山中の塹壕トンネルを使って軍を撤退させ、以後、
 ゲリラ戦に移行します」

 「なるほど、いつもながら隙がないの」
 
 感心したように丼兵衛が言った。

 「作戦立案においては、想定した以上にうまくいった場合、想定通りであった場合、
 想定した作戦が失敗した場合の三つの行動指針を構築せねばなりません」

 「では、今回の3つの行動指針は?」

 「想定通りに行った場合、敵を分散して前衛部隊をせん滅します。
  失敗した場合はゲリラ戦に移行します」

 「では想定以上にうまくいった場合とは?」

 「敵に領土を割譲し、不可侵条約を結びます」

 「う~む」

 丼兵衛は腕組みをした。

 「領土を失って上策と言えるか」

 「敵の戦力が圧倒的すぎます。一時領地を譲って敵が弱体化したら取り戻す策を
 とるしかありません。現状において、総力戦を行った場合、我が軍は
 魔王軍に勝てません。もし、領土を割譲しない選択肢があるとするなら、
 我が軍でもメテオクライシスが使える魔導士を開発することです。
 それができれば、魔王軍の侵略は抑止できます」

 「我が国がメテオクライシス不拡散条約に加盟していることは知っているやろ」

 「しかし、メテオクライシスの抑止力がなければ国は守れません。
 偽善を貫くなら領土割譲しか愚かな私には思いつきません」

 「う~ん、我が国は民主国家やからなあ。民意が亡国ならそれもやむなし。
 まかせる」

 「どうもおおきに」

 殺生石は深々と頭をさげて丼兵衛の屋敷を出た。殺生石はその足で軍務局に行き、
 竹中丼兵衛の屋敷でのやり取りを話し軍務局長にキョウタナベの割譲許可を願い出た。
 軍務局長は「自分はサラリーマンだから決断する権限がない」と言った。

 「ほんなら私は軍を除隊させていただきますわ。私が辞めたら、たぶん、次は
 あんたが交渉役になりますで。勝手に汚れ役やったらよろしいがな」

 殺生石がそう言うと、軍務局長は青ざめて、急いで部下に竹中丼兵衛の屋敷に
 確認に走らせた。

 結果、口頭で割譲許可が出た。

 「口頭ではダメです。文書で出してください」

 殺生石が無表情に言った。

 「頼む、許してくれ」

 軍務局長は殺生石の前に土下座してポロポロと涙を流した。

 「イヤやったらよろしいがな、辞表出すさかいに、早よしなはれ、辞表か交付か。
 こっちはどっちでもええよ」

 「待ってくれ、首相の許可なく、割譲はできん。ちょっと待ってくれへんか。
 一日欲しい」

 「分かった」

 殺生石はその日はキタオウジーの旅館に泊まって一日を過ごした。

 次の日、軍務局に行ったが、首相が多忙で会わないと言っているとの回答だった。

 「そんなもん、先延ばしにしても何も変わらへんやろ、こっちは急いどんのじゃ。
 今すぐ辞表書くからお前も辞表書け、首相が会わんかったらマスコミにリークすると
 言うたれ。こっちは内閣調査費使うてぎょうさんハニートラップ飼うとるんじゃ。
 首相が海外で愛人作って麻薬吸っとるって言いふらしたるど、言うてこいや」

 殺生石が軍務局長にそう言うと、軍務局長はボロボロ涙を流した。

 「戦場で死にたい、こんなところでトラックに引かれて死んだり、建物の屋上から
 飛び降り自殺したことにされて死にとうない」
 
 「大丈夫や、お前が死んだら殺生石がマスコミにリークする言うとったって言うたれや」

 「ううう……わかった」

 軍務局長は涙をぬぐいながら頷いた。

 それから数時間後、首相の決断でキョウタナベの割譲許可の機密文章が発行された。

 

 殺生石が洛中に来ていることを聞きつけた千宗丹があわてて軍務局に駆け付けてきた。

 「なんや、あんさん、早う治りはったんやねえ」

 「ヒール薬の効きがよろしいて、おかげさんいで早う治りましたわ」

 笑顔で宗丹が言った。

 「どないすんのん、一緒に来るのん?」
 「いかいでか」

 「ふふふ」
 「ははは」
 二人は軍務局の中、人目を気にして押し殺すように笑った。

 
 

 



 

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