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episodo:5
#6
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「…あんっ、もう……ダ…メ…」
後ろから抱きしめられたまま、
海翔さんの意地悪で綺麗な長い指に、
上も下も両方同時に攻められたせいで達してしまいそうで、
熱く疼いてしまった熱をどうにか鎮めてもらいたくて、
懇願するように腕を掴んだ私に、
「どうしてほしい?」
変わらず、意地悪なことを言ってくる。
もう、
羞恥心とか、
そんなこと、気にしてるような余裕なんか全然なくて。
後方に身体を捩って、
海翔さんの顔を見つめると、
優しく私に首を傾げるようにして、返事を促してくる。
表情はとっても優しいんだけど……。
今は、
恨めしく見つめることしかできないよ。
でも、
このままじゃ、もう、限界だし、
仕方なく、大人しく、お願いすることにした。
何度も言うようだけど…、
本当に、仕方なくなんだから。
「海翔さんが、……今すぐ…ほしーの」
「解ったから、そんな、恨めしそうに見るなよ」
「・・・」
そう言って、
頭を優しく撫でてくれるんだけど、
誰のせいだと思ってるの……って思わず言いたくなってしまった。
でも、そんな余裕なんかある筈もなく、ぐっと飲み込んだ。
そしたら、
海翔さんに優しく抱き抱えられ、
壁に手をつくように体勢を変えられて、
「身体、キツくないか?」
「/////」
労わるように優しい声をかけながら、両手で腰をぐいっと押さえつけられた。
直後、
後ろからゆっくりと腰を深く前へ押し進められ、奥までピッタリと沈められた。
挿し入れられて、前後に強弱をつけて揺れ動く波に翻弄されて、
今度こそ、なんにも考えられなくなってしまった。
「………アンッ」
何度目かの波に翻弄され…
海翔さんに後ろから優しく包まれてる腕のなかで、
昇りつめた身体はピクピクと震え続けてる。
「芽依」
夢うつつって感じで、
ぽーっ……としていると、
優しく名前を呼んだ海翔さんに身体の向きを変えられて、
ギュッ……と正面から強く抱きしめられた。
それだけで、心も身体も、溢れんばかりの幸福感に満たされる。
「…海…翔さん…の…いじわる」
ーーでも、好きなの。
どんなに意地悪されても、
ただの捌け口だったとしても、
傍に居たいって思っちゃうの。
海翔さんの首に力の入らない腕を絡ませて、必死になって抱きついた。
この想いが、少しでも海翔さんに届きますようにって……。
「芽依、イヤだったのか?」
さっきまで、
凄く意地悪だったクセに……。
不安そうに心配そうに聞いてくる海翔さんが、なんだか可愛くって。
とっても、愛おしく思えてくる。
「イヤじゃないよ」
もう一度、ギュッと抱きつきながら答えると、
「なら、良かった」
「……もっと、ほしい…」
「じゃぁ、あったまってからな」
「うん…」
海翔さんのホッとしたような声が返ってきたから、
嬉しくて堪らなくて、想いが溢れそうになってしまったんだけど、なんとか我慢することができた。
後ろから抱きしめられたまま、
海翔さんの意地悪で綺麗な長い指に、
上も下も両方同時に攻められたせいで達してしまいそうで、
熱く疼いてしまった熱をどうにか鎮めてもらいたくて、
懇願するように腕を掴んだ私に、
「どうしてほしい?」
変わらず、意地悪なことを言ってくる。
もう、
羞恥心とか、
そんなこと、気にしてるような余裕なんか全然なくて。
後方に身体を捩って、
海翔さんの顔を見つめると、
優しく私に首を傾げるようにして、返事を促してくる。
表情はとっても優しいんだけど……。
今は、
恨めしく見つめることしかできないよ。
でも、
このままじゃ、もう、限界だし、
仕方なく、大人しく、お願いすることにした。
何度も言うようだけど…、
本当に、仕方なくなんだから。
「海翔さんが、……今すぐ…ほしーの」
「解ったから、そんな、恨めしそうに見るなよ」
「・・・」
そう言って、
頭を優しく撫でてくれるんだけど、
誰のせいだと思ってるの……って思わず言いたくなってしまった。
でも、そんな余裕なんかある筈もなく、ぐっと飲み込んだ。
そしたら、
海翔さんに優しく抱き抱えられ、
壁に手をつくように体勢を変えられて、
「身体、キツくないか?」
「/////」
労わるように優しい声をかけながら、両手で腰をぐいっと押さえつけられた。
直後、
後ろからゆっくりと腰を深く前へ押し進められ、奥までピッタリと沈められた。
挿し入れられて、前後に強弱をつけて揺れ動く波に翻弄されて、
今度こそ、なんにも考えられなくなってしまった。
「………アンッ」
何度目かの波に翻弄され…
海翔さんに後ろから優しく包まれてる腕のなかで、
昇りつめた身体はピクピクと震え続けてる。
「芽依」
夢うつつって感じで、
ぽーっ……としていると、
優しく名前を呼んだ海翔さんに身体の向きを変えられて、
ギュッ……と正面から強く抱きしめられた。
それだけで、心も身体も、溢れんばかりの幸福感に満たされる。
「…海…翔さん…の…いじわる」
ーーでも、好きなの。
どんなに意地悪されても、
ただの捌け口だったとしても、
傍に居たいって思っちゃうの。
海翔さんの首に力の入らない腕を絡ませて、必死になって抱きついた。
この想いが、少しでも海翔さんに届きますようにって……。
「芽依、イヤだったのか?」
さっきまで、
凄く意地悪だったクセに……。
不安そうに心配そうに聞いてくる海翔さんが、なんだか可愛くって。
とっても、愛おしく思えてくる。
「イヤじゃないよ」
もう一度、ギュッと抱きつきながら答えると、
「なら、良かった」
「……もっと、ほしい…」
「じゃぁ、あったまってからな」
「うん…」
海翔さんのホッとしたような声が返ってきたから、
嬉しくて堪らなくて、想いが溢れそうになってしまったんだけど、なんとか我慢することができた。
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