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猫専用マンションをあきらめた件
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去年も一棟マンションを建てましたが、
今年もマンションを建てようと思います。
さいごは、思い切って私の大好きな「猫」のためのマンション。
猫専用マンションを建てようとしたが、
デベロッパーの反対にいあい、断念した。
マンション自体は建てるし、
いままで建てた中で最高のマンションになると思うから、
できたら写真とかアップしようかなとか思ってはいる。
ただ、本当に猫が好きなので、できれば猫飼い主専用マンションを建てたかった。
しかし、持っている虎の子のマンション用地はあまりにも立地がよく駅近で、
それで、土地が狭い。
45坪くらいしかない。
こうなってくると、ファミリー向けはむつかしい。
単身者向けになる。
単身者向けで猫専用になると長期賃貸がむつかしいとか、
いろいろ問題があるらしい。
ここで考えた。
立地は無茶苦茶いい。デベロッパーの反対を押し切って猫専用マンションを
建てることは可能だ。
こっちが金出すんだから。
しかし、常々私が座右の銘にしている「手段を目的にしてしまえば破滅する」
を考えあわせ、本来、マンション建設は収益を得るための手段なのに、
収益を減らしてまで、自分の我を通すことは、愚かな決断であると
考えた。
財務省だって、日本の国が滅茶苦茶になるにも関わらず、
自分のナルシズムを満足させるために、増税しようとしている。
国民がどれだけ死んでもかまわないと思っている。
それは、増税したいという自分が気持ちよくなりたい、ナルシズムと
どれだけ日本人が死んでも、自分が出世したいという欲によって
行動しているからだ。
なぜ財務省がそれができるかといえば、
所詮は他人の金だから。
自分は優秀だから日本が無茶苦茶になれば、海外に逃亡すればいいやと思っている。
だが、私は自腹だ。自分が失敗すれば自分が破滅する。
今回は、泣きながらも「猫専用マンション」をあきらめた。
元来、ペット専用マンションというのは、郊外で集客力が弱い地域の
集客を目的としているようで、
土地が広いファミリー向け物件を中心としているようだ。
自分は猫専用がいいと思うんだけどな。
デベロッパー的には「ペット共生マンション」というのにすごくこだわっているらしい。
ペットの飼い主同士の心の交流とかそういうのを重要視しているとのことだ。
でもね、犬の遠吠えを怖がる猫ちゃんもいるわけで、
犬が嫌いなわけじゃない。
ただ、通路で会ってかみ殺されるリスクとか
いろいろかんがえたら、本来、犬と猫は専用としてわけるべきだと
私は考えている。
そこが、同じペット好き同士の交流の場所と考えているデベロッパーとの
考えの違いだ。
あちらの言うこともわかる。
私の手持ちの場所は極めて立地がよく、
そんなリスクを冒さなくても入居者は入る。
ならば、あえて、そういうリスクは冒すべきではない。
それは分かる。
だから、デベロッパーに従った。
これは、自分的には本当につらい決断だった。
しかし、この決断をしたことによって、
私は生をとった。
人は、どうしても自分が譲れないことを譲ることで、生きながらえることができる。
人生は重き荷物を背負って坂道を歩むがごとし。
自分も、一歩、先に進むことができたことを
うれしく思う。
冷静で客観的な判断。
それは、机上の空論ではできるものだが、
いざ、自分の感情のしがらみがあるなかで、
自分が一番こだわっているものを切り捨てることができるあどうか。
それで、人生の勝負は決まるのである。
マンション建設はこれで終わりにしようと思っていたが、
情勢の変化をみつつも、もう1棟、10年後を見据えて建てたいという夢ができた。
今度こそは猫専用で。
おそらく10年後になれば、猫専用マンションは時代の主流になっているだろう。
デベロッパー本社は「そんなものはブームだから、10年後にはなくなっている」
という見解をもっているようだ。
十年後が楽しみだな。
ただ、今回の決断に関しては総合的に考え、あちたの判断が正しいと思っている。
だからこそ、私も決断した。
今年もマンションを建てようと思います。
さいごは、思い切って私の大好きな「猫」のためのマンション。
猫専用マンションを建てようとしたが、
デベロッパーの反対にいあい、断念した。
マンション自体は建てるし、
いままで建てた中で最高のマンションになると思うから、
できたら写真とかアップしようかなとか思ってはいる。
ただ、本当に猫が好きなので、できれば猫飼い主専用マンションを建てたかった。
しかし、持っている虎の子のマンション用地はあまりにも立地がよく駅近で、
それで、土地が狭い。
45坪くらいしかない。
こうなってくると、ファミリー向けはむつかしい。
単身者向けになる。
単身者向けで猫専用になると長期賃貸がむつかしいとか、
いろいろ問題があるらしい。
ここで考えた。
立地は無茶苦茶いい。デベロッパーの反対を押し切って猫専用マンションを
建てることは可能だ。
こっちが金出すんだから。
しかし、常々私が座右の銘にしている「手段を目的にしてしまえば破滅する」
を考えあわせ、本来、マンション建設は収益を得るための手段なのに、
収益を減らしてまで、自分の我を通すことは、愚かな決断であると
考えた。
財務省だって、日本の国が滅茶苦茶になるにも関わらず、
自分のナルシズムを満足させるために、増税しようとしている。
国民がどれだけ死んでもかまわないと思っている。
それは、増税したいという自分が気持ちよくなりたい、ナルシズムと
どれだけ日本人が死んでも、自分が出世したいという欲によって
行動しているからだ。
なぜ財務省がそれができるかといえば、
所詮は他人の金だから。
自分は優秀だから日本が無茶苦茶になれば、海外に逃亡すればいいやと思っている。
だが、私は自腹だ。自分が失敗すれば自分が破滅する。
今回は、泣きながらも「猫専用マンション」をあきらめた。
元来、ペット専用マンションというのは、郊外で集客力が弱い地域の
集客を目的としているようで、
土地が広いファミリー向け物件を中心としているようだ。
自分は猫専用がいいと思うんだけどな。
デベロッパー的には「ペット共生マンション」というのにすごくこだわっているらしい。
ペットの飼い主同士の心の交流とかそういうのを重要視しているとのことだ。
でもね、犬の遠吠えを怖がる猫ちゃんもいるわけで、
犬が嫌いなわけじゃない。
ただ、通路で会ってかみ殺されるリスクとか
いろいろかんがえたら、本来、犬と猫は専用としてわけるべきだと
私は考えている。
そこが、同じペット好き同士の交流の場所と考えているデベロッパーとの
考えの違いだ。
あちらの言うこともわかる。
私の手持ちの場所は極めて立地がよく、
そんなリスクを冒さなくても入居者は入る。
ならば、あえて、そういうリスクは冒すべきではない。
それは分かる。
だから、デベロッパーに従った。
これは、自分的には本当につらい決断だった。
しかし、この決断をしたことによって、
私は生をとった。
人は、どうしても自分が譲れないことを譲ることで、生きながらえることができる。
人生は重き荷物を背負って坂道を歩むがごとし。
自分も、一歩、先に進むことができたことを
うれしく思う。
冷静で客観的な判断。
それは、机上の空論ではできるものだが、
いざ、自分の感情のしがらみがあるなかで、
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それで、人生の勝負は決まるのである。
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おそらく10年後になれば、猫専用マンションは時代の主流になっているだろう。
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という見解をもっているようだ。
十年後が楽しみだな。
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だからこそ、私も決断した。
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