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「お゛ぉぉ゛~~~~~♡♡♡ぎもぢっっ♡♡♡ぎんもぢぃぃぃ゛♡♡♡ほっっ、お゛ぉん♡♡♡お゛っっ♡♡またイ゛っぐぅぅぅ゛♡♡♡♡」
「んぐっ、はぁ……っ♡あ゛~~~♡ちんぽ、搾られる……っ♡これきもちいから、何回でもいけっ、トワ♡」
「ひっっぎぃぃぃ゛♡♡♡お゛っっ!?♡♡♡ぉ゛あ゛ぁぁっっ♡♡♡あひぃぃ゛っっ♡♡♡」
しこりを捏ねていたちんぽが、どっっちゅんっっ♡♡と最奥をどつく。それからハルはちんぽをしこりに引っ掛けながらピストンし始める。
ごりゅっっ♡♡どちゅんっっ♡♡ごりゅっ♡♡どちゅんっっ♡♡ごりゅりゅっ♡♡ばつんっっ!♡♡どちゅっっ!♡♡どちゅっっ!♡♡ぬ゛ぢゅっっ♡♡
「~~~~~~~~っっ♡♡♡っ、くっっ♡♡♡お゛ぉぉ゛♡♡♡ひっっ、ひっっ♡♡♡あ゛ぇぁぁ゛~~~~♡♡♡」
「はぁっ、ぁ゛っ♡やっばっ♡マジでイキっぱなしんなってんなっ♡ぐっちゃぐちゃでわけわかんなくなってんのっ、可愛いっ♡」
「へっっ、へぁ゛っ♡♡♡あ゛っ、ぐぅぅ゛♡♡♡お゛っっ♡♡はりゅ゛っ、はりゅ゛ぅぅ゛っ♡♡♡もぉっ、らぇぇ゛っ♡♡♡あへ、あ゛~~~~~~~~♡♡♡♡」
「っ、とわっ、とわ……っ♡はぁっ、はーーっ♡くっ、ふぅぅ゛っ♡」
言った通りめちゃくちゃにされた俺は、怒涛のアクメ地獄にひたすらあへり続ける。そんな俺を、ハルは綺麗な顔を歪めながら食い入るように見つめる。俺が、こんな切羽詰まった顔にさせてるんだな。そう実感するとたまらなくて、そしてこの顔を誰にも見せたくないだなんて思ってしまった。
「っ、お゛っっ♡♡♡~~~~~~っっ♡♡♡は、りゅぅぅ゛っ♡♡♡もっとぉ゛、もっろ゛っ♡♡♡おくまでっ、おかひてぇぇ゛っ♡♡♡」
「ふぐっ、ふぅ゛ーーっ♡はぁっ、とわっ♡おれのだっ♡おくまでっ、全部俺のだ……っ♡」
「お゛っっほぉ゛ぉぉ゛っっ♡♡♡♡あ゛っへぁぁ゛ぁ♡♡♡お゛ぐっっ♡♡♡きてりゅぅぅ゛っ♡♡♡お゛おぉぉ゛ぉぉ゛♡♡♡♡」
どっっちゅ♡♡ぼっちゅんっっ♡♡と最奥を何度も殴られ、キャパオーバーとばかりに身体が激しくガクガク震える。そして萎んで無様にぺちぺち跳ねるちんぽから、ぶっしゃあああぁぁぁぁっっ♡♡と勢いよく潮が噴きあがった。
「~~~~~~~~~~♡♡♡あ゛♡♡♡~~~~~~……っっ♡♡♡♡」
「うおっ、ははっ♡潮まで噴いちゃったか♡初めてでこんなになっちまうとか、どうしようも無いド変態だなっ♡」
「~~~~~あへぁぁ゛♡♡♡んくっっ、んぅぅ゛♡♡♡お゛ほ、お゛っほぉぉぉ゛♡♡♡」
跳ね回るちんぽが、まるでスプリンクラーのようにあちこちを水浸しにしていく。自らのイキ潮がぶっかかり、どろっどろの顔が更に酷い有様になる。でも俺のそんなみっともない姿にハルはあからさまに興奮していて、それがとてつもなく嬉しかった。もっと俺を見て、俺で興奮してほしい。もう他の誰かじゃ、ダメになっちゃうくらいに……♡
「あ゛ひっっ♡♡♡はっ、りゅ゛っ♡♡♡はりゅぅっ、はりゅぅぅ゛っ♡♡♡」
「はぁっ、はっ♡とわっ、とわっ♡はぁ゛っ、たまんないっ♡ずっとっ、お前としたかった……っ♡」
「っ、お゛っっ!?♡♡♡んお゛ぉぉ゛っっ♡♡♡~~~~~~~っっ♡♡♡」
もう限界が近いのか、ハルがラストスパートとばかりに更に激しくどちゅどちゅ突いてくる。射精に向けてちんぽは極限まで膨れ、忙しなく脈打っている。俺は朦朧としながらもハルの腰に脚を巻き付け、早く中に出して♡とばかりにねだる。中に思いっきりぶちまけて、ハルのものにされたくて、まんこも胎の中もきゅんきゅんしてやまない。
「ふっ、くぅ゛っ♡はぁっ、ぁ゛っ♡とわっ、とわっ♡イくっ、出るっ♡ザーメン、出るっっ♡」
「んぁ゛っ、あへっっ♡♡♡らひてっ、らひてぇぇ゛っ♡♡♡にゃか、にぃ゛っ、お゛っ♡♡♡はりゅのっ、ぜんぶちょぉらぃ゛っ♡♡♡」
「あ゛っ、出るっっ♡とわっ、とわっっ♡くぅぅ゛っ♡~~~~~~~~っっ♡♡」
どっっぴゅぅうぅぅっっ♡♡どっぷどっぷどっぷどっっぷ♡♡びゅびゅびゅーーーーーーっっ♡♡びゅくびゅくびゅくっっ♡♡ぼっびゅうううぅぅぅ♡♡
「ふっ、ふーーっ♡んぐっっ♡ふぉ゛、ぉ゛♡くぅぅ゛……っ♡」
「お゛♡♡♡お゛……っっ♡♡♡お゛ぉぉ゛~~~~~~~♡♡♡」
中でちんぽがドクンッ♡ドクンッ♡と、雄々しく力強く何度も脈動する。それに合わせ、ぐっぽりハマった結腸口に勢いよくザーメンが叩きつけられる。濃厚で重たくて熱いハルの子種が、次から次へと大量に飛び出てくる。
「お゛、ぉ゛~~~♡き、もぢいいっ♡とわのまんこに、なかだしっ♡きもちよすぎるっっ♡」
「んくっっ、はへぁぁ゛♡♡♡は、りゅのっ♡♡いっぱい、でてりゅぅ゛……♡♡♡」
種付け本能丸出しといった感じで、ハルが腰をぐっ♡ぐっ♡とめいっぱい押し付けては揺らしてくる。それはもう気持ちよさそうに射精する姿と、胎の中が熱く満たされていく感覚に、たまらなくゾクゾクさせられる。ハルに、ザーメンでマーキングされてる……♡おなかいっぱいにされてる……♡
「はぁ゛っ、はぁぁ゛っ♡っ、トワっ、ちんぽ搾りすぎ……っ♡くっ、んん゛っ♡ザーメン、止まんな……っ♡」
「んはぁ、ぁ゛……っ♡♡♡きも、ちぃぃ……♡♡♡はりゅうぅ♡♡もっとぉ……♡♡♡」
「……っっ♡こ、の……っ♡」
気持ちよすぎるあまり、自分でも信じられないくらい甘ったるい声が出てしまう。腰を揺すってザーメンをねだると、ハルはなんとも色っぽい顔で根こそぎひり出した。腰をガクつかせては呻きながら、最後の一滴まで中に注いでくれた。
「っ、はぁぁっ♡はーー……♡めっちゃ、搾り取られた……♡」
「んん……♡♡ふぁぁ、はぁ……♡♡」
ハルの身体が弛緩し、俺の上にのしかかってくる。ハルの匂いと温かさに包まれ、俺はうっとりと息をついた。ずっとこのままでいたいと思うほど、心地よかった。
「……、トワ……」
「……っ、うん……?」
「……好きだ」
「……………………え?」
ふわふわと夢心地でいると、突如聞き捨てならない一言を投げかけられる。え……?今、なんて……?
「なんだよ、その反応。散々そう言っただろうが」
「いや、聞いてない!一回も言われてないけど!?」
「え?そうだったか……?まあ、そういうことだから、お前は今から俺のものな」
「っ、はぁぁ!?」
待てよ!俺の意思は!?咄嗟にハルを引き剥がすと、さも当然、何か問題でも?といった顔で見下ろされる。髪が乱れて頬が上気し、情事の余韻が色濃く残るその風貌は、言葉を失うくらいセクシーだった。ドキドキしながら見蕩れていると、ハルは肩を揺らして笑い始める。
「あっはは……ほんとに分かりやすくて可愛いなあ、トワは♡」
「……っ!う、るせえ……」
まさかあのハルが、俺なんかを好きだったとはな……びっくりはしたが、正直めちゃくちゃ嬉しかった。かなりタイプだったし、なにより身体の相性が最高すぎた。好きなのかと聞かれればはっきり答えられないが、付き合わないという選択肢はなかった。
「よし、それじゃあ今すぐここで、俺の前であのサイトを退会しろ」
「っ、は……?」
「そんなの、当たり前だろ?こっそり再登録してないか、定期的にチェックするからな」
「は、ぁ……?」
「あと今登録してある連絡先も全部見せろ。連絡先交換した際は必ず俺に伝えろ。あと誰かとふたりっきりで会う時は……」
そんな事をこんこんと続けられ、俺は空いた口が塞がらなくなる。もしかしたら俺は、とんでもない奴に捕まってしまったのかもしれない。それでもあまり他人に興味無さそうなハルがここまで俺に執着しているのだと思うと、満更ではなかった。
「……おい、トワ、聞いてんのか?」
「っ、おう。てか俺だけそんなんって、理不尽じゃね?お前の連絡先も見せろよ」
「もちろんだ。スマホ丸ごと見ていいぞ。なんならアドレス全消ししてもいいし」
「い、いや、なにもそこまでは……」
「俺にはお前以外いらないからな」
ハルがあまりにも真剣に言うものだから、さすがに気圧されてしまう。たまらず俺は視線を逸らすと、よそ見するなとばかりに顔を向き合わされる。そして唇に噛みつかれ、もう逃れられないのだなとしみじみ思い知らされるのだった。
「んぐっ、はぁ……っ♡あ゛~~~♡ちんぽ、搾られる……っ♡これきもちいから、何回でもいけっ、トワ♡」
「ひっっぎぃぃぃ゛♡♡♡お゛っっ!?♡♡♡ぉ゛あ゛ぁぁっっ♡♡♡あひぃぃ゛っっ♡♡♡」
しこりを捏ねていたちんぽが、どっっちゅんっっ♡♡と最奥をどつく。それからハルはちんぽをしこりに引っ掛けながらピストンし始める。
ごりゅっっ♡♡どちゅんっっ♡♡ごりゅっ♡♡どちゅんっっ♡♡ごりゅりゅっ♡♡ばつんっっ!♡♡どちゅっっ!♡♡どちゅっっ!♡♡ぬ゛ぢゅっっ♡♡
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「はぁっ、ぁ゛っ♡やっばっ♡マジでイキっぱなしんなってんなっ♡ぐっちゃぐちゃでわけわかんなくなってんのっ、可愛いっ♡」
「へっっ、へぁ゛っ♡♡♡あ゛っ、ぐぅぅ゛♡♡♡お゛っっ♡♡はりゅ゛っ、はりゅ゛ぅぅ゛っ♡♡♡もぉっ、らぇぇ゛っ♡♡♡あへ、あ゛~~~~~~~~♡♡♡♡」
「っ、とわっ、とわ……っ♡はぁっ、はーーっ♡くっ、ふぅぅ゛っ♡」
言った通りめちゃくちゃにされた俺は、怒涛のアクメ地獄にひたすらあへり続ける。そんな俺を、ハルは綺麗な顔を歪めながら食い入るように見つめる。俺が、こんな切羽詰まった顔にさせてるんだな。そう実感するとたまらなくて、そしてこの顔を誰にも見せたくないだなんて思ってしまった。
「っ、お゛っっ♡♡♡~~~~~~っっ♡♡♡は、りゅぅぅ゛っ♡♡♡もっとぉ゛、もっろ゛っ♡♡♡おくまでっ、おかひてぇぇ゛っ♡♡♡」
「ふぐっ、ふぅ゛ーーっ♡はぁっ、とわっ♡おれのだっ♡おくまでっ、全部俺のだ……っ♡」
「お゛っっほぉ゛ぉぉ゛っっ♡♡♡♡あ゛っへぁぁ゛ぁ♡♡♡お゛ぐっっ♡♡♡きてりゅぅぅ゛っ♡♡♡お゛おぉぉ゛ぉぉ゛♡♡♡♡」
どっっちゅ♡♡ぼっちゅんっっ♡♡と最奥を何度も殴られ、キャパオーバーとばかりに身体が激しくガクガク震える。そして萎んで無様にぺちぺち跳ねるちんぽから、ぶっしゃあああぁぁぁぁっっ♡♡と勢いよく潮が噴きあがった。
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「あ゛ひっっ♡♡♡はっ、りゅ゛っ♡♡♡はりゅぅっ、はりゅぅぅ゛っ♡♡♡」
「はぁっ、はっ♡とわっ、とわっ♡はぁ゛っ、たまんないっ♡ずっとっ、お前としたかった……っ♡」
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もう限界が近いのか、ハルがラストスパートとばかりに更に激しくどちゅどちゅ突いてくる。射精に向けてちんぽは極限まで膨れ、忙しなく脈打っている。俺は朦朧としながらもハルの腰に脚を巻き付け、早く中に出して♡とばかりにねだる。中に思いっきりぶちまけて、ハルのものにされたくて、まんこも胎の中もきゅんきゅんしてやまない。
「ふっ、くぅ゛っ♡はぁっ、ぁ゛っ♡とわっ、とわっ♡イくっ、出るっ♡ザーメン、出るっっ♡」
「んぁ゛っ、あへっっ♡♡♡らひてっ、らひてぇぇ゛っ♡♡♡にゃか、にぃ゛っ、お゛っ♡♡♡はりゅのっ、ぜんぶちょぉらぃ゛っ♡♡♡」
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中でちんぽがドクンッ♡ドクンッ♡と、雄々しく力強く何度も脈動する。それに合わせ、ぐっぽりハマった結腸口に勢いよくザーメンが叩きつけられる。濃厚で重たくて熱いハルの子種が、次から次へと大量に飛び出てくる。
「お゛、ぉ゛~~~♡き、もぢいいっ♡とわのまんこに、なかだしっ♡きもちよすぎるっっ♡」
「んくっっ、はへぁぁ゛♡♡♡は、りゅのっ♡♡いっぱい、でてりゅぅ゛……♡♡♡」
種付け本能丸出しといった感じで、ハルが腰をぐっ♡ぐっ♡とめいっぱい押し付けては揺らしてくる。それはもう気持ちよさそうに射精する姿と、胎の中が熱く満たされていく感覚に、たまらなくゾクゾクさせられる。ハルに、ザーメンでマーキングされてる……♡おなかいっぱいにされてる……♡
「はぁ゛っ、はぁぁ゛っ♡っ、トワっ、ちんぽ搾りすぎ……っ♡くっ、んん゛っ♡ザーメン、止まんな……っ♡」
「んはぁ、ぁ゛……っ♡♡♡きも、ちぃぃ……♡♡♡はりゅうぅ♡♡もっとぉ……♡♡♡」
「……っっ♡こ、の……っ♡」
気持ちよすぎるあまり、自分でも信じられないくらい甘ったるい声が出てしまう。腰を揺すってザーメンをねだると、ハルはなんとも色っぽい顔で根こそぎひり出した。腰をガクつかせては呻きながら、最後の一滴まで中に注いでくれた。
「っ、はぁぁっ♡はーー……♡めっちゃ、搾り取られた……♡」
「んん……♡♡ふぁぁ、はぁ……♡♡」
ハルの身体が弛緩し、俺の上にのしかかってくる。ハルの匂いと温かさに包まれ、俺はうっとりと息をついた。ずっとこのままでいたいと思うほど、心地よかった。
「……、トワ……」
「……っ、うん……?」
「……好きだ」
「……………………え?」
ふわふわと夢心地でいると、突如聞き捨てならない一言を投げかけられる。え……?今、なんて……?
「なんだよ、その反応。散々そう言っただろうが」
「いや、聞いてない!一回も言われてないけど!?」
「え?そうだったか……?まあ、そういうことだから、お前は今から俺のものな」
「っ、はぁぁ!?」
待てよ!俺の意思は!?咄嗟にハルを引き剥がすと、さも当然、何か問題でも?といった顔で見下ろされる。髪が乱れて頬が上気し、情事の余韻が色濃く残るその風貌は、言葉を失うくらいセクシーだった。ドキドキしながら見蕩れていると、ハルは肩を揺らして笑い始める。
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ハルがあまりにも真剣に言うものだから、さすがに気圧されてしまう。たまらず俺は視線を逸らすと、よそ見するなとばかりに顔を向き合わされる。そして唇に噛みつかれ、もう逃れられないのだなとしみじみ思い知らされるのだった。
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