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五十二話 バットウオーター
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つぎの目的地はデスバレーになった。
とりあえず、悪魔のトウモロコシ畑と呼ばれる場所に行った。
ここはアロウウィードという木の化け物が沢山いる。
たいした儲けにはならないが、無尽蔵と思えるほど沢山いる上、
ローレベルの冒険者でもけっこう簡単に取れるので、
ここを目的に来るものは大所帯の幌馬車隊を引き連れて、討伐したアロウウィードを
馬車につめて帰っていく。
砂漠では貴重な燃料になるので、ある程度の値段で売れる。
また炭焼き窯をもっている者は炭に加工してうるようだ。
クーガーが喜んで、スコスコ倒していたが、回収せずに先に進む。
もう少しいくとバットウオーターという場所があった。
一面が塩。
モンスターはあまりいないが、地面が一面の塩だった。
俺はそれをハリウッドまで持って帰った。
食べてみると、ジャリを含んでおり、食用には向かない。
俺は次の日、大量の幌馬車隊を編成して悪魔のトウモロコシ畑で大量のアロウウィードを倒し、
半数の幌馬車隊にそれを運ばせた。
残り半数でバットウオーターに行って、たんまりと塩の地面をはぎとってハリウッドまで持って帰った。
ハリウッドで大鍋に塩の地面を入れて水に溶かす。
それを布でこして鍋に入れ、アロウウィードを燃料にして熱して水を蒸発させる。
そうやって、料理に使える食塩を作った。
原材料は塩も燃料もタダみたいなもんだ。
そうやって俺は大々的に塩の販売を始めた。
モンスター狩りを本職にする冒険者たちは、俺たちをセコイといって
笑ったが安全に金儲けができるなら、それにこしたことはない。
ヤスケはというと、それ以来、街の図書館に入り浸り、一生懸命
金になる素材をさがしてくれていた。
つくづく役に立つ男だ。
そうして、俺は潤沢な資金を得た。
ハリウッドに家を建て定住することもできた。
しかし、トイガーの宿は居心地もよく
トイガーも可愛いし、
なにより部屋の掃除もベットメイクもやってくれるので、
おれはこの宿にずっと宿泊しつづけていた。
とりあえず、悪魔のトウモロコシ畑と呼ばれる場所に行った。
ここはアロウウィードという木の化け物が沢山いる。
たいした儲けにはならないが、無尽蔵と思えるほど沢山いる上、
ローレベルの冒険者でもけっこう簡単に取れるので、
ここを目的に来るものは大所帯の幌馬車隊を引き連れて、討伐したアロウウィードを
馬車につめて帰っていく。
砂漠では貴重な燃料になるので、ある程度の値段で売れる。
また炭焼き窯をもっている者は炭に加工してうるようだ。
クーガーが喜んで、スコスコ倒していたが、回収せずに先に進む。
もう少しいくとバットウオーターという場所があった。
一面が塩。
モンスターはあまりいないが、地面が一面の塩だった。
俺はそれをハリウッドまで持って帰った。
食べてみると、ジャリを含んでおり、食用には向かない。
俺は次の日、大量の幌馬車隊を編成して悪魔のトウモロコシ畑で大量のアロウウィードを倒し、
半数の幌馬車隊にそれを運ばせた。
残り半数でバットウオーターに行って、たんまりと塩の地面をはぎとってハリウッドまで持って帰った。
ハリウッドで大鍋に塩の地面を入れて水に溶かす。
それを布でこして鍋に入れ、アロウウィードを燃料にして熱して水を蒸発させる。
そうやって、料理に使える食塩を作った。
原材料は塩も燃料もタダみたいなもんだ。
そうやって俺は大々的に塩の販売を始めた。
モンスター狩りを本職にする冒険者たちは、俺たちをセコイといって
笑ったが安全に金儲けができるなら、それにこしたことはない。
ヤスケはというと、それ以来、街の図書館に入り浸り、一生懸命
金になる素材をさがしてくれていた。
つくづく役に立つ男だ。
そうして、俺は潤沢な資金を得た。
ハリウッドに家を建て定住することもできた。
しかし、トイガーの宿は居心地もよく
トイガーも可愛いし、
なにより部屋の掃除もベットメイクもやってくれるので、
おれはこの宿にずっと宿泊しつづけていた。
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