侯爵令嬢アリスティアの愛する人

永遠に愛してる（R18要素有り）

　その後、体を清めるために陛下と共に湯舟に浸かりました。
　さきほどは服を着ていましたので、お互い裸で抱き合うのはこれが初めてです。

　素肌が触れ合うのがこんなに気持ちいいだなんて……。

　もちろんお互い我慢できなくなり、もう一度愛し合いました。

「あん、シグルド様……これ、奥までくるの……ああんっ、イイッ」

「ああ、余も気持ちがよい……。それにこの格好はなんともいやらしく美しいな」

　バスタブの縁に手をつき、後ろから貫かれるというのは獣じみていて非常に興奮します。
　陛下も楽しんでいるようで嬉しいですね。
　お互いのぼせてしまうのは難点ですけども。

　湯上り後、バスローブを羽織ったまま部屋の中で夕食をとります。
　
　こんなはしたない格好で食事をするなど初めてですが、不思議と楽しいものですね。

「そなたが余の妻となったらこうして過ごしてみたかった。誰にも邪魔されず、二人きりで思うままに過ごし、愛し合う……よいものだな」

　嬉しそうに微笑む陛下、可愛いです。
　年上の男性に可愛いなんて変かもしれませんが、私と過ごすことを喜んでくださる陛下は可愛くてしかたありません！

　夕食後はベットでゆっくりと愛し合いました。
　
　もちろんお互い一糸纏わぬ姿です。

　素肌で愛し合うのはどうしてこんなにも気持ちがよいのでしょう。
　
　果てた後も求めてしまうほど中毒性があります。

「アリスティア……愛している。余の妻になってくれてありがとう。一生をかけて幸せにすると約束するからな……」

　腰砕けになりそうなお声で愛の言葉を囁かれたらたまりません。

　私も貴方を愛し続けます。ずっとずっと……この命尽きるまで。