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「なあ、依央里……」
「うん……?」
「キス、してもいいか?」

海翔が密着していた身体を僅かに離し、鼻先の距離で尋ねてきた。そんなの、頷く他ないだろう。俺はそっと目を閉じると、程なくして唇に柔らかいものが触れた。

「んん、ふぅ……」

海翔がたどたどしく、唇をふにふに啄んでくる。あんなえげつないことをしておきながら、キスは一度もした事がなかった。なんとなくそれは奪ってはいけない気がして、ずっと我慢していた。だがそれをこうして両思いという最高の形でできて、泣きそうなほどに嬉しかった。

「……っ、ふ……♡」

感極まった俺は、海翔の唇をぺろりと舐めた。すると密着した身体が小さく跳ね、俺は思わず口角を釣り上げる。海翔、可愛い♡好き、大好き……♡そんな思いが溢れてたまらなくなり、薄く開いた唇の狭間に舌を捩じ込んだ。

「っ!?んぅ……っ!?」
「ふぁぁ、ぁふ……♡」

キスなんて初めてだったが、俺は欲望のまま舌を蠢かせる。海翔の舌を絡め取り、くちゅくちゅ擦りつけ合う。それがなんとも気持ちよくて、やらしくて、頭がぼんやりしてくる。次第に息が荒くなっていき、舌の動きも大胆になっていく。

「ふはっ、はっ♡んん♡」
「んんん♡ふぁ、んむぅ♡」

おっかなびっくりだった海翔の舌も、だんだん積極的になってくる。粘っこい唾液がじゅわじゅわ湧き、はしたない水音が絶えず鳴る。俺たちはそれを啜り合い、食らう勢いで口内をまさぐり合った。

「んんっ、ふぅ♡……っ!♡」
「っ、んんん♡ぁ……っ♡」

これほどまでに濃厚なキスを交わし続けていると、当然身体もギンギンに昂ってくる。互いの剥き出しになっていたちんぽは、再びバッキバキに猛っていた。それが腹と腹の間で擦れ合い、たまらず腰が動いてしまう。

「ふぁぁっ♡あっ、んんっ♡んぅぅ♡」
「ふ……っ♡はぁっ、は……っ♡」

海翔の逞しい脈を感じ、ぐりぐり擦り付けられ、俺は涎を垂らしながら過剰にビクつく。気持ちが通じ合ったからか、より一層快感が沁みておかしなほどに感じてしまっている。もうだめ……っ♡ちんぽぐりぐりだめっ♡イっ、ちゃう……っ♡

「んんん゛♡あ……っ♡……っ!?」

あともうちょっとというところで、海翔が唇を解放した。同時に密着していたちんぽも離れ、俺は呆気にとられた顔で腰をカクつかせる。

「や……っ♡か、いとぉ……っ♡」
「はぁ、はは……♡依央里、お前そんなエロい顔してたんだな……♡やっと見れて、嬉しい♡」
「っ、あ……っ!?」

突如視界が大きく揺れたかと思えば、俺はベッドに押し倒されていた。海翔が俺に覆いかぶさり、欲に濡れた雄々しい顔で俺を見下ろす。

「依央里……お前を抱きたい」

いいか?と海翔が俺の頬を撫でながら尋ねる。あんな一方的なオナニーじみたセックスでなく、ちゃんと海翔に抱いてもらえるという悦びに、俺は震えた。

「うん……海翔、して♡海翔が、ほしい……♡」
「っ、依央里……」

余裕なさげな海翔の顔が近づき、再び口付けられる。何度かくちゅくちゅ舌を絡め合わせると、海翔の唇は離れて下降する。首筋に顔を埋められ、そこに口付けては舐めあげられる。

「ひっ、んんっ♡はぁぁっ♡あ……っ♡」
「っ、やっぱりお前、感じやすいな♡ほんと、いやらしい身体してる……♡」
「あんんっ♡んんっ、ふぅ……っ♡」

鎖骨の辺りをぢゅうっ♡と強めに吸われ、俺はたまらず跳ね上がる。気持ちいい♡海翔が施す全てが、気持ちよくてしょうがない♡緩く歯を立てられるのも、ねちっこく舐られるのも、溶けてしまいそうな程に気持ちいい。

「はぁぁ♡んんっ♡か、いとぉ♡はぁ、ぁん♡」
「はぁ、依央里♡いおり……♡可愛い♡」
「ひんんっ♡やっ、ぁ♡そこぉ……っ♡」

海翔の唇がビンビンに尖った乳首に辿り着く。弄りすぎてふっくらしてしまったそこを、指先で同時に捏ねくり回される。すごい♡自分で弄るのよりも、何倍も気持ちいい……♡

「あひっっ♡んぁぁっ♡はぁっ、んんっ♡あっ、あぁ……っ♡♡」
「密かに思ってたけど、お前、いやらしい乳首してるよな……♡もしかして自分で弄ってるのかなって、ドキドキしてた」
「んんんっ♡はぁ……っ♡あんんっっ♡♡」

海翔は感触を楽しむように乳首を転がしながら、もう片方の乳首に吸い付いた。ぬるついた粘膜にれろれろ舐られ、指よりも強烈な快感がビリビリ走った。

「んあぁぁっっ♡♡ひぁっ、あ゛ぁぁっ♡♡んひっ、ぃぃ゛♡♡」

興奮しているせいで海翔の舌使いは激しく、口内で乳首を揉みくちゃにされる。そしてぢゅうぅぅっ♡と強めに吸われ、俺は胸を大きく突き上げる。ぢゅるぢゅる吸われながら舌で捏ねられると、ダメになっちゃいそうな程気持ちよかった。

「あ゛あぁぁ゛っ♡♡かいとっ、かいとぉっ♡♡あ゛んっ、だめっ♡♡だめぇぇ゛っ♡♡」

もう片方の乳首も指で引っ張られながらくりくり捏ねられる。開発しすぎて、俺の変態乳首は痛いくらいの刺激が大好きになっていた。そしてそれを察したのか、海翔は吸っていた乳首に緩く歯を立ててきた。

「んひっっ♡♡ひぃぃ゛っ♡♡やっ、かいとぉっ♡♡だめっっ♡♡んあ゛ぁぁっ♡♡」

キツく吸われながら時折甘噛みされ、もう片方も爪を立てられる。あまりの莫大な快感に、突きあがった胸がガクガク派手に痙攣する。次第に下半身もムズムズし始め、俺は込み上げてくる未知の感覚に目を見開いて涙を散らす。

「だめっっ♡♡かいとぉっ、だめっ♡♡くるっ、くるぅ゛っ♡♡だめなのっ、きちゃうぅっっ♡♡」

叫んでも海翔は止まってくれず、それどころかダメになっちゃえ♡とばかりに刺激を強めてくる。威力を増していた快感がとうとう爆ぜ、反っていた身体がガクンッ♡と盛大に跳ねた。

「~~~~~~~っっ!!♡♡はぁ゛っ、あ゛あぁぁ……っっ♡♡」

全身を甘やかな電流がじくじく巡る。腰が勝手にカクカク突き、その度にちんぽがびゅくびゅくザーメンを噴きあげていた。イ、イかされてしまった……♡まさか、乳首だけで、こんな……♡

「はぁっ、んはぁぁ♡♡ひ……っ♡♡んくぅぅ゛♡♡」

極まっている乳首を海翔はねちっこくしゃぶり、俺は悶えながら身体をくねらせる。そのせいで絶頂感が引き伸ばされ、なかなか深みからあがってこれなかった。

「はひ……っ♡♡はぁっ、はぁぁ……♡♡あ、んん……っ♡♡」

ようやっと海翔が口を離し、俺はベッドの上に崩れ落ちる。余韻で身体が断続的にビクつき、ちんぽはとろとろ残滓を漏らしていた。

「すごいな……♡エロいとは思っていたが、まさか乳首だけでイけるなんて」
「っ、……♡か、いとが、触るから……♡いつもは、こんなんじゃないのに……♡」

恥じらいながらも潤んだ目で海翔を見上げる。すると海翔は面食らったような顔をし、ごくりと大きく喉を鳴らした。

「……っ、そんなことを言われたら、色々抑えられなくなってしまう」
「っ、あはは、我慢しなくていいよ……海翔の、好きにして……♡」
「っ、ああもう……!」

海翔が俺の両脚を掴み、左右に割り開いた。俺は誘うように自ら尻を持ち上げると、海翔はまんまとその中心に釘付けになる。

「そういえば、自分で準備していたんだっけな……」
「うん……だから、もういつでも挿れて大丈夫だよ♡」

逆レイプする気満々だったアナルはもうとろとろになっていて、早くちんぽが欲しくて疼きっぱなしだった。俺はそこに指を二本指を突っ込み、くぱぁ♡と左右に広げてみせる。

「海翔……♡ここに、海翔のちんぽ、ちょおだい……♡」
「……っ!」

渾身の猫なで声でねだると、海翔は俺の指を一目散に引き抜かせた。そして今までにないくらいバッキバキになったちんぽを、俺のアナルに宛てがった。

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