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ふいに眠りから浮上し、俺は寝惚け眼を開ける。部屋はまだ真っ暗で、海翔の健やかな寝息が聞こえてくる。なんだ、まだ真夜中か……このまま寝直そうと目を閉じたが、じわじわと尿意を感じ始める。このまま寝たら、漏らしてしまうかもしれない。めちゃくちゃ億劫だったが俺はベッドから降り、のろのろとトイレに向かった。

「……っ、ふぅ……」

便座を上げてちんぽを引っ張り出し、ぢょぼぢょぼおしっこをする。寝惚けていても、溜まっていたものをぶちまけるのは気持ちいい。俺は全て出し切ってすっきりすると、ちんぽをおざなりに振ってパンツの中にしまう。トイレを出てそのままベッドに戻ろうとしたが、ふとその途中で足が止まった。

「……」

仰向けになって豪快に寝こける海翔が、目に留まる。いつもならスルーするはずだが、なぜか俺の足は海翔の元へ向かっていた。ドキドキしながらベッドに腰掛け、ベッドサイドの明かりをほのかに灯す。よく見えるようになった海翔の寝顔を、俺はしばらく堪能していた。

(……それにしても、ほんとに全然起きないな……)

それをいいことに、俺はベッドの上に乗り上げた。そして海翔の掛け布団を剥ぎ、その身体の上に覆い被さる。こんなのだめだ、バレたらシャレにならない。そう思うのに、一度火がついてしまった欲望は鎮められなかった。心臓を激しくバクつかせながら、俺は海翔の身体をまさぐり始める。

「……っ、は……っ」

スウェットの上から、上半身を撫で回す。細くもなく、ガッシリもしていない、適度に締まった程よい身体。着替えの時はつい見てしまい、ずっと触れてみたいと思っていた。次第に服越しでは我慢できなくなり、俺はそっとスウェットを捲り上げる。

(っ、やば……っ)

うっすらとした明かりの元、健康的に焼けた素肌が晒される。俺はごくりと生唾を飲み込み、恐る恐る肌に触れる。チラリと海翔の様子を伺うが、変わらずぐっすり眠っている。

(ちょっと……いやだいぶ無防備すぎやしないか?)

些か心配になったが起きられても困るので、どうかそのまま寝続けてくれと祈る。俺は一頻り上半身を堪能すると、今度は下半身に目をやる。さすがにそれは……と一瞬躊躇ったが、興奮しすぎてリミッターはぶっ壊れてしまっていた。俺は欲望のまま、海翔のスウェットに手をかけた。

「っ、はぁ……っ♡」

そっとずり下げると、グレーのボクサーパンツが露わになる。途端に身体がぶわっと熱くなり、息が乱れ始める。こ、この下に、海翔のちんぽが……♡もっこり膨らんだ箇所に釘付けになりながら、満を持してパンツもずり下ろしていった。

「はぁ、はぁ♡は……っ♡」

びっしり生え揃ったチン毛が覗き、そしてぽろんとちんぽがまろび出る。くすんだ色をしたふにゃちんが、チン毛の上にくったり横たわる。これが、海翔のちんぽ……♡興奮が最高潮になった俺は、たまらずそこに顔を近づけた。

「はぁ……♡すご、い……♡」

海翔のちんぽを手に取り、間近でうっとりと眺める。ふにゃふにゃなのも、包皮がだるんだるんに余っているのも、全てが可愛らしい。俺はそっとちんぽに鼻を近づけるが、風呂に入ったばかりのせいかあまり匂いはしなかった。残念に思いながら、伸びた包皮を剥きにかかる。ずり下げてはずり下げると、ようやっと濃いピンク色をした亀頭が露わになる。するとおしっこのような匂いが鼻をつき、俺の口内にじゅわぁ♡と涎が湧きあがった。

「っ、はぁぁっ♡はっ、はぁ……っ♡」

亀頭を全て露出させると、ほんのりおしっこが滲み出てきた。おしっこするとき皮を剥かないのだろうか。でもそんなぞんざいなところもたまらない。まるでヤバい薬でもキメたかのように俺は昂っていて、ちんぽがギッチギチにスウェットを押し上げていた。いい加減キツくてそれをずり下げると、我慢汁を撒き散らして勃起ちんぽが飛び出した。俺はそれを扱きながら、海翔のちんぽを嗅ぎ回す。

「ふぅっ、ふーーっ♡はぁっ、かいとのっ♡かいとの、ちんぽ……っ♡」

口端から涎が垂れ、いっそちんぽを口に含んで舐めしゃぶりたくなる。しかしさすがにそこまでしたら起きてしまうだろうと思い、必死に欲望を抑え込む。それでも吐息がちんぽにかかり、ピクッ♡ピクッ♡と少し反応していた。その動きも、可愛くてしょうがない。

「はぁっ、んんっ♡かいとっ、かいとっ♡ふぅっ、んく……っ♡」

たまらずふにゃちんを頬ずりし、チン毛に顔を埋めて深呼吸する。蒸れた匂いが肺いっぱいに送り込まれ、香ばしすぎてくらくらする。髪の毛は柔らかいのに、ここの毛は太くて硬く、しっかり生えているのがまたそそる。

「ふぅっ、ふぅっ♡んんっ、ふぅ♡あっ、もうっ、だめ……っ♡」

まだこの夢のような時間を堪能していたいのに、呆気なく限界が訪れてしまう。焦らそうかとも思ったが、興奮しすぎて手が止まらない。俺は再び海翔のちんぽに鼻を擦り付け、自らのちんぽを追い上げる。

「ふぅっ、ふぐっ♡はぁっ、かいとっ♡かいとぉっ、すきっ♡すきぃっ♡んんん゛……っ♡」

シコっていたちんぽがドクンッ♡と強く跳ね、俺は咄嗟にその先端をもう片方の手で覆う。すると即座に、びゅびゅびゅーーーーっっ♡とザーメンが噴きあがった。海翔の股間に顔を埋めながら、ぴゅるぴゅると自分の手の中にザーメンをぶちまける。

「んく……っ♡ふぅぅ゛♡ふーーっ♡んんぅ゛♡」

海翔の匂いに包まれながらの射精は、ぶっ飛んでしまいそうな程に気持ちよかった。今までのどのオナニーとも比べ物にならない。やばい、こんなの、癖になってしまう……♡海翔のチン毛をじょりじょり頬で擦りながら、俺はぬこぬこちんぽを搾りあげる。

「んんっ、ぁ゛♡はぁぁ、はぁ……♡」

丸まった背中がビクつき、海翔の股間が俺の涎にまみれる。とろとろ残滓が盛れるまでに射精が落ち着くも、まだ快感も興奮も収まらなかった。絶対に海翔の股間から、フェロモンかなんか出てるに違いない。もうずっとこうしていたいくらい離れがたかった。

「はぁ、はぁ……♡はぁ、んん……♡」

ようやっと心も身体も落ち着きを取り戻し、俺は一息つく。そしてはっと我に返り、身体を起こして海翔の様子を伺った。するとあろうことか、する前と一切変わらず深く寝入っていた。俺は心底ほっとするのと同時に、ここまでやって起きない鈍感っぷりに驚く。それなら、一体どこまでできてしまうのだろう……とスケベ心と好奇心が疼いた。

何も知らずにいる海翔には悪いが、こんな最高な思いをしてしまったら、もうやめることなどできなかった。


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