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3章
激しい攻守☆ご注意
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「どういうつもり?」
「企んでいないさぁ、俺は純粋に君自身に興味が湧いた」
「君の噂はずっと、聞いていたよ」
ラビット族に新しく姫が誕生したらしい。
しかも、かなり腕利きで強いらしい。
そのことが人間たちにまで広まっていたとは…。
「私をここに閉じ込めてどうするの?」
「殺したいのなら殺せば?」
死にたくない、これは強がりだ。
お母さんがいない世界なんて私には必要ないんだ。
亡くなったから心に秘めていた。
自分がここまで無力だったことに。
「君は殺しはしない」
「代わりに殺す人はいる」
「だ、誰だ?!そいつを殺すなら私を…」
「フィーリン革命軍だ」
いま、何て…?
「知っているの?」
「あぁ、あいつらの勢力は脅威だからな。そうだ、俺たちと手を組まないか?」
どうやら、この檻は私が逃げ出すのを防ぐためにであったらしい。
「そうしたら、あなたたちは私たちことをバカにしない?自由に生きる権利がほしい。何もしていないのに、風評を広めないでほしい」
これが、一族の姫として私が出来ること。
「分かった、条件を呑もう。だか…」
ぐいっと、距離を近づけさせて…。
チュッ。
「?!」
初キスがぁ…。
「初めてだったのに」
落ち込む私に対してソラリスは…。
「ほぅ、初めてか…。なら良いな。俺の妻となれっ」
え?
つ、妻?
それって結婚?!
「でも、わたしはラビット族…」
そうだ、人間とは違うんだ…。
「そんなことは、関係ない。俺は君自身に惚れたんだ。そこには人種なんて関係ない、誰が言おうが俺は君を一生愛して離れないように閉じ込めたい」
ん?病んでるの?閉じ込めたいとか。
一瞬、身震いをした。
そうか、20歳以上の姫で歴代で遅くに結婚した人はいなかった。みんな早くに結婚している。
「まずは、と、友達からでも?」
誰とも付き合ったことの無かった私にはその返しで精一杯だった。
しかも、人間との恋なんて…。
「あ、あとそれよりも」
「どうした?」
「檻から出してください」
す、すまないと何とか無事に出れた。
「あ!」
その時、ふと思い出した。
「時計屋さんからもらったペンダント…」
願いを3つまで叶えてくれる。
人間になってみたいかも…。
でも、私だけが人間になっても残されたみんなは…?
これをどう活用すべきか…考えていたら。
「君に会わせたい人がいる」
ソラリスは、そう言ってある1人の少年を連れてきた。
「企んでいないさぁ、俺は純粋に君自身に興味が湧いた」
「君の噂はずっと、聞いていたよ」
ラビット族に新しく姫が誕生したらしい。
しかも、かなり腕利きで強いらしい。
そのことが人間たちにまで広まっていたとは…。
「私をここに閉じ込めてどうするの?」
「殺したいのなら殺せば?」
死にたくない、これは強がりだ。
お母さんがいない世界なんて私には必要ないんだ。
亡くなったから心に秘めていた。
自分がここまで無力だったことに。
「君は殺しはしない」
「代わりに殺す人はいる」
「だ、誰だ?!そいつを殺すなら私を…」
「フィーリン革命軍だ」
いま、何て…?
「知っているの?」
「あぁ、あいつらの勢力は脅威だからな。そうだ、俺たちと手を組まないか?」
どうやら、この檻は私が逃げ出すのを防ぐためにであったらしい。
「そうしたら、あなたたちは私たちことをバカにしない?自由に生きる権利がほしい。何もしていないのに、風評を広めないでほしい」
これが、一族の姫として私が出来ること。
「分かった、条件を呑もう。だか…」
ぐいっと、距離を近づけさせて…。
チュッ。
「?!」
初キスがぁ…。
「初めてだったのに」
落ち込む私に対してソラリスは…。
「ほぅ、初めてか…。なら良いな。俺の妻となれっ」
え?
つ、妻?
それって結婚?!
「でも、わたしはラビット族…」
そうだ、人間とは違うんだ…。
「そんなことは、関係ない。俺は君自身に惚れたんだ。そこには人種なんて関係ない、誰が言おうが俺は君を一生愛して離れないように閉じ込めたい」
ん?病んでるの?閉じ込めたいとか。
一瞬、身震いをした。
そうか、20歳以上の姫で歴代で遅くに結婚した人はいなかった。みんな早くに結婚している。
「まずは、と、友達からでも?」
誰とも付き合ったことの無かった私にはその返しで精一杯だった。
しかも、人間との恋なんて…。
「あ、あとそれよりも」
「どうした?」
「檻から出してください」
す、すまないと何とか無事に出れた。
「あ!」
その時、ふと思い出した。
「時計屋さんからもらったペンダント…」
願いを3つまで叶えてくれる。
人間になってみたいかも…。
でも、私だけが人間になっても残されたみんなは…?
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「君に会わせたい人がいる」
ソラリスは、そう言ってある1人の少年を連れてきた。
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