18 / 19
✿番外編✿可愛い王子様の休日
①
しおりを挟む今日は待ちに待った休日。でもただの休日ではない。
神宮寺翔にとっては特別な日だ。
というのも、今から遡ること三ヶ月と少し前。桜の季節にはまだまだ早い十二月初旬。待ちに待っていた妹が誕生した。
その妹ーー雪菜《ゆきな》が誕生してから百日を迎え、今日はそのお祝いの席が設けられるからだ。
その席には、父ーー駿の両親はもちろん、姉夫婦、その子供である匠に、その妹の蘭、母ーー菖蒲の両親に祖父、姉も来るらしい。
皆が集まるというのは、滅多にないことだ。
昨年、四月に執り行われた両親の結婚式以来のことである。
ーーそんなの楽しみに決まってる。
翔がドキドキわくわくするのも無理もないだろう。
昨夜はなかなか寝付けなかったはずなのに、いつもより早く目覚めてしまった翔は、ベッドからジャンプし、見事床へと着地を決めた。
ーーうん! 今日も絶好調! いいことありそうだ。
最近はまっている戦隊ものの、忍者レッドのポーズを決め込んだ翔は、菖蒲が寝る前に用意してくれていた、格好いいネービーのスリーピーススーツへと着替えた。
父の駿とお揃いで仕立ててもらったお気に入りのものだ。
蝶ネクタイが少々曲がってしまっているが、そんな小さなことは気にしない。
そんなことよりも、今は早く着替えて、両親の寝室に置かれたベビーベッドで気持ちよさげに眠っているであろう、妹の元へと駆けつけることが先決だ。
雪菜が生まれてからというもの、これは翔にとって朝のルーティンとなっている。
そしてお腹をすかせて目覚めた雪菜に朝一の授乳を済ませた菖蒲がおむつを交換したりしている傍らで、そのサポートをすることがここ最近の翔の重要な任務となっていた。
そんな訳で少々張り切ってしまっていた翔は、すっかり失念してしまっていたのだ。
自分がいつもより早い時間に起きているってことを。
別に時計が読めないわけじゃない。自慢じゃないが数字には強い。アナログはまだ解読できないけれど、デジタルだったらバッチリである。
そんなことは置いておくとして。兎にも角にも、そのことを失念していた翔は、いつものように勢いよく両親の寝室のドアを無遠慮に開け放った。同時にガチャリという音が鳴り響く。
「パパ、ママ~! ユキナおきてる~?」
いつもなら、起きたばかりの雪菜のことを抱き上げて、授乳中であるはずの母の姿が、ベビーベッドの側にない。
その代わりに、ベビーベッドで気持ちよさげに眠っていると思われる、布団にくるまったままの雪菜らしき物体が見て取れる。
ーーなんだ、まだ起きてないのか。今日の主役のクセに。お寝坊さんだな、雪菜は。
なんて少々ガッカリしていた翔だったのだが……。
ふと視線を感じそちらへ目を向けた先には、驚愕の表情でこちらを見据えている父ーー駿の姿が見て取れる。
駿の視線と翔のそれとがバチッとかち合ったかと思った次の瞬間。
こちらに背を向けたまま顔だけで振り返っている駿と同じ布団にくるまりまだ眠っていた様子の母ーー菖蒲とが飛び上がるような勢いでふたり同時に起き上がる。そうして。
「「おっはよ~! 翔!」」
両親仲良く揃ってこんなにも元気よく挨拶してくれたことがあっただろうか、と不思議に思った翔がキョトンとしてしまうほどの、元気のよすぎる挨拶を両親から朝一でお見舞いされた。
ーーなんだ、パパもママも雪菜と一緒でお寝坊してるのかと思ったら、起きてたのか。
今日は雪菜の百日祝いとあって、張り切りすぎて早起きしてしまった翔同様に、両親も相当はしゃいでいるようだ。
ーーパパもママもかーくんとおんなじだったんだ!
そう思うと、なんだか無性に嬉しくなってきて、ドキドキとわくわくが加速していく翔だった。
その矢先、いつものように、お腹をすかせた雪菜がふぎゃぁふぎゃぁ……と元気よく泣き始め、慌てた菖蒲が駆け寄り雪菜を抱き上げる。
翔からすると、見上げたら首が痛くなるほどの高身長である駿とは違い、菖蒲の身長はそれほど高くない。
とはいえ大人だ。翔より遙かに高い。
けれど雪菜が生まれてからというもの、『お兄ちゃんになった』という想いが日増しに強くなってきている。
小さな雪菜のことを代わる代わる世話する菖蒲や駿の姿をすぐ側で見ているせいもあるのかもしれない。
お兄ちゃんとして、雪菜になにかしてあげたい。ママとパパのお手伝いだっていっぱいしたい。
本音を言えば、いっぱい褒めてもらいたいし、いっぱいいっぱい甘えたい。
でも、今までいっぱい褒めてもらえたし、甘えてだってきた。
それは今も変わらない。現在進行形でいっぱい褒めてもらっているし、いっぱい甘えてもいる。
それなのに、どうにも自分をコントロールできない時がある。
ーーなんだろう。このモヤモヤするものは。ちっとも面白くない。
たとえるならば……。保育園で大好きな滑り台の順番待ちに割り込まれた時のような。大好きなオモチャを横取りされた時のような。
「かーくんもだっこしたいッ!」
胸の中でなにかが蠢いて、気づけばそんなことを言って菖蒲の腰に抱きついていた。
自分でも我が儘を言っているという自覚はあるが、自分ではどうにもできない。
そこに菖蒲の困ったような声音が降ってくる。
「雪菜とっても可愛いもんね。気持ちはわかるんだけど、危ないからもう少し大きくなったらね」
ーーママはちっともわかってない。雪菜なんかぜんぜん可愛くない。
翔はハッとした。
まさかそんなことを思ってしまうなんて、なんて悪いお兄ちゃんなんだろうか。
翔がショックを受けていたその時、ふいに身体が浮遊した。同時に駿の優しい声音が翔の耳を掠める。
「ほら、翔。これで雪菜が見えるだろう? ママもよく見えるぞ」
駿にいつもの肩車をしてもらった翔は、菖蒲と雪菜を見下ろす形になった。
するとさっきまで母乳を飲んでいたはずの雪菜が不思議そうに翔のことを見遣っている。
その円らな瞳と翔のそれとがかち合った刹那。雪菜がふにゃっと愛らしい笑みを浮かべた。そうして紅葉のように小さな両の手を目一杯広げて、何かを伝えようとするかのように口をムニャムニャと動かしている。
それが途轍もなく愛らしい。
翔は自身で持て余していた不可解な感情のことなどすっかり忘れて、色んな表情で〝いないないばぁ〟を繰り出していた。
雪菜はキョトンとしているが、そんな表情までもが可愛く見える。
その後で、駿がこっそりと耳打ちしてきた。
「パパもママも、お姉ちゃんしかいなかったから、お兄ちゃんになった翔の気持ちはわからないけど。パパもママも翔の事が大好きだからな。一番の味方だからな。だから甘えたくなったら目一杯甘えるんだぞ」
「かーくん、おにいちゃんだからへーきだもん。けどパパとママがかわいそうだから、たまにはあまえてあげるね」
「ハハッ、それは嬉しいなぁ」
雪菜が見ている手前、そうは強がった翔だったけれど、内心ではメチャクチャ嬉しくてどうしようもなかった。
そのせいか、さっきまでの妙なモヤモヤもどこかに消えてしまっている。
「あっ、パパと翔だけでなに内緒話してるの? ズルイなぁ」
「男同士の話だもんな。ママと雪菜には内緒だもんな」
「うん!」
三年間のブランクがあったとは思えぬほどに、こうして男同士である翔と駿の絆も日増しに強まって、今では強固なものとなっていた。
頼もしい父・駿のおかげで、翔のモヤモヤもようやく晴れて、雪菜のお食事&おむつ替えタイムが終われば、父特製のとびきり美味しい朝食タイムだ。もちろん卵を割ったのは翔である。
その間、雪菜はと言えば、リビングダイニングのベビーラックでうとうとタイムを満喫するのがお決まりとなっている。
ーーいやはや赤ちゃんとは寝てばっかりだなぁ。
なんて、翔はちょっぴり大人になった心持ちで雪菜のことを見守りつつ、絶品とろふわオムレツとオレンジジュースとでルンルンご機嫌気分を満喫中。
「こら翔。余所見しちゃダメでしょ? ほっぺにケチャップついてるわよ」
「翔は雪菜がおとなしく寝てるかどうか見守ってあげてるんだもんなぁ。偉いぞ翔」
「うんッ!」
「そ、そうね。いつもありがとう」
時には失敗することもあるけれど、可愛いから問題ない。(By作者)
作者と同じ心持ちの、親バカ全開な駿からのナイスなフォローにより、少々寝不足なのか眠そうな菖蒲にも兄としての翔の気持ちに気づいてもらえて、翔の気分は上昇の一途をたどっていった。
それから数時間後。
高級車の後部座席に設置されたチャイルドシートに翔は自ら乗り込み、駿にベルトを閉めてもらって準備完了。
同じくチャイルドシートでばぶばぶ騒がしい雪菜とともに、駿自らが運転する車に、揺られること数十分。
両親にとって思い出深い場所でもあるらしい、高級料亭『まつや』へと赴いていた。
いよいよ待ちに待った百日のお祝いの宴が幕を開けようとしている。
祖父母と同じくらいの世代に見える女将に案内されて、翔たちはこの料亭で一番広いらしい奥座敷へと脚を踏み入れた。
するとまだ約束の時間には二十分以上あるというのに、すでに到着していた曾祖父ーー太一郎がお猪口を高らかに掲げハハハッと豪快な笑い声で出迎えてくれている。
「おう。やっときたか。可愛いひ孫見たさに早く着きすぎたようじゃが、儂だけではなかったようでなぁ。もう始めとったぞ~」
そう言ってお猪口をグイッと傾ける太一郎の隣には祖父母が、正面には父方の祖父母ーー隼と侑李が、どちらもニコニコと和やかな笑顔で出迎えてくれている。
隼たちの隣には、その娘夫婦であり翔にとっては伯母夫婦になる鈴と圭が長男の匠を挟んで座っているのだが、圭が一歳になる長女の蘭を抱いているので、何とも賑やかだ。
太一郎だけなら慣れっこの菖蒲もさすがに驚きを隠せないでいるようで、けれどもてなす側なのだからと思ったようで、駿と一緒に大慌てで対応をはじめた。
といっても、親族一同、もう既に気心も知れているので、何の問題もなく、和気藹々としている。
そんな親族の様子を目にし、久しぶりに親戚に会えた嬉しさが込み上げてくる。
翔のテンションは最高潮に達していた。
そんな翔に太一郎は目配せすると。
「ほれ、翔。翔の好きなオレンジジュースもあるぞ」
自身の膝の上をポンポンと軽く叩いて、翔に座るようにと促してくる。
翔は数ヶ月ぶりに会った太一郎の元にたたたっと駆け出して膝に飛び乗りたい衝動をぐっと堪えて、少々畏まったよそ行きの声を出す。
「キョウは、いもうとのユキナのために、どうもありがとうごじゃますッ!」
張り切りすぎてしまっていたせいか、この日のために数日前から練習していたというのに、最後の最後でしくじってしまったが、親族一同から満面の笑顔と盛大な拍手をもらったので、大成功ということにしておく。
こうして、翔が楽しみにしていた雪菜の、百日の祝いの宴は、和気藹々、和やかムードでスタートしたのだった。
10
お気に入りに追加
304
あなたにおすすめの小説
憧れのあなたとの再会は私の運命を変えました~ハッピーウェディングは御曹司との偽装恋愛から始まる~
けいこ
恋愛
15歳のまだ子どもだった私を励まし続けてくれた家庭教師の「千隼先生」。
私は密かに先生に「憧れ」ていた。
でもこれは、恋心じゃなくただの「憧れ」。
そう思って生きてきたのに、10年の月日が過ぎ去って25歳になった私は、再び「千隼先生」に出会ってしまった。
久しぶりに会った先生は、男性なのにとんでもなく美しい顔立ちで、ありえない程の大人の魅力と色気をまとってた。
まるで人気モデルのような文句のつけようもないスタイルで、その姿は周りを魅了して止まない。
しかも、高級ホテルなどを世界展開する日本有数の大企業「晴月グループ」の御曹司だったなんて…
ウエディングプランナーとして働く私と、一緒に仕事をしている仲間達との関係、そして、家族の絆…
様々な人間関係の中で進んでいく新しい展開は、毎日何が起こってるのかわからないくらい目まぐるしくて。
『僕達の再会は…本当の奇跡だ。里桜ちゃんとの出会いを僕は大切にしたいと思ってる』
「憧れ」のままの存在だったはずの先生との再会。
気づけば「千隼先生」に偽装恋愛の相手を頼まれて…
ねえ、この出会いに何か意味はあるの?
本当に…「奇跡」なの?
それとも…
晴月グループ
LUNA BLUホテル東京ベイ 経営企画部長
晴月 千隼(はづき ちはや) 30歳
×
LUNA BLUホテル東京ベイ
ウエディングプランナー
優木 里桜(ゆうき りお) 25歳
うららかな春の到来と共に、今、2人の止まった時間がキラキラと鮮やかに動き出す。
シャンパンをかけられたら、御曹司の溺愛がはじまりました
入海月子
恋愛
一花はフラワーデザイナーだ。
仕事をドタキャンされたところを藤河エステートの御曹司の颯斗に助けられる。彼はストーカー的な女性に狙われていて、その対策として、恋人のふりを持ちかけてきた。
恋人のふりのはずなのに、颯斗は甘くて惹かれる気持ちが止まらない。
それなのに――。
恋に異例はつきもので ~会社一の鬼部長は初心でキュートな部下を溺愛したい~
泉南佳那
恋愛
「よっしゃー」が口癖の
元気いっぱい営業部員、辻本花梨27歳
×
敏腕だけど冷徹と噂されている
俺様部長 木沢彰吾34歳
ある朝、花梨が出社すると
異動の辞令が張り出されていた。
異動先は木沢部長率いる
〝ブランディング戦略部〟
なんでこんな時期に……
あまりの〝異例〟の辞令に
戸惑いを隠せない花梨。
しかも、担当するように言われた会社はなんと、元カレが社長を務める玩具会社だった!
花梨の前途多難な日々が、今始まる……
***
元気いっぱい、はりきりガール花梨と
ツンデレ部長木沢の年の差超パワフル・ラブ・ストーリーです。
【完結】エリート産業医はウブな彼女を溺愛する。
花澤凛
恋愛
第17回 恋愛小説大賞 奨励賞受賞
皆さまのおかげで賞をいただくことになりました。
ありがとうございます。
今好きな人がいます。
相手は殿上人の千秋柾哉先生。
仕事上の関係で気まずくなるぐらいなら眺めているままでよかった。
それなのに千秋先生からまさかの告白…?!
「俺と付き合ってくれませんか」
どうしよう。うそ。え?本当に?
「結構はじめから可愛いなあって思ってた」
「なんとか自分のものにできないかなって」
「果穂。名前で呼んで」
「今日から俺のもの、ね?」
福原果穂26歳:OL:人事労務部
×
千秋柾哉33歳:産業医(名門外科医家系御曹司出身)
10 sweet wedding
国樹田 樹
恋愛
『十年後もお互い独身だったら、結婚しよう』 そんな、どこかのドラマで見た様な約束をした私達。 けれど十年後の今日、私は彼の妻になった。 ……そんな二人の、式後のお話。
狂愛的ロマンス〜孤高の若頭の狂気めいた執着愛〜
羽村美海
恋愛
古式ゆかしき華道の家元のお嬢様である美桜は、ある事情から、家をもりたてる駒となれるよう厳しく育てられてきた。
とうとうその日を迎え、見合いのため格式高い高級料亭の一室に赴いていた美桜は貞操の危機に見舞われる。
そこに現れた男により救われた美桜だったが、それがきっかけで思いがけない展開にーー
住む世界が違い、交わることのなかったはずの尊の不器用な優しさに触れ惹かれていく美桜の行き着く先は……?
✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦
✧天澤美桜•20歳✧
古式ゆかしき華道の家元の世間知らずな鳥籠のお嬢様
✧九條 尊•30歳✧
誰もが知るIT企業の経営者だが、実は裏社会の皇帝として畏れられている日本最大の極道組織泣く子も黙る極心会の若頭
✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦
*西雲ササメ様より素敵な表紙をご提供頂きました✨
※TL小説です。設定上強引な展開もあるので閲覧にはご注意ください。
※設定や登場する人物、団体、グループの名称等全てフィクションです。
※随時概要含め本文の改稿や修正等をしています。
✧
✧連載期間22.4.29〜22.7.7 ✧
✧22.3.14 エブリスタ様にて先行公開✧
【第15回らぶドロップス恋愛小説コンテスト一次選考通過作品です。コンテストの結果が出たので再公開しました。※エブリスタ様限定でヤス視点のSS公開中】
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。